長い学生生活をようやく終えて、内定も決まり、社会人生活に向けて準備をしている新卒の方の多くがあることで悩んでいます。それはお金がないこと!
親にはもう頼れないし、アルバイトは就職活動のためにやめてしまったけれど、社会人生活をスタートするために引っ越しや、スーツなどにお金が必要という人は少なくありません。
そんなときに頼れるのがカードローンなのですが、はたして新卒でも借入することは可能なのでしょうか?
就職準備にお金が必要!新卒でも借入できる?
新卒でも借入できるかどうかというのは、カードローン審査について調べてみるとわかります。カードローンを利用する際には必ず審査がありますが、どのようなことを審査するのでしょうか。
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数
- 他社からの借入件数
- 過去の借入歴
年収
年収は申込者の返済能力を見極めるためにも、限度額を設定するためにも、大変重要です。しかし、年収が低いからと言って審査に通らないというわけではなく、重要なのは安定した収入があるということです。
カードローンの申込資格には必ず安定した収入があることが条件となります。つまり、新卒でまだ働き始めていない場合、安定した収入がないわけですから借入は難しいと言えます。
いくら内定をもらったからといっても、内定が取り消しになることもあり得るので内定者に貸付を行うことはリスクをおうことになります。
勤務先
つまり、ここでも新卒でまだ就職していなければ勤務先を確認することは不可能ですから審査には通らないと言えます。
(⇒キャッシングをするための職業)
勤続年数
勤続年数は申込者が勤勉かどうかなどの判断材料となります。一般的には勤続年数1年以上が好ましいのですが、カードローン会社の中には柔軟に対応してくれるところもあります。
新卒の場合は勤続年数もゼロなので難しいですね。
他社からの借入件数
審査の際に、まずチェックするのが他社からの借入件数や借入額です。すでに他社から借入がある場合には、返済能力が十分にあるのか判断する必要があります。
また総量規制という法律では年収の1/3までしか借入できません。複数の借入をしている場合でも、借入総額が年収の1/3を超えることはできません。もし1/3を超えて貸付を行えば、会社が罰則を受けることになりますので、審査では必ず借入件数をチェックします。
新卒の場合は、他社から借入はないと思いますのでこの点は心配しなくてもいいかと思います。
過去の借入歴
過去の借入歴は個人の信用情報に記録されていますので、隠すことはできません。またこれからカードローンを利用する人は信用情報に傷がつかないようにすることが大切です。
もし過去にカードローンやキャッシングを利用したことがなければ、この点は心配要りません。
新卒でも借入できるのはどんな場合?
審査の点から見ても、新卒で借入をするのは難しいようですが、それでもどうしてもお金が必要という場合にはどうしたらいいのでしょうか?
学生ローンを利用しよう!
学生ローンというのをご存じでしょうか?学生ローンとは大学生・大学院生・短大生・専門学生・予備校生等などの学生を対象としたローンのことで、アルバイトなどで少額でも収入があれば利用することができます。
ここでは人気の学生カードローンマルイをご紹介しましょう。マルイの金利は15.0%~17.0%、最大で50万円まで借入が可能です。
申込資格
- 安定した収入のある学生の方、又はマルイの基準を満たす方
必要書類
- 学生証(ただし、免許証や保険証があればより良い条件で借入ができます)
申込から借入まで
【1】HPから申し込み
↓
【2】同意事項を確認
↓
【3】申込フォームに入力
↓
【4】マルイからの連絡を待つ
返済は自由返済方式 となります。
毎月1回、利息分の金額を入金します。元金は契約期限までに利用者の都合に合わせ自由に返済することができます。
マルイでは友人を紹介すると金利の引き下げやクオカードのプレゼントなどのサービスがあります。学生カードローンの中には就職した後、引き続き利用できるものもあります。(こちらもご参考に→学生におすすめのカードローン情報)
クレジットカードのキャッシングを利用しよう!
もう一つの方法としては、学生専用のクレジットカードを持つことです。クレジットカードを作る際には審査が必要となりますが、学生向けのクレジットカードはハードルが低いので作りやすいのです。
学生専用のクレジットカードでも5万円以下のキャッシングが可能なものもありますので、クレジットカードを利用してお金を借りるというのも手です。ただし、クレジットカードを作るためには親の承諾が必要なものもあります。
まずは就職して働くこと!それから審査の緩いカードローンを探そう!
学生カードローンなどをご紹介しましたが、とりあえずどうにかなるという場合には、就職するまでもう少し待ちましょう。就職して安定した収入を確保できれば、借入先の幅も広がります。
ただ、就職直後では勤続年数が低いので、なるべくハードルの低い借入先を探す必要があります。ハードルが低いと言えば、やはり中堅の消費者金融でしょうか。
消費者金融はちょっとこわいと思う人もいるかもしれませんが、現在では法律が整備され、消費者金融はとても安全になりました。中堅の会社は大手に比べて知名度は低いですが、人気の会社は多数あります。
人気はキャネット!インターネットでラクラク申込
キャネットは京都にある消費者金融です。キャネットの人気の理由は来店不要で24時間申込受付をしていること、即日融資が可能なこと、また審査が通りやすいということです。
キャネットの金利は15.0%~20.0%で、最大で300万円まで借入ができます。
申込資格
- 年齢20歳以上、69歳以下のご本人に安定した収入のある方(学生、主婦、パート、アルバイト可)
必要書類
- 運転免許証、健康保険証、住民票の抄本(写し)など
- 限度額50万円以上の場合は収入証明書
返済は残高スライド元利均等返済方式となります。
返済日は5日、10日、15日、20日、25日、30日の中から都合にあわせて選ぶことができます。
借入金額 | 元利定額返済金額 |
---|---|
10万円以下 | 3,000円以上 |
20万円以下 | 6,000円以上 |
30万円以下 | 9,000円以上 |
40万円以下 | 12,000円以上 |
50万円以下 | 15,000円以上 |
50万円超え | 10万円毎に3,000円を加算した金額 |
新卒では借入は難しい!借入はもうちょっと待とう!
新卒でお金が必要という人は、学生ローンという手もありますが、就職するまで待つのがベストです。就職活動でアルバイトを辞めてしまった人も多いかもしれませんが、アルバイトをしていれば借入先も多数あります。
また就職して、安定した収入を確保できれば、多少勤続年数が短くても借入できる幅は広がります。就職して、審査の緩いカードローンを利用するのが結果的には最もスムーズに借入できるベストな方法かもしれません。
ここでは人気の中堅の消費者金融キャネットをご紹介しましたが、口コミをチェックすれば他にも条件のいい借入先があるはずです。
カードローンを利用する際には十分に情報を集め、自分に合った借入先を選ぶことが早めの返済につながります。
【参考ページはこちら】
就職内定者でもカードローンは使える?