今では、それほど珍しくないスピード融資ですが、スピード融資だけにこだわってもそれほどお得ではありません。
というのも、借入過多となっている人の場合は審査に落ちてしまう可能性が高いからです。
なので、まずは審査が甘い銀行やサラリーマン金融を知っておきましょう。
銀行は昔と違い、審査についてもそれほど厳しくなくなっていますので、主婦といった女性でもカードローン審査に通る可能性があります。
借入過多でも銀行は使える?銀行カードローンの基礎知識
そもそも「借入過多はどこから?」という疑問があります。
銀行は現代でもマニュアル前提で審査を行っていますので、「銀行によって審査の難易度が違う」と判断しましょう。
なので、同内容の借入過多に陥っている人でも、「A銀行では落ちた、しかしB銀行では通った」ケースは少なくありません。
要するに、審査が甘い銀行は甘いのですが、それ以外の銀行では限りなく審査が厳しくなっているのです。
サラリーマン金融は、「全体的に似通った審査基準」を設けています。
しかも、以下のような面倒のないカードローン審査を行っていますので、無駄な時間を使わずにカードローン審査を終えることまで可能です。(こちらもご参考に→銀行カードローンの審査基準を教えて!)
- 審査が早い
- ネットのみで審査可能
- 店舗を訪れる必要なし
銀行カードローンの場合、「審査、契約」の際に店舗を訪れる必要が発生します。
最寄りに銀行があるのであれば問題ありませんが、人によっては駅を利用しないといけない場合もありますので、この点に関してはサラリーマン金融のほうが優れているでしょう。
銀行カードローン審査で落ちた場合の対処方法
借入過多ということで、銀行カードローン審査に落ちてしまうこともあります。
ですが、些細な理由で銀行カードローン審査に落ちている可能性もあるので、落ちてしまったことを嘆いてばかりはいられません。
銀行カードローン審査で落ちてしまう人は、以下に要因があり審査落ちの扱いになっているとされています。
- 申込内容に不備が見つかった
- 借入希望額が大きい
- 短期間で何度も申込を行っている
「不備が見つかる」というのは、カードローン審査で用いる申込内容に空欄などが目立つという意味です。
カードローン審査は、あまりにも内容に問題が多いとその点を指摘してもらえるのですが、微妙に空欄が存在するだけの場合は審査が進んでしまいます。
以下の記入において空欄がなかったか確認するのも大事です。
- 借入件数
- 借入総額
- 連絡先の電話番号
マナーは守っている?カードローン審査はマナーも見られる
素行不良は言うまでもありませんが、カードローン審査でも「人となり」は見られるものと思っておいたほうが良いです。
例えば、借入希望額が大きすぎる場合は「金融機関も警戒を強める」と理解しておきましょう。
年収に対して「4分の1以下」が借入希望額では望ましいです。
これを知らずにカードローン申込を行っていると、最終的に「お金に困っている人物」と評価されることがあります。
このような人物は、業者では「ブラック」と呼んでいることがありますので、安易に借入希望額は大きくしないほうが賢明です。
金融トラブルを起こした人のことをブラックと言います。
もしくは、金融機関に対してマナー不足が指摘される行為を働いた、もしくは迷惑をかけ続けた場合もブラックとして扱われることがあります。
カードローン申込では「申込の回数」も重要になってきます。
可能な限り、審査に落ちたからといって同名の金融機関で申込を繰り返さないようにしましょう。
「迷惑行為」と扱われてしまい、銀行カードローン審査では審査対応をしてもらえないこともあるのです。
カードローン審査で落ちてしまうと、その分だけ「落ちてしまいやすくなる」という特徴がありますので、審査落ちとなった後は「1週間程度」待ってから審査申込を再開したほうが良いでしょう。
他で借りるのも1つの手段!借入過多でも借りられる金融機関
銀行カードローン審査では、あまり良い感触がなかった・・・という人もいるでしょう。
銀行系以外でカードローン契約を結ぶ場合ですが、以下のようなデメリットが発生しますので、先に以下を理解されてから申込むようにしましょう。
- 金利が高い
- あまり借りられない
- 審査に時間がかかることもある
上記のようなデメリットがあるのですが、銀行系以外であれば以下のようなメリットを受けられることもあります。
- 金利0%で借りられる
- 審査で落ちる心配が少ない
- 信用が貯まる
「金利0%」ですが、サラリーマン金融の場合に多いキャンペーンのことです。
ただし、期間にして「1ヶ月間」で金額にして「10万円程度」の借入まで適用となっています。それほど長期で対応しているキャンペーンでもありませんし、「初回のみ利用可能」となっているので過去に利用のあった人は利用できません。
銀行とサラリーマン金融は融資の内容に差がある
銀行やサラリーマン金融には、あまり語られていない裏の審査基準のようなものが存在します。
これを属性というのですが、現代のカードローン審査では重要な項目でもあります。
ただ、スピード融資を受けられる銀行やサラリーマン金融でも、微妙に違いがある程度となっていますので、大きな差が全体的に見られるわけではありません。
審査項目(属性) | 銀行の対応 | サラ金の対応 |
---|---|---|
年収 | 100万円以上必要 | 安定した収入が必要 |
勤続年数 | 1年以上必要 | 1年以内でも問題ない |
お勤め先 | 中小企業以上が好ましい | 安定した収入が必要 |
借入件数 | 3件以内 | 5件以内 |
借入総額 | 100万円以内 | 総量規制に則る |
年収に対して借入額が定まっている規制のことを総量規制と言います。
年収の3分の1以上は借りられない規制でもあるのですが、ノンバンク系(銀行系以外)で定まっている規制なので、銀行は総量規制の対象外でお金を借りられます。
年収が少なくても大丈夫?現代のカードローン事情
サラリーマン金融の場合、年収が100万円以上でない場合でもカードローン審査を申込めます。
サラリーマン金融の場合、安定した収入を得ているようであれば審査対象者となれるのです。
「安定した収入」というのは、「安定継続している収入」を主に言っています。
以下のような雇用形態で収入を得ている人であれば、特に問題もなくカードローン審査を申込めます。
- 正社員
- 派遣社員
- アルバイト
- パート
上記のような雇用形態であれば問題ないので、「ほとんどの人」がサラリーマン金融であれば審査対象者になれるのです。
ただ、以下のような形で収入を得ている人の場合、サラリーマン金融でもカードローン審査は厳しいかも知れません。
- 自営業者
- 社長
- 夜専門の仕事
- 風俗関係
- 金融関係
- 新しく誕生した職業
夜専門の仕事というのは風俗関係ばかりではありません。
人によっては「夜勤専門」で工場勤めされている方もおられますので、そのような方は収入の不安定が少しでも見られると、カードローン審査の対象者とならないことがあります。
借入過多でなくても借りられない!?職業と審査の意外な関係
夜専門の仕事以外にもカードローン審査の対象者とならないケースは存在します。
例えば「タクシー運転手」といった「出来高制」の仕事では、収入が安定していると判断してもらえません。
(⇒様々な職業の方におすすめのキャッシング情報)
似たような収入形態では「営業」に関する仕事も同じです。
風俗関係などが該当となりやすいのですが、仕事の収入が高くても「いきなり仕事を辞める可能性がある」仕事については、あまり高い評価を得られないのです。
ただし、以下のような銀行やサラリーマン金融では、「夜専門の仕事」でもカードローン審査可能としている金融機関が存在します。
- 銀行:新生銀行レイク
- サラ金:プロミス
- サラ金:モビット
- サラ金:アイフル
- サラ金:アコム
※サラ金=サラリーマン金融の略称
新生銀行レイクでは、「レディースカードローン」にも対応しています。
これからお金が必要になりそう・・・という女性は、仕事の内容によっては、このような金融機関の利用も必要であることを覚えておいてください。
女性専用のカードローンのことをレディースカードローンと言います。
女性専用ということで、「夜の仕事、風俗関係」でもカードローン審査の審査対象者となれるのが特徴です。
特にデメリットのようなものはありませんが、50万円以上の借入は厳しい場合が多いカードローンとされています。
審査に落ちやすい人に朗報!審査はタイミングも重要
カードローン審査には審査タイミングというものが御座います。
審査タイミングは大きく分けて2種類あり、1つはノルマ、もう1つはキャンペーン期間です。
「ノルマ」というのは、銀行カードローンで良く登場するキーワードなのですが、銀行は契約者数を一定数以上にするという目標がある中で営業を行っています。
つまり、ノルマを達成できないというのは、銀行カードローンにとっては困る事態となるのです。
お金は貸すことで「運用されている」ものなので、カードローン契約者数が増えない場合は銀行側の利益も減ってしまいます。
そのためノルマが厳しい・・・という場合は自然とカードローン審査も甘い設定で審査されることが多くなるのです。
ノルマは下旬にかけて目標達成を急ぐようになりますので、銀行カードローン審査も下旬を意識して審査を申込むと良いでしょう。
次に「キャンペーン期間」を狙ってカードローン申込をするという手もあります。
キャンペーン期間はノルマとは違い、ノルマ達成などで利益が多く出ている金融機関で良く見られます。
つまり、キャンペーンが目立つようであれば、その金融機関は審査が甘くなっているということになりますので、願ってもないタイミングで審査を受けられるのです。
キャンペーンは、内容によっては3ヶ月以上続くものもあります。
銀行ではあまり見られませんが、サラリーマン金融であれば良く見かけることもあるので、このタイミングに絞って集中的に審査を申込むのも賢明な判断となります。
オススメの銀行は?人気の高い銀行カードローン
銀行カードローン審査で借入過多の人がお金を借りる場合ですが、可能な限り「スピード融資」は諦めたほうが良いでしょう。
銀行はサラリーマン金融と同じで、スピード融資にも対応しています。
ですが、スピード融資の場合は「じっくり審査」をしてくれないので注意してください。
中堅金融で多く見られる審査時間の長い審査のことをじっくり審査と言います。
じっくり審査を受けられる場合、審査時間は長くなりますが以下のような利点もあるため、近年では人気が高まってきている審査方法です。
- 借入過多でも審査に通ることがある
- 審査中に何度も相談が行える
- 収入証明に対応してくれる
じっくり審査についてですが、銀行では「新生銀行レイク」がじっくり審査を行ってくれることで有名です。
新生銀行レイクのレイクは、「サラリーマン金融のレイク」のことですが、カードローン審査の実績数では最多とされている金融機関でもあるので、審査の早さや正確さでは随一と思っても問題ないほどです。
あまり大きな借入に向いているわけではありませんが、銀行でカードローンを持ちたい・・・という場合は、審査が正確で甘いとされている新生銀行レイクがオススメとなります。
オススメのサラ金は?実績の多いサラリーマン金融
初めて、もしくは2回目以降の契約を狙ってサラリーマン金融を探している場合、サラリーマン金融で「男性・女性から支持されているアイフル」を利用されてみることをオススメします。
オススメできる理由ですが、アイフルは小さな借入から対応している良心的なサラリーマン金融だからです。
サラリーマン金融というと、近年では「過払い金返還請求騒動」がありましたので、それを気にして貸し渋りが目立つようにもなってきました。
大手サラリーマン金融でもそれは同じです。
ですが、アイフルはあまり過払い金に関するトラブルを出していませんので、健康的な金融機関として人気が高まっています。
さらにアイフルは初回、初回以外の申込相手に対して「良く増額をしてくれる」サラリーマン金融でもあるのです。
増額というのは、以下のような特徴もあるので注意が必要となります。
- 業者のほうで増額可能額を先に評価している
- 業者のほうから連絡があった場合は審査が甘くなりやすい
- 定期的に増額対応している業者とそうでない業者に分かれる
アイフル以外ではあまり増額チャンスが到来しないので、将来的に大きな借入も予定している人はアイフルと相性が良いでしょう。
ノンバンク系は総量規制!総量規制は銀行系のみ対象外
前述しましたがノンバンク系は総量規制が適用となっていますので、銀行系のように総量規制対象外となっていません。
また、総量規制などで良く登場する「借入件数」ですが、以下の条件を満たしているものを1件として加算し、その合計数を借入件数としてカードローン申込では記入を行う必要があります。
- ローン契約を結んでいる
- 現時点で返済分(残高)が残っている
主だったローン契約では以下のようなローンがありますが、あまり日常的ではないものは中々含まれるものではありません。
- 住宅ローン
- 不動産ローン
- 自動車ローン
- 医療ローン
- その他の金融商品(カードローン含む)
スピード融資に対応している銀行やサラリーマン金融の場合、「必ずチェックされる項目」でもあるので、借入件数は曖昧に記入しないほうが良いです。
それと、「完済されない限りローンは消えない」ということも忘れてはいけません。
自動車ローンの残高が数万円以内でも1件は1件として加算されますので、小さな借入は該当しない・・・というわけではないのです。
もし、借入件数が不明という場合は、先に金融機関にそのことを伝えておきカードローン審査を申込むと良いです。
1件ずれているというだけで審査落ちになる・・・というものではありませんので、なるべく正確な借入件数を記入するようにされていれば、大きな問題とはなりません。
総量規制対象外のカードはカードローン以外にも存在する!
総量規制対象外というキーワードは、借入過多の人や「これからお金を借りる人」にとっては魅惑のキーワードとなります。
ですが、カードローン以外の総量規制対象外の金融商品はどれ?ということで、頭を悩ませている人もおられるでしょう。
総量規制対象外の金融商品ですが、多くの人が利用されるものでは以下の金融商品が該当となります。
- 借換ローン
- おまとめローン
- クレジットカードのショッピング枠
- 自動車ローン
- 目的ローン
「借換ローン、おまとめローンはサラリーマン金融でも販売している」金融商品です。
サラリーマン金融では、「返済支援制度に則ったカードローン」の販売も行っていますので、100万円以上の借金をサラリーマン金融で借換える(まとめる)ことも可能となっています。
借金で返済に困っている人が利用できる制度のことを返済支援制度と言います。
具体的に以下の条件を満たせるようであれば、銀行やサラリーマン金融では審査対象者として審査を行ってもらえるでしょう。
- 返済の意思がある
- 審査の際に必要な書類を提出できる
- 安定した収入を得ている
話題の返済支援制度!通常のカードローンとなにが違う?
返済支援制度で利用できる借換、おまとめですが「金利が安い」という魅力があるため、今では大変な人気となっているカードローンです。
- 通常の銀行:4.0%~15.0%
- 通常のサラ金:4.5%~18.0%
- 返済支援制度:7.0%~14.0%
返済支援制度であれば、100万円以内の借入であっても「金利が1%程度」は安くなります。
毎月の返済に置き換えると、50万円であれば年間で5000円も金利が安くなりますし、100万円であれば1万円も金利が安くなるのです。
「長期の借入も許可されやすい」ので、借入過多で苦しんでいる人には最適なカードローンでしょう。
借換の場合は1件のローンを借換えることができるのですが、複数のローンに悩んでいる人はおまとめローンで、ローン全てを1本化することができます。
返済支援制度は、銀行やサラリーマン金融で積極的に販売されている状況となっていますので、借入過多の解消を検討されている方は、良ければ銀行などで返済支援制度の相談を持ちかけてみてください。
金利についても、前述のような1%程度の変動だけでなく、2%以上で変動するチャンスがありますので、借入がグッと楽になったという人も多いカードローンとして親しまれているローンプランです。
【参考ページはこちら】
おまとめローンに対応している金融機関はどこ?