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間違えると危険!「クローバー」という借入業者は複数ある!?

貸金業者の中には、似たような名前の業者が複数存在しているケースがあります。今回紹介する「クローバー」と名のつく金融業者も、そのうちの1つです。

似たような名称の金融業者存在する場合、気をつけなくてはいけないのが、本来とは違う方の業者を間違えて利用してしまうことです。それが、別の通常の消費者金融ならばそれほど問題では無いのですが、闇金であったりすると大変なことになります。

今回は、似たような名称をもつ複数の貸金業者を利用する場合の注意点と、間違えて悪徳金融業者に引っかからないようにするための基礎知識を解説していきます。

何故似たような名称の貸金業者がたくさんあるのか?

クローバー消費者金融は、大きく分けて3種類の名称が混在しています。1つ目は特定の銀行や消費者金融が「商品名として」クローバーという文字列を起用しているパターン。

これは、あくまでカードローンなどの借入プランの名前であり、会社名ではありませんが、インターネットの検索などで「クローバー・借りる」というようにキーワードを入れると該当します。北洋銀行が展開する「クローバーカードローン」などがこの一例です。

2つ目は、正式な消費者金融としてのクローバーという会社が該当するパターンです。広島県にある中小のクローバーという消費者金融はれっきとした合法の金融業者です。ここを利用する分には問題ありません。

問題は3つ目の東京都にあるクローバーという闇金です。この業者も同じキーワード検索で出てくるのですが、これを間違って利用してしまう人が多く、政府からも注意喚起されています。

このように、一言でクローバーと言っても幾つかの候補が同時に出てくるように、似たような名称の貸金業者が複数存在しているケースがあります。この原因として一番多いのは、正規の名称を持っている名前を利用して闇金が同じ名前をつけて参入してくるケースです。

闇金の戦略と似た名前の業者が増えるメカニズム

同じような名称の金融業者を名乗るメリットは通常の消費者金融にはありません。利用者が混乱するだけですし、似た名称の消費者金融が同程度の事業規模になった時に、人気の喰い合いのような状態になり、顧客が分散してしまうからです。

名称を似せて利益があるケースというのは、「本来であればそこにいかないはずの利用者を意図的に誤認させて誘導させる」というケースだけになります。これが、闇金がいかにもな名称や既存の貸金業者に似た名称を名乗る理由なのです。

闇金は基本的に、最初は全く無名な状態から経営を開始します。しかも、違法な金利で債務契約をすることがほとんどなので、わざわざその闇金を探して契約しようとする人は皆無に近いです。とすれば、闇金が最も手軽に顧客を確保するためには、利用者に「間違って利用してもらう」のが理想的な戦略となります。

利用者がある特定の貸金業者を利用しようとしていて、間違って闇金に行ってしまう理由としては、「名前が似ているから」という理由が一番です。闇金はこれを利用して、意図的に名前をそれらしく見せるように工夫しているのです。

クローバー消費者金融を利用する人が陥りやすい勘違い

クローバーという闇金は、冒頭で紹介した北洋銀行のクローバーカードローンを利用したい人が、間違えて利用するというよりも、「ブラックでも借りられる」という闇金の典型的な文句につられて利用する人が圧倒的に多いです。

この「ブラックでも借りられる」という文句や「審査不要」という文句は、闇金の常套手段と言ってもいいほど、ある意味メジャーなものです。確かに、合法な中小の消費者金融の中には、金融事故を起こしたブラックの人や、自己破産したばかりの人でも、少額であれば借入を許可してくれる業者は存在します。

しかし、それはあくまで極小数の優良な中小消費者金融に限った話です。通常、ブラックになった人の借入は不可能ですし、もし出来たとしても最小限の額の借入しか認められていません。

「簡単」というメッセージで勘違いしてはいけない!

「現金化」という文字があった場合は闇金である可能性が極めて高いです。「クレジットカード現金化」や「携帯電話現金化」というものが出てきたら、それはイコール「私たちは闇金です」と言っているようなものなのです。

こうした簡単にお金が手に入るような文句が優良な貸金業者だと勘違いするケースが多いのです。闇金のクローバーは特にこうしたメッセージをふんだんに使って宣伝しています。

クローバーに限らず、闇金を優良な貸金業者だと勘違いしてしまう人の大多数は、「審査緩い消費者金融=優良な貸金業者」という先入観を持っています。だから、「すぐに借りられる」というような文句や「審査不要」というような少し考えればそんなことはあり得ないと分かるような文句を謳っている闇金に引っ掛かってしまうのです。
(⇒審査が緩いカードローン情報はこちら

闇金などの悪徳金融業者を見分けるための3つのポイント!

似たような名称を持っていたとしても、所詮は違法なことをしている闇金です。名称は取り繕うことは出来ても、内容までは誤魔化すことは出来ません。そこで、誰でも簡単に闇金かどうか見分けられるポイントを幾つか紹介します。

一見して健全な貸金業者に見えても、実は闇金だったというようなケースがたくさんあるので、簡単にでも良いから、わかりやすい判断基準を持っておくと重宝します。

「君子、危うきに近寄らず」という言葉通り、基本的には無名の消費者金融は利用しないのが一番ですが、必要に駆られてどうしても利用せざるをえない場合もあるでしょう。そうした時に闇金に誘導されないようにしなくてはいけません。

闇金かどうかは企業概要だけで判断できる!

若干手間がかかりますが、対象の貸金業者が闇金がどうか確実に見分けられる方法があります。それが、「営業(許可)登録番号」を調べる方法です。

個人であっても組織であっても、第三者にお金を貸して利益を得るような事業をする場合、政府(金融庁)に営業許可を取る必要があります。その認可がおりると、政府から営業登録番号という番号が発行され、これが貸金業の許可証代わりになるのです。

この番号を控えて政府の専用ホームページに入力すると、事業代表者の名前、会社の名称、いつから事業を始めたのかといった情報を照会することが出来ます。闇金はこの営業許可番号を持っていません。要するに国に無断で貸金業をしているのが闇金というわけです。

この番号が会社概要にない場合、または店頭で聞いた時に答えてくれない場合は闇金だと確定できます。嘘の営業許可番号を伝えるようなケースもあるため、無名の消費者金融を初めて利用する場合は、必ず営業許可番号を控えて照会するようにしましょう。

もっと手軽に闇金を見分ける方法とは?

営業許可番号を調べるにはインターネットを利用するしかありませんが、そんな手間をかけられない場合、もっと簡単に闇金を見分ける方法を知りたいという人もいるでしょう。

その際におすすめするのが、連絡先が固定電話ではない場合と、金利(特に遅延損害金)が明記されていない場合です。最近は少し減ってきましたが、通称「090金融」と言われる、携帯電話しか連絡先がない闇金が非常に多かった時期があります。

貸金業者の場合は、法律で必ず固定の住所を持つ事務所を作ることが義務付けられています。そのため、合法な業者であれば必ず固定電話の電話番号を持っています。しかし、違法な闇金の場合、すぐに行方をくらませられるように、連絡先が携帯電話しかないというケースが非常に多いのです。

また、闇金の殆どが違法金利(現在では年利20.0%を超える場合)を設定しています。利息制限法では、借入の金額に合わせて18%、15%と上限が下がっていきます。これがどの借り入れ金額でも一律20%の場合も闇金です。

そして、返済が遅れた際に支払う遅延損害金が明記されていない場合も注意が必要です。これも、法律によって明記することが義務付けられていますが、知らない人が多く、闇金にとっては一番それと知られずに違法金利を取りやすい部分なので、必ず確認しましょう。

似た名称がある消費者金融を利用する際の注意点のまとめ

さて、これまでに似たような名称を含む闇金などの悪徳金融について解説してきましたが、最後にこれまでのまとめとして、こうした悪徳金融に引っかからないようにするための要点をまとめておきます。

まず前提として、可能であれば、有名な大手の消費者金融か銀行の借り入れを優先して利用することです。これさえ問題なく出来れば、闇金の見分け云々など考える必要はなくなります。

審査に落ちたといった理由でどうしても中小、あるいは無名の消費者金融を利用しなくてはいけなくなった場合は、営業登録番号を金融庁のホームページ等で照会することです。さらに、似た名称のちゃんとした貸金業者が他にないかを調べること。これは間違って闇金に誘導されていないかを調べるためです。

そして最後に、企業概要に記載されている連絡先電話番号、金利、遅延損害金をすべて調べて、初めて契約の申し込みをするのが良いでしょう。

【参考ページはこちら】
ブラックでも無担保借入はできるの?

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