キャッシングをしたのはいいけれど、融資の限度額がもう少しあったらな・・と、考えている人はいませんか?最初の申し込み時に決まった限度額ですが、この額はずっと同じだと思っていませんか?実はそうではありません。
融資の限度額というのは、あとから引き上げてもらうことが可能です。いわゆる増額ということになります。では、今もっとも人気があるレイクでの増額は、どういう仕組みとなっているのでしょうか。ここでは、レイクでの増額について考えてみたいと思います。
レイクでの借入れとはどんなもの
レイクといえば、新生銀行が提供しているカードローンのことになります。消費者金融だと思っている人もいるかもしれませんが、レイクは2011年に、新生銀行の傘下に入ったことで、貸金業ではなく、銀行系の融資になったわけです。
そんなレイクでの借り入れですが、銀行カードローンでありながら、消費者金融時代のサービスはそのまま継続されているので、即日融資が可能、審査は柔軟、無利息サービスもそのまま残っている、何とも嬉しい金融機関です。
新生銀行カードローンレイクの貸付は、以下のような条件です。自分が借り入れるための条件に当てはまっているか、まず確認してみましょう。
項目 | 条件 |
---|---|
融資額 | 最大500万円 |
総量規制 | 対象外(上限なし) |
金利 | 4.5%~18.0% |
即日融資 | 可能(最短即日融資) |
審査時間 | 最短30分程度 |
申し込める年齢 | 20歳~70歳 |
借入単位 | 1,000円 |
無利息サービス | 5万円まで180日間・それ以上30日間 |
借入金額の限度額ってどういうことなの
レイクの条件は、自分がお金を借りるための条件とマッチしていましたか?問題なければ、レイクでの申し込みへ進めばいいのですが、借入の限度額について、ここできちんとおさらいしておきましょう。
レイクでは、最大融資額が500万円となっています。銀行カードローンなので、総量規制は関係ありません。すなわち、審査次第では、最大額の500万円を融資してもらうことも、不可能ではないわけです。
初めて申し込むと限度額は低い?
レイクに限らず、初めての申し込んできた人に、いきなり高額な融資をしてくれる金融機関は、ほとんどないと言っていいでしょう。すなわち、初めて申し込んだときというのは、限度額が低いのは当たり前ということになります。
初めて申し込んだとき、「希望していた融資の額よりかなり低かった!」と、落胆した人もいるでしょうが、そんなに落ち込むことはありません。誰でも初めて申し込んだときは「限度額は低くて当たり前」なんですよ。
限度額が低いわけはこれだ!
「初めての利用は、なぜ限度額が低いのか?」と、不思議に思う人もいるかもしれませんが、最近の融資は「担保・保証人は不要」としているところがほとんどですよね。レイクももちろんそうです。担保・保証人を用意する必要はありません。
すなわち、借りる人の「信用情報」を元にお金を貸していることになります。信用情報とは、「本当に信頼できる人なのか?」ということを見極めなければいけません。初めて会った人のことを信頼できるかどうか、見極めるのが、いわゆる審査です。
もちろん、その人の信用情報を確認するのはもちろんのこと、申告してきた内容に虚偽の報告がないか確認して、属性情報を元に判断します。とはいえ、100%判断できるものではありませんよね。その人の人間性まではわかりません。
そのため、初めての利用者に対しては、低めの限度額を設定しておき、その後の取引状況で、信頼できるかどうか判断するわけです。
最初の申し込みで決定する限度額とは
最初の申し込み時に決定する限度額とは、いったいどのように決まるのでしょうか?もちろん、申込者の希望額は参考にします。しかし、これはあくまで参考にするだけで、希望をそのまま限度額にするわけではありません。
あくまでも、審査によって限度額は決定します。申込者の信用情報、属性情報などを元に判断し、決定します。ただし、いくら属性情報が良かったとしても、いきなり高額な限度額が設定されることはない、と思っておきましょう。
属性によっても違ってきますが、最初の申し込み時の限度額は、たいてい30万円~50万円程度だと思っていてください。50万円の限度額がつけば、良かったほうだといえるでしょう。
限度額はあとから引き上げられる
例えば、最初に申し込んだときの限度額が30万円だったとします。利用していくうちに、「足りないな~もう少し限度額あったらな~」と、思った場合は、あとから50万円などに引き上げてもらうことが可能、だということですね。
ただし、ただ申し込めばそれで増額されるわけではありません。増額にあたって、審査があることは覚えておきましょう。ほぼ、最初に申し込んだときと同じような審査だと思っていいですが、増額審査のほうが厳しいという声もあります。
限度額を引き上げてもらう方法
レイクで融資の限度額を引き上げてもらうには、どうすればいいのでしょうか?大きくわけて方法はふたつあります。その方法は、以下の通りです。
- 自らレイクに増額を申し出る
- レイクから増額依頼がある
自らレイクに増額を申し出る
レイクでの借り入れを利用している人が、自らレイクに増額を申し出るのが、ひとつめの方法です。「限度額が足りない!」という場合は、自分からレイクに連絡することで、増額してもらえます。ただし、依頼すれば必ず増額してもらえるわけではありません。
残念?なことに、増額するためには、また審査があります。「え?せっかく審査に通ったからレイクを利用しているのに!」と、理不尽に思う人もいるかもしれませんが、最初の審査は、今の融資額に対して行われたものです。
そのため、「新たな融資額に対して問題ないかどうか」を、審査されることになります。もちろん、信用情報から属性情報まで、すべてチェックし直しということになります。そのため、審査に自信のない人は、要注意ですよ。
レイクから増額依頼がある
自ら増額を申し込まなくても、レイクから「増額しませんか?」と、連絡してくれる場合があります。レイクから言ってくれるのであれば、自分で申し込まなくていいわけだし、誰でもこっちのほうが何となくいいような感じがしますよね。
ただし、レイクは誰でも片っ端から「増額しませんか?」と、連絡しているわけではありません。レイクが「優良な顧客」だと判断した人のみに、増額の依頼をしていることになります。「優良な顧客」は、レイク独特の判断基準で決定されています。
レイクから「増額しませんか?」と、言われたからといって、審査をしていないわけでありません。実は知らないうちに審査されています。本人が気づいていないだけですね。レイクから連絡があった時点で、審査は終わっていると思っていいでしょう。
限度額を引き上げるためにやっておくこと
- レイクとの取引実績をつくっておこう
- 返済は忘れず完璧にしておこう
- 他の金融機関からの借入れは控えよう
- 属性の変更があったら必ずレイクに連絡する
- 個人の信頼情報はクリーンにしておく
- 最初の申し込みから最低でも半年程度経ってから
レイクとの取引実績をつくっておこう
取引実績とは、レイクでの借り入れのことです。レイクで借入を申し込んだのに、まったく利用していないことには、取引実績はつくれません。意外と思われるかもしれませんが、たくさん借りてくれている人のほうが、レイクにとっては上客となります。
カードローンの申し込みだけして、まったく利用していない人というのは、完全に上客にはなり得ません。「わざわざカードローンを申し込んだのに、何で利用しないの?」と、思われてしまうのは間違いありませんよ。
利用実績がない人に対して、増額はしてくれないと思っておきましょう。普通で考えても、利用していないわけなので、増額する必要はありませんよね。
仮に、利用することがなかったとしても、利用実績をつくるために、「わざと借りて返済する」のもひとつの手ですよ。借りたお金をそのまま返済にしてしまえばいいわけです。増額するには、それくらいの意気込みが必要だと思っておきましょう。
返済は忘れず完璧にしておこう
借入をしたら、返済するのは当たり前ですが、意外ときちんとできていない人がいるように思います。例えば、返済日を過ぎてから返済した場合、本人は「数日遅れただけだから大丈夫だろう」と、安易に考えがちですが、これが命取りになりかねません。
借入でいちばん大事なことは「約束を守る」ということです。数日遅れただけでも「約束違反」になるのは、間違いありませんよ。このようなちょっとしたことが、信頼関係にヒビが入る原因になります。
「返済は、必ずおこなう」「期日までに必ず返済する」ということを、完璧に守れている人は問題ありませんが、ちょっとでも違反した場合、増額の審査に通ることは、難しいかもしれません。
他の金融機関からの借入れは控えよう
レイクでカードローンを申し込んで、増額までしようとしているのに、他社からの借入も増えた場合、レイクはどう思うか、考えてみてください。「ウチでも増額して、他社からも借り入れてる?もしかして、借金地獄に陥っているのかな?」と、思われるかもしれません。
あちこちから借入をしている人に対して、増額してくれるでしょうか?よっぽどのことがない限り、増額の審査には通らないでしょうね。レイクで増額を申し込むのであれば、「レイク一筋」だということを見せるべきですよ。
レイクだって、「レイク一筋」のお客さんと「あちこちから借金しているお客さん」では、どちらを大事に思うか、わかりますよね。レイクで増額するのであれば、レイクでのみ借入することをおすすめします。
属性の変更があったら必ずレイクに連絡する
属性の変更とは、レイクでカードローンを申し込んだときに申告した、個人情報のことです。引っ越しして住所が変更になったり、結婚や離婚で氏名が変更になった、転職などで勤務先が変更になった、電話番号が変わった、などのことです。
これらの属性変更は、ついうっかり連絡し忘れてしまう場合が多いのはわかりますが、いかんせん、レイクとは信用を元に取引しているわけですよね。そのため、増額の審査でこれらが発覚してしまうと、心証が悪くなるのは言うまでもありません。
本来であれば、これらの属性変更は、みずからきちんとレイクに申告しないといけないことだということを、きちんと覚えておきましょう。増額を考えているなら、申し込む前にまずは変更があった旨を、レイクにきちんと申告してからですよ。
個人の信頼情報はクリーンにしておく
個人の信用情報とは、消費者金融・銀行・信販会社などが加盟している、金融情報に関する個人情報を登録する機関のことです。最初にレイクでカードローンを申し込んだときも、この信用情報は必ずチェックされています。
増額の審査においても、この信用情報を再度確認するはずなので、金融事故などを起こした人は、要注意ですよ。金融事故として、信用情報に登録されていると、それだけで増額の審査には通りにくいはずです。
心配な人は、増額を申し込む前に、自分で自分の信用情報を確認することをおすすめします。自分の信用情報は、開示請求することで、簡単に確認することが可能です。「確認してクリーンだったら申し込む」くらいがいいかと思いますよ。
最初の申し込みから最低でも半年程度経ってから
初めてレイクを利用した人は、融資の限度額が低めに設定される、という説明をしましたが、カードローンの申し込みをしてすぐに増額の申請をしても、なかなか審査には通らないと思っておきましょう。
理由は、「レイクとの信頼関係が築けていない」ということになります。レイクは、初めての申し込みから、最低でも半年程度かけて、「信頼できるかどうか?」を、取引でみています。大体、半年から1年程度取引してみるとわかるようですね。
それなのに、半年も経たずして、すぐに増額の申請をしたとしても、「信頼できるかどうか」の答えがでていないわけです。信頼できるかどうかわからないのに、増額はしてくれませんよね。レイクだって、困ってしまいます。
そのため、増額の申請をするのであれば、レイクと取引開始から、最低でも半年程度は待ってからにしましょう。できれば、1年程度実績を積んでからのほうが、審査にはより通りやすいはずですよ。
限度額の申請で注意すること
での増額依頼ですが、審査があるだけではなく、審査によっては減額されてしまう場合もあるので、注意が必要です。増額してほしいから連絡したのに、減額なんてあり得ない!と、誰でも思うでしょうが、実際によくあることですよ。
増額の申し込みがあって、再度審査をしたところ、「現在の融資額は高すぎる」と判断されてしまうと、容赦なく減額されてしまいます。最悪の場合は、レイクとの取引が中止となる場合もあるので、よく考えて申し込むようにしましょう。
せっかく増額してほしくて申し込んだのに、減額されてしまったのでは、たまったもんじゃないですよね。そうならないためにも、「限度額を引き上げるためにやっておくこと」を、しっかり確認しておくようにしてください。
慌てず時間をかけて利用実績を作るのが賢い方法
レイクでの増額を考えているのであれば、慌ててはいけません。カードローンの申し込みをして、利用実績を着々と積んでいけば、おのずとレイクから声がかかるはずです。「ぜひ増額しませんか?」と。レイクから声がかかれば、あなたはもうレイクの優良顧客です。
「融資の限度額を引き上げてもらいたいから、自分で申請する」というのも、確かにひとつの手ではありますが、せっかくなので、レイクから声をかけてもらったほうが嬉しいですよね。レイクから声がかかれば、審査にパスしたも同然です。
どうせ増額するなら「優良顧客」となって、レイクから声をかけてもらいましょう!「定期的に利用実績をつくる」「返済は100%完璧におこなう」など、当たり前のことをして、ある程度時間が経てば、誰でも優良顧客になれます。
さほど難しいことではありません。せっかくなので、優良顧客になって、レイクから声がかかるのを待ってみてはいかがですか?同じ増額するにしても、気分的に全然違いますよ!
【参考ページはこちら】
カードローンの限度額を決定する方法とは?