銀行のカードローンは安心の低金利や無理のない返済も魅力で、申込みを考えている人も多い事でしょう。その反面、銀行での借入にはその銀行の口座を作らなければいけないのが面倒と思う人も少なからずいるようです。
銀行によっては必ずしもその銀行の口座を作らされると言う事はありませんよ。もっとも口座があればよりスムーズに借入できるという事は確かにあります。
こちらでは銀行借入の際には口座が必要なのか、それにはどのようなメリットがあるのかなどをわかりやすく記載して行こうと思います。
銀行のカードローンと口座開設
銀行のカードローンは何よりも安全なイメージ、そして低金利が魅力で、申し込むなら銀行のカードローンと思われる人も多いですね。確かに大手の銀行も地方銀行も魅力的なカードローンを用意しています。
(⇒銀行カードローンでも簡単に借入!)
そんな銀行の中には申込み条件の中にその銀行の口座を持っている事となっているものも少なくありません。銀行は消費者金融と違い、融資のみを行っているのではありません。様々な業務の一つに融資という事がある訳です。当然預金口座を開設する事を条件とするのも頷けます。
ただ、銀行のカードローンがすべて口座を持っていなければ申込み不可と言う訳ではありません。銀行によっては口座不要となっている所もあります。ホームページで確認して下さいね。
口座を持っている事の意味
カードローンを申込もうと検討中の銀行の口座を持っていないという事は、その銀行との取引がないという事ですよね。銀行によっては口座無しのまま申込み出来、返済についても銀行の指定口座への振込やATMでの返済を受け付けています。
それでもやはり取引のある顧客の方へより確実に融資を行いたいと思うのが実情ではないでしょうか。 そういう意味では口座持っている方が有利と言えますね。
どのような取引をするのがより有効的?
口座を持っていると有利と言いましたが、単にその銀行口座を持っているだけでなく様々な取引状況でより有効的にカードローンを利用出来る場合もあるのです。
- 給与振込銀行である
- 各公共料金の振替銀行である
- クレジットカードなどの自動引落銀行である
同じカードローンを申し込むのなら、上記の取引のある銀行を選ぶのがより良いと考えられます。例えば銀行によっては取引内容によって金利をより低く出来る可能性があるのです。
上記に加えて住宅ローンやマイカーローンを利用している顧客への金利は通常よりも低く設定される場合もありますよ。銀行のカードローンに申込んだら口座を作らされるのではなく、口座があり、取引があった方が有利に融資をうけられる場合が多いと考えて下さい。
口座があると申込みもこんなにスムーズ
インターネットでカードローンに申込む時、口座を持っている人と持っていない人で申込み入口が違う場合がありますよね。口座を持っている人はこちらから、などとなっているでしょう。
そして口座のある人はウェブ完結となり、さらに通帳を手元に置いて申込みすれば、書類の提出も不要と言う銀行もあります。 通帳で口座番号などを確認する事で顧客の本人確認完了となる訳です。
銀行によっては口座不要で申込み入口も同じ場合もあり、一概には言えませんが口座を開設しておくとよりスムーズに申込みし易いという事です。
口座がありさらに取引がある場合のメリット
- 取引内容により金利がさらに低くなる
- 審査時に取引状況が良好な場合は優遇されやすい
- 取引期間が長ければさらに信用度が増す
住宅ローンなどの利用顧客は金利がかなり優遇されます。給与振込指定銀行であったり、公共料金の振替クレジットカードの自動引落などいくつかの取引が重なると金利面でお得になったり、審査時のプラスポイントになる場合もありますよ。
もちろん残高不足で引落が出来なかったり、住宅ローンの延滞、遅延がある場合は信用は失墜してカードローンも融資不可になる可能性がありますから充分に注意が必要です。
当然ですが、かなり以前から取引のある銀行で、信頼関係もしっかりと築けている場合は特に審査の面ではプラスポイントが高くなります。日頃の利用状況が大切という事ですよね。
口座を作ると言うよりも口座のある銀行を選ぶ事を考える
例えば金利面で自分の取引銀行よりも低い設定なので他行でカードローンを申し込みたい。その銀行が口座開設の必要のない銀行なら良いのですが、口座開設が条件、または契約後は口座開設が必要なら、今の取引銀行でのカードローンを検討されてはいかがですか。
長い年月をかけて積み重ねてきた取引実績を無駄にするのはもったいないように思えます。 特に主だった取引内容が無い場合なら新しく希望銀行口座を開設してカードローンを申し込むというのも良いでしょう。
口座がなくても申込める銀行について
銀行のカードローンの場合はやはり口座のある取引銀行での申込みが有利であるとお話ししました。それでは口座がなくても申込める銀行は審査が通り難いのと思われますよね。もちろん口座が無くてもカードローンの審査に違いはありません。
口座無しでの融資はATMでの借入返済となる
口座を作らないでカードローンの融資を受けた場合、その借入方法や返済方法はATMでの引き出し、返済に限られます。振込融資や自動引落を希望する場合にはその銀行の口座が必要となるのです。
借入方法などの手段が限られるという事です。インターネットから振込融資の手続きをしたい場合などは、やはりその銀行の口座を開設した方が便利に利用できるのではないでしょうか。口座開設した銀行のカードローンの場合メリットは次のようになります。
- 即日融資が可能となる
- 返済方法に自動引落が選べる
- ネットバンキングなどの利用が可能となる
銀行のカードローンは審査に時間がかかる事がありましたが、消費者金融と提携した大手銀行などは小口融資のノウハウを吸収し、即日融資も可能になりました。その場合もやはり口座を持っている場合の方が確実に即日対応出来る事が多いのです。
返済方法に自動引落を選ぶ事が出来たり、手続きをすればネットバンキングなどで24時間振込融資や返済も可能となります。 口座を開設する手間はかかりますが、メリットも大きい事も分かっていただけると思います。
より有利に銀行カードローンの融資を受ける為に
前の項目でもお話ししましたが、銀行のカードローンを申し込む為に口座を開設しなくてはいけない銀行と口座が無くても申込み可能な銀行があります。口座がなくても申込める銀行でも契約後に口座開設が必要な銀行もあります。
どのタイプの銀行カードローンでももちろん審査は平等に行われます。ただ長年取引のある銀行ならより有利に融資を受けられるでしょう。これは顧客との信頼関係が築けているからにほかなりません。
自分に一番身近な銀行のカードローンを選ぼう
以上のような理由から、銀行のカードローンを選ぶのなら、古くから取引をしている銀行のカードローンを選ぶ事をお奨めします。新たに口座を開設するという手間もかかりません。
もちろん取引銀行との状況が良好でなければいけませんが、審査面でも信用情報ではポイントが高いのではないでしょうか。何しろ大切なお客様なのですから。
銀行のカードローンは借入時に口座があれば便利
取引銀行でない場合でも銀行のカードローンの場合、口座がある方が便利に借入が出来る事、返済方法も選ぶ事が出来るなど、口座はあった方がより借入し易い事はお分かりいただけたでしょうか。
【参考ページはこちら】
銀行借入のメリットはこんなにある!