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自営業のみなさんへ!事業用の借入で金融機関へ相談するコツ

業績が好調なので、より収益の上がる事業拡大の為に資金が必要。それとは反対に思わぬ業績不振で一時的に運転資金を調達しなければならない。では、どこへどのようにアプローチをすればいいのでしょう。

事業用の借入れでは個人のときとは違った「事業の長期的な安定感」を証明する必要があります。また、大口の融資となれば申込先の担当者と綿密な打ち合わせも欠かせません。当然、事業の現状の分析と今後の計画はしっかり行なっておくことが求められます。

まずは現状の把握と今後の計画を書き出してみる

事業資金の借入れにも、より発展を目指す為の設備投資や人材の確保から、経営状態が芳しくなく、経営を維持・回復させる為の手段としてまで、事情は幅広く存在します。「借入れ=経営不振」とは言い切れない訳です。

現状の把握は客観的な視点で行う

まずは事業の現状を分析するところから始めましょう。現状を正しく把握してこそ、将来の計画もより現実的なものとなってきます。その為には客観的、第三者的な立場になって、冷静な判断をすることが必要です。

自分で自分を評価する時、どうしても甘くなってしまうのが人間というものですが、帳簿に記されている数字や日々の日報などとじっくり向き合いながら、正しい評価を心がけましょう。

事業の現状と世の中の流れから計画を練る

現状の把握よりも難しいのが、将来の計画を立てる事です。現状が好調だからと言って、将来もずっと右肩上がりな計画では楽観的過ぎですし、今が不調だからと言って、右肩下がりな計画では融資をしてもらう事は難しくなります。

「なぜ好調(不調)なのか」を、景気や周辺の環境の変化、取り組んできたサービスに対する観客からのニーズが今後も持続する性質の物であるか、更には同業他社の動向なども材料にしながら、自分の事業に対する将来性も考慮すべきです。

表やグラフも含めた視覚効果のある計画書を作る

現状把握と今後の計画を書き出したら、次は金融機関などで相談・提示する為の具体的な計画書を作成しましょう。主な記載事項は次の通りです。

  • 売上や収支の経過(現状)
  • 今後の見込みと事業計画
  • 融資を受ける目的とアピールポイント

冷静な現状分析と将来における事業の成長・発展の計画を示すには、表やグラフを使った視覚的効果を狙うのがお勧めです。文章の羅列よりも、経過と推移をパッと見て印象付けられる表やグラフは存在感があります。

最近はエクセルというありがたいソフトがありますから、作表もグラフの作成も難しいものではなくなってきました。普段エクセルなんて使わないという方も、初歩的な使い方だけはマスターしておくと役立つこと間違いなしです。

訴えるのは危機感ではなく先を見据えた将来性

いざ金融機関へ融資の相談へ行くと、どうしても借りなければいけない点を強調するあまり、すがるような思いでアピールをしてしまう事業者さんがいらっしゃいますが、これは逆効果になる危険をはらんでいます。

融資する側が求めているのは「安定感と将来性」

確かに業績が悪化して資金繰りに困ったりする場合の融資では、「なんとしてでも」と気負ってしまうのも解ります。しかし、それもまた主観的な立場でのアピールに過ぎない事です。

客観的に逆の立場になって考えたとき、「是が非でも貸してもらわなければ困るんです!」とアピールされたらどう思うでしょう?「もしかして、経営危機状態に陥っていて、融資をするのは危ないかもしれない…」と印象付けてしまうでしょう。

個人向けでも事業向けでも、融資する側が求めるものは「継続して安定した収入を得ることができ、滞りなく返済できる能力を有していること」です。個人でも公務員や大企業で勤続年数が長い人ほど借りやすいのは、このことを如実に表しています。(こちらもご参考に→公務員は借入審査で優遇される?

そして、それは事業向け融資でも同じことが言えます。収益の多い安定した経営をしている事業者ほど、融資を受けやすくなるものです。相談する際はどっしりと構え、持参した資料をより効果的に魅せる立ち居振る舞いを心がけましょう。

大口融資を希望する場合は日本公庫の制度から攻めてみる

起業のときと違い、事業を展開し始めると地元の金融機関や大手消費者金融の事業者向けローンも視野に入れることができます。しかし、大口の融資を希望するなら、日本公庫(日本政策金融公庫)の貸付制度を検討するのがベターです。

日本公庫は民間金融機関にできない融資をするのが使命

日本公庫は、国の政策に基づいて民間金融機関では実現が難しい規模の貸付を事業や教育など様々な場面で行なう事を目的として運営されている「政策金融機関」です。

起業の際に融資を受けた方や、制度について検討されたことがある方も少なくはないでしょう。その際に見た融資の上限額は覚えていらっしゃるでしょうか。

事業者向けの設備資金・運転資金は数千万単位での融資を受けることも可能になっていること、返済期間も長めに設定されていることは一度見たら忘れられない項目だったのではないでしょうか。

申込みは指定の書式に事業計画などを記載するなどの手間と労力が必要になっていますが、最初に書いた「客観的な現状分析と、将来の展望」をきちんと書き出してさえいれば、難しい作業ではありません。

事業の拡大や従業員の増員(雇用の促進)といった前向きな目的に対しては積極的に融資をしてもらうことも可能ですし、資金繰りの悪化に伴う運転資金の調達にも相談に応じてくれるので、まずは日本公庫で融資を受けることから考えてみましょう。

カードローンタイプのビジネスローンにも注目

「事業計画をしっかり立てて、ある程度まとまった資金を借りる」という視点からお話をしてきましたが、中には「一度にドン!ではなく必要な時に必要な分だけ繰り返し借りることができる事業用ローンが希望」という方も多いはず。

個人向けカードローンのような反復性のあるビジネスローンは、民間の金融機関や消費者金融、信販会社にも多数存在します。特徴は個人向けカードローンと殆ど変わりがないので、使い勝手も良く、利便性も高い事はあえて詳しく説明をしなくてもご存知でしょう。

ビジネスカードローンを取り扱っている主な企業

では、ビジネスで使えるカードローンを取り扱っているのはどの企業なのか。ほんの一部ですが、全国規模で申し込み可能な所をピックアップしてみましたのでご覧ください。
(⇒プロミスの借入は即応性抜群!

  • アイフル(ビジネスアイフルとして専用サイトあり)
  • プロミス(自営者カードローン)
  • アコム(ビジネスサポートカードローン)
  • シンキ(新生銀行グループ。オーナーズセレクトカードローン)
  • オリックス・クレジット(ORIX CLUB CARD)
  • オリコ(個人事業専用ローンカード)
  • 東京スター銀行(スタービジネスカードローン)
全国対応のカードローンになると、やはり金融機関よりもノンバンクである大手消費者金融会社や信販会社の名前が挙がってきます。東京スター銀行は全国のゆうちょ銀行ATMでも利用が可能なのが特徴です。

地元の金融機関にあるビジネスローンも要チェック

全国対応ではないものの、地域密着型で営業エリア限定のビジネスローンを取り扱っている金融機関もあります。身近にある地方銀行や信用金庫などの法人向け・個人事業主向けの各ホームページも忘れずにチェックをしてみてください。

事業実態に合わせたビジネスローンの使い分けを

事業拡大や設備の入れ替えなど大口の資金が必要なときは、一度にまとめて借りれて金利も低い日本公庫や金融機関の融資。数万円程度の運転資金が必要なときはビジネスカードローンと実態に合わせた利用ができるのが理想の形でしょう。

どのローンや融資制度を活用するか見極めるのも、経営者としての判断力が問われる重要なポイントです。どこにどのような融資があるのか、アンテナを張っておくと困ったときにすぐ対処できますよ。

【参考ページはこちら】
事業立ち上げで生活費が苦しいときにも借りられる?

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