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借入利息の基礎知識!3種類の期間利息の中で重要なものを紹介

銀行や消費者金融などで、まだ一度もお金を借りたことがない方はおられませんか?そのような方に向け、借入利息の基礎知識をご紹介します。

借入利息がどれくらいかかるのか、期間ごとの利息表示が3種類あります。その中で重要なのは、年間でかかる利息表示である「年利」です。現在、借入の利息表示は年利が標準となっている上、年利を使えば他期間の利息も計算できるからです。

借入利息は、「年利」で覚えると便利ですよ。それ以外の表示は、年利への直し方だけ知っておけばOKです。詳しくご紹介していきましょう。

利息表示は3種類ある!?1日・1月・1年ごとの利息表示法あり

最初に、借入利息には3種類の標示があることをご紹介します。各表示の名称や、表す借入期間などをご覧ください。(こちらもご参考に→借入利息分は元金と一本化!

知っておきたい期間や名称

借入利息の表示には、1日・1月・1年と、それぞれの期間に応じた借入利息の表示があります。次の表をご覧ください。

名称 意味するもの
年利 1年間の借入利息
月利 1カ月の借入利息
日歩 1日でかかる元金100円当たりの借入利息

まずは「年利」から簡単にご紹介しましょう。これは1年間にかかる借入利息を表す表示で、借りたお金の金額に対するパーセンテージで表されます。
(⇒キャッシング利息についてもっと詳しく

「月利」は年利の1か月バージョンです。同じくパーセンテージで表され、その意味するところは「その金額を1か月借りたら、その金額の何%相当のお金が利息としてかかるか」です。

それぞれの借入利息例をご紹介しておきましょう。

・年利
100万円を年利15%で借りた場合、利息は年間「15万円」
【計算式】100万円×0.15=15万円

・月利
100万円を月利1%で借りた場合、利息は月間「1万円」
【計算式】100万円×0.01=1万円

少し特殊!「日歩(ひぶ)」ってなに?

年利や月利はわりと単純でしたが、1日当たりの利息を表す「日歩」は少し特殊です。ちなみに日歩は「ひぶ」と読みます。これは、次のような利息表示になります。

  • 1日当たりの利息を表す
  • 元金100円当たりの利息を表す
  • 単位は「銭」で表される

「1日当たりの利息を表す」まではわかりやすいのですが、後の2つが少し特殊ですね。年利や月利と違い、日歩は「元金100円当たりにかかる利息」を表します。借入したお金全体にかかる利息は、また別に計算することになります。

そして、単位も変わっています。年利や月利は「%」でしたが、日歩は「銭」です。100円当たり「1銭」や「2銭」といった表示になります。

具体例を簡単にご紹介しておきます。

・日歩
100万円を「日歩3銭」で借りた場合、1日当たりの利息は「300円」
【計算式】100万円÷100×0.03円=300円

【ポイント】
・1銭=0.01円
・借入金額を100で割った後、円に直した日歩を掛ければOK

以上、期間に応じた借入利息の表示には3種類ある、というご紹介でした。

借入利息は1年単位で覚えたい!年利表示が現在の借入の標準!

借入利息の表示には期間に応じて3種類あるとご紹介しましたが、その中で重要なのは、1年間の利息を表す「年利」です。その理由は、現在、銀行や消費者金融で借入するときは、年利表示が普通だからです。

実際の借入条件では「年利」が普通!

実際に借入するときの金利条件を見てみましょう。いくつか、カードローンの実例をご紹介します。

サービス 金利 借入利息の種類
アコムカードローン 3.0%~18.0% 年利
プロミスカードローン 4.5%~17.8% 年利
三菱東京UFJ銀行カードローン 4.6%~14.6% 年利
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5% 年利

ご覧の通り、有名な消費者金融や銀行のカードローンは、軒並み「年利表示」です。最低金利も年利なら、最高金利も年利です。消費者金融・銀行など、借入先の違いもありません。現在、借入するときの利息表示は、これが普通です。

カードローン以外のローン商品でも同じです。たとえば以下のローンも、借入利息が「年利」で表示されているローンです。

  • アイフル・カーローン
  • みずほ銀行・教育ローン
  • イオン銀行・フリーローン

現状、借入先・ローン商品を問わず、お金を借りるときはまず「年利表示」が普通なのですね。

借入利息は年利で覚えた方が便利!?

借入利息はほとんど「年利」で表示されているなら、「年利」を基準に借入利息を覚えていた方が便利ですよね。

  • 借入利息の見方にまず困らなくなる
  • お得な借入条件を探すのも簡単に
借入利息は原則「年利」で統一されていますから、一度「年利」での利息表示に慣れてしまえば、どこで・どんなローンを利用するときでも、利息の見方で困ることはありません。

そして、借入利息は、利用者にとって「出費」になりますから、できればお安い方が嬉しいですよね。少しでもお得な金利を探すときにも、「年利表示」に慣れていた方が便利です。慣れた表示で見比べる方が、簡単ですからね。

まずは以上のような理由で、借入利息は「年利」で考えることをオススメします。

年利をお薦めするもう1つの理由!年利で他期間利息は計算可能

3種類の期間利息の中で「年利」が重要とご紹介しましたが、その理由はもう1つあります。年利を使って「1日分」「1月分」の利息も計算できますから、年利で借入利息を考えていても困らないのです。

年利から1日・1月の利息は計算できる!

年利を使って、「1日分」「1月分」の利息をそれぞれ計算したいときは、簡単な計算があります。まず「1日分の利息」ですが、次の計算式になります。

【1日分の利息の計算式】 借入額×年利÷365

【年利18%で100万円借りた場合の計算例】100万円×0.18÷365=493円

借入額に年利をかけて計算されるのは「年間利息」ですが、1年は365日ですので、年間利息を「365」で割れば、1日分の利息が計算できます。

ということは、「1月分」の利息も、同じように計算できそうですよね。計算式は次のようになります。

【1月分の利息の計算式】 借入額×年利÷365×30

【年利18%で100万円借りた場合の計算例】100万円×0.18÷365×30=14,790円

1カ月は約30日ですから、先に計算した「1日分の利息」を30倍すれば、1月分の利息が計算できます。1カ月が31日だった場合は、1日分の利息を31倍にすればOK。1カ月の日数は微調整ください。

以上のような計算で、年利から「1日分」と「1月分」の利息は計算ができます。

「年利」で借入利息を考えても困らない!

以上のことからも、借入利息は「年利」がオススメできます。

  • 他期間利息は簡単な計算ですぐわかる
  • 計算式はHP上で案内されている例が多い
  • 年利で借入利息を覚えても困らない

年利から「1日分」「1月分」の利息を計算するのが難しければ、年利だけを覚えるのはオススメできません。しかし、実際は電卓一つで簡単にできる計算でしたよね。わずかな計算で年利から他期間の利息を計算できるなら、年利基準で借入利息を考えても困りません。

また、「1日分」や「1月分」の利息を計算する式ですが、キャッシングサービスのHP上で案内があることが多いです。たとえば、「アイフル」や「プロミス」などは、HP上で上記計算式が丁寧に案内されています。計算式を完璧に暗記しなくても大丈夫です!

たとえ短期間の借入をするときでも、年利表示で困ることはありません。このことからも、借入利息は「年利」で覚えることをオススメします。

年利への直し方だけ覚えたい!1日・1月表示の重要ポイント

3種類の期間利息の中で、「年利」が重要とご紹介してきました。では、残りの「日歩」と「月利」はまったく不要で、覚えなくても困らないのでしょうか?

実はその通りで、基本的にはこれらを知らなくても困りません。しかし、年利への直し方だけは重要です。これだけは覚えておかれることをオススメします。

日歩・月利は低金利に見える!?違法金利に悪用される例あり

最初に、次の金利をご覧ください。

  • 日歩7銭
  • 月利3%

これらを見て、どう思いますか?日歩なら「1日に、100円あたり0.07円」、月利なら「1か月に、借入金額の3%」、それぞれが利息として請求されます。これって高いと思いますか?それとも「普通」という感想でしょうか?

正解は「高すぎる」のです。実は借入利息には法律で上限が決められており、「年利20%」までがOKとされています。では、先の例を年利に直してみましょう。

借入利息の表示 年利換算
日歩7銭 25.55%
月利3% 36%

それぞれ、法律の上限を超えていますね。日歩も月利も、それぞれが表す期間が短いため、年利に比べると「低金利っぽく見える」という特徴があります。

これを悪用し、借入利息があえて「日歩」や「月利」で表される例があります。そんなことをするのは、違法貸金業者「闇金」である可能性が大です。

これだけ押さえよう!日歩・月利を年利に直す方法

以上のような特徴があるため、「日歩」や「月利」については「年利への直し方」だけは押さえておかれることをオススメします。

年利への直し方ですが、簡単です。次の式で、すぐに年利換算できます。

借入利息の表示 年利に直す式
月利 月利×12
日歩 円換算した日歩÷100×365

式も単純ですね。月利は1年の1/12ですから、月利を12倍すれば、年利に直せます。

日歩の場合、これは「借入金額100円当たりの利息」ですから、これを先に100で割ります。すると、「1日にかかる、1円あたりの利息の割合」が計算でき、つまりは「日利」を計算できたのと同じになります。あとはこれを、月利と同じ要領で年換算すればOK。

先の例を当てはめると、それぞれ下記のようになります。

月利3% 0.03×12=0.36 年利36%
日歩7銭 0.07÷100×365=0.2555 年利25.55%

計算が苦手な方は、式だけを覚えておくのもOKです。大事なのは、この計算により、日歩・月利を年利に直せることです。

日歩・月利は詳しく覚える必要はないものの、違法金利に引っかからないために、年利に直す方法だけはぜひご確認ください。それさえできれば、年利基準で借入利息を考えていて、困ることはありません。

借入利息は、原則「年利」で覚えることをオススメします。借入の基礎知識として、ぜひご利用ください。

【参考ページはこちら】
銀行借入の条件や金利はどうなってる?

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