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同時期で大丈夫?ローン審査中に他からも借入をしたい時の対処法

ローンを申し込んでいる審査中に、別の目的で違うローンを新たに組まなくてはいけないこともあるでしょう。そういった時に、今申し込んでいるローンをどうするか悩んでしまうひとが多いです。

今回はそんな人のために、組んでいるローンの種類別に、どういった対処をするのがベストなのかをわかりやすく解説していきます。長期ローンと短期ローンの組み合わせごとに、どうすればいいのかを説明していきます。

短期ローンにはクレジットカードの分割払いなどの細かいものも含まれますので、ちょっとした生活にも関わってくるものばかりです。知っておいて損はないでしょう。

ローン審査中に別のローンを申し込むことはダメなことなの?

複数のローン契約問題で考えることの出発点は、「そもそも複数のローン契約を結ぶことはいけないことなのか」という点になります。

ローンというのは本来、一括では対価を支払えない人のために、分割でいいから購入できるサービスという目的のために始まりました。例えば、住宅の購入などはその最たる例です。

数百万から数千万になる住宅購入費用は、よほどの資産を持っていなければ、一括でポンと払える金額ではありません。しかしだからといって購入を諦めるわけにも行きませんし、売り手としてもそれでは困るわけです。

そうした時に「少しずつ払ってくれればいい」という約束のもとに、先に商品を渡してその後にローンという形で代金を回収するのが本来のローンです。つまり、一括では買えないものが複数あった時に、複数のローンを結ぶのは当然のことであり、その行為自体は問題ないのです。

複数ローン契約が悪とされたのは多重債務問題が出てきたから!

本来であればローンをいくつ組もうと、必要性があれば問題ではなかったにも関わらず、何故複数のローンを組むことが悪であるかのように言われ始めたかというと、「多重債務」という事態が社会問題になったためです。

多重債務とは、複数の借金を重ねることによって、返済できなくなった状態のことを指します。その一例として、返せなくなった分を別の場所から借りたお金で返済するようなタイプや、身の丈に合わないローンを組みすぎたために、返済が追いつかずにローンが破綻するタイプなどがあります。

こうした問題を受けて、「身の丈に合わない多数のローンを組むことはいけないこと」という意見が、いつの間にか「多数のローンを組むのはいけないこと」にすり替わっていたのです。

誤解されやすいですが、複数のローンを組むのは決して問題ではありません。重要なのは、そうした複数のローンを返済できる契約者の返済能力が見合っているかということなのです。

長期ローンの審査中に短期ローンを申し込むのは可能?

「ローン審査中に別の借り入れをしたい」という相談で最も多いのはこのケースです。住宅ローンやマイカーローンといった大型長期ローンは審査にかかる時間が長く、その額も大きく審査自体の難易度も厳しいので、他の借り入れがその審査に悪影響を与えないか心配になる人が多いのでしょう。(こちらもご参考に→複数社から借入希望!カードローンの仕組み

重要な事なので最初に解説します。基本的に、長期ローンと短期ローンは互いに審査に影響をあたえることはほとんどなく、影響を与えるのは、長期同士、短期同士の場合だけです。

そのため、長期ローンの審査中に短期のローンをしても、それが長期ローン審査で減点される原因になることはなく、反対に短期ローンの審査中に住宅ローンなどを申し込んでも、そのせいで短期ローンに断られるといったこともありません。

長期ローンと短期ローンは別の分野として捉えられている!

同じ借金に該当する長期ローンと短期ローンですが、何故審査で無関係でいられるかというと、金融業者感でもこの2種類のローンは全くの別物として考えられているからです。

わかりやすく言うと、長期ローンは住宅購入などのためにはなくてはならないものだと考えられているのです。発想を逆転して考えてみましょう。もしあなたが短期の借り入れをしている最中に、住宅を購入することになったとしましょう。

その時に、金融業者が「あなたは今現在別の借金があるから住宅ローンを組めません」と言ってきたら、あなたはその間住宅ローンを組むことができなくなってしまい、家を買えないという状態になってしまいます。

また逆に、住宅ローンを申し込んでいる最中にちょっとした借り入れをしたいと考えたとしましょう。住宅ローンの審査は、短期ローンと違い調べる項目が多く長期化しやすい特徴があります。その時に、急を要する出費があっても一切短期ローンが組めないのでは、非常に不便な思いをすることになります。

このように、長期ローンと短期ローンではその目的が大きく違うので、両者は別物であり、互いに影響しないという考えが一般化したのです。ですから、長期ローンの審査中に別の短期ローンを申し込んでも、それによって長期ローンの審査で落ちる可能性が高くなるというようなことは一切ないのです。

長期同士のローンは互いの審査にどう影響しあうのか

長期のローンの審査中に、他の長期ローンを申し込むことは出来るのかという疑問もよく聞かれる問題です。この例として、住宅ローンとマイカーローンと教育ローンの競合が挙げられます。

この3つは新生活の際に同時に必要になるケースが多く、「4月に新しい家に引っ越して、新しい車を買い、子供が学校に通い始める」というケースに当てはまります。子供が居なくても、住居の購入の車の購入が時期が重なるケースが多く、そのどちらもローンを組むのが必須というほど多大な出費を伴います。

こういった長期ローン同士も、互いに不干渉であることが多いです。ただし例外として、長期ローンで購入するものの種類が同じである場合は、審査に影響を与えます。例えば、車を購入しようとしてローンを組んでいるときに、別のマイカーローンを組もうとすると、審査ではより厳しい査定内容になります。

長期ローンで重要なのは必要性があるかどうかという点

長期ローンで購入するものの大半は、「複数契約しなくてもいいもの」であるという特徴を持っています。1世帯として考えた場合、住宅も車も、2つも3つも契約する必要があるとは考えられないのです。

家庭によっては車は複数台いるという人もいますが、それはあくまで家族の別の人が、それぞれの目的で使うだけであって、「1人の同一の契約者が複数の同じ種類の長期ローンを結ぶ必要性はない」と考えられているのです。

つまり、家族のそれぞれが車を持つのは平気でも、1人で何台も車を持つようなケースにおいては、審査で影響を受けるということなのです。

最も身近な短期ローン同士の審査への影響について

短期ローンと記載していますが、これはカードローンやキャッシング、クレジットカードローンなどの生活で最もよく使うローンなので、これが一番知っておいてほしい内容でもあります。

短期ローン同士は、審査の際に互いに影響します。金融業者のホームページなどでも、「他の金融業者からの借り入れが~」と書かれている場合は、大半がこの短期ローンのことを指しています。

短期ローンは審査期間が短いので、審査中に他の短期ローンに申し込むというよりは、契約が完了して、既に借り入れをしている最中に新たに別の短期ローンを組む時に、その審査で今現在しているローンがどのように影響するかを知りたいという人の方が多いと思います。

短期ローンの追加契約で重要なのは収入の額!

短期ローンの時は、追加で契約を結ぼうとする時に最も重視されるのが収入の額です。2つの借り入れを合わせた時に、返済に十分に余裕がある所得を得ているかどうかということが最優先で審査されます。

通常、最初のローン審査では収入の額よりも安定性が重視される傾向にありますが、複数のカードローンを契約する際には、安定性よりも収入額そのものが重視されます。

この理由としては、最初のカードローンを契約している時点で、その契約者は十分に安定した収入があると判断されたと見なされるからです。そのため、追加で契約する際の審査では、収入の安定性は最初からある程度確保されているものとして審査が行われます。

それより重要なのは、2つの債務を抱えて、問題なく返済出来るだけの収入を得ているかということなのです。

追加で借り入れをしたい時の種類別ローンの対処法

最後に、まとめとしてこれまでの内容を整理しておきましょう。まず、長期ローンが含まれるケースの場合です。長期ローンには住宅ローンやマイカーローン、リフォームローン、教育ローンと言った種類があります。

同一の契約者が異なる種類の長期ローンを利用する場合には、それぞれが独立しているため、審査には影響しません。そのため、対処法というよりは、すべての契約が結ばれた時に、途中で返済できなくなることを避けるような返済プランの構築が重要になります。

次に、長期ローンと短期ローンの混合の場合です。この場合も互いに審査段階でマイナスの影響はありません。しかし、短期ローンは金利が高く、返済計画は長期よりも短期を優先にする必要があります。同時に契約はできますが、契約当初の負担はかなり大きくなります。

そして、短期ローン同士の場合です。これは筆者としてはできるだけ複数のローンを利用せずに、1つ(多くても2つ)にまとめて利用すべきと考えます。

カードローンなどは多目的に使える上、2つ目以降の契約をするメリットが殆ど無いので、どうしても別の金融業者で短期ローンを組みたいというのであれば、ひとつ目の短期ローンを全て返済しきってから、改めて「1つ目の新規契約」として利用したほうが審査も安定します。

【参考ページはこちら】
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