みずほ銀行と言えば、日本でも有数の大銀行。知らない人はいないと言えます。メインバンクをみずほ銀行にしている人もきっと多いことでしょう。
融資商品も充実したラインナップで、個人向けのカードローンなどは、利便性が高いということから愛用者が多く、その人気はかなりのものです。
その便利な融資商品ですが、使っているうちに借入額を増やしたくなることもあるでしょう。とはいえ、銀行の審査は厳しいもの。増額審査も厳しいのでは? どうすれば借入額をスムーズに増やせるのでしょうか。
限度額を増やしたい!思い立ったら連絡を!
限度額の増額は、本来、銀行側からインビテーションが来ることが多いものです。顧客の利用状況をチェックし、増額しても大丈夫だと判断できる上客であれば、ぜひどうぞという形で勧誘します。どういった条件がインビテーションにつながるのでしょうか。
- 契約後から数回以上の利用があること
- 借入額が大きすぎず、かと言って小さすぎないこと
- 返済トラブルが一切ないこと
契約後、一度も使っていないのに増額することは確かに考えられません。一切の利用状況が分からないのに、増額のインビテーションを送ることはできませんよね。
借入額に関しても、常識的な範囲内でのやり取りが必要です。大きすぎても小さすぎても、あまり安定したお金の使い方をしない人なのだな、という印象を与えてしまいます。
最も重要なのは返済トラブルがないことでしょう。みずほ銀行に限りませんが、銀行は返済トラブルを何よりも嫌うものです。一度でもトラブルを起こしていた場合、信用度がかなりマイナスになっているはず。インビテーションは期待できません。
勧誘がなければ悪い顧客?そんなことはありません
みずほ銀行からのインビテーションがないからと言って、がっかりすることはありません。みずほ銀行の顧客はとても数が多く、常に全ての人のデータを見ていることができないからです。
もっとも、自分では意識していなかったマイナストラブルがあったのかもしれません。カードローンの一度目の引き落としができなかったことに気づかなかったなど、思い当たることがあったら気をつけましょう。
自分からも申し込める!みずほ銀行に増額申請!
みずほ銀行からのインビテーションがなくても、自分から増額を申請することができます。これは特別なことでもなんでもなく、ごく普通に行って良いことです。
特に問題がないという自信を持てるのなら、増額について真剣に考えてみましょう。利用できる額が大きければ、いざという時の安心感が違います。増額はできる時にしておくのがお勧めです。
増額手続きはどうするの?二種類の方法
増額のインビテーションがあった人は、手続きがとても簡単です。みずほ銀行のATMにいつものカードを入れれば、自動的に申し込み画面になります。ガイダンス通りに操作していくだけで、増額の申し込みが完了します。(こちらもご参考に→借入の増額には何が必要?)
- ATMから申し込みを終えることができる
- 必要書類は後から揃えても良い
インビテーションがあった状態で申し込みをすると、審査が比較的簡単に済まされると言われています。操作も簡単ですので、増額を手軽に終えられるのは嬉しいことですね。
また、身分証明書などの必要書類も、すぐに準備しなくても大丈夫です。後から郵送でも良いとされていますし、買い物ついでに窓口に持って行ってもOKだそうですよ。
自分からの増額申し込みは?HPからでもOK!
では、自分から増額を希望した場合、どうやって申し込めば良いのでしょうか。実はこちらも非常に簡単です。窓口に行って直接申し込むのも良いですが、手軽に、ホームページから申し込むことが可能です。
ただし、ここで入力ミスがあってはいけません。入力ミスが原因で、審査に落ちてしまうこともありますから、何度も確認しましょう。
必要書類や流れはどうなの?事前に準備しておこう!
みずほ銀行の増額審査を申し込むと、必要な書類を提出するように求められます。また、書類の確認以外にも必要なことがあります。
- 収入証明書の準備(給与明細、源泉徴収など)
- 在籍確認の電話確認を知っておく
在籍確認の電話も必ずかかってきます。銀行から職場に電話がかかってくることが嫌だと言う人は、電話する時間を指定しておく必要がありますね。もっとも、今の時代はプライバシーに配慮し、銀行名を名乗らずに、個人名で電話がくることがほとんどです。
ここは注意!他社からの借入について
過去の返済トラブルがなかった人でも、注意すべき点があります。それは他社からの借入についてです。他社からの借入が一切禁止というわけではありませんが、何事にも程度が必要です。
他社からの借入があると、とりあえず審査でチェックされます。ここで問題のない金額であれば、これを理由に審査に落ちることはありません。
しかし、あまりにも多額の借入がある状態だと、かなりの確率で審査に通ることができなくなると断言できます。みずほ銀行は究極まで審査が厳しいわけではありませんが、やはり銀行という立場から、他社からの借入には敏感になるでしょう。
多額の場合はどうなるの?最悪の事態になってしまうかも!
他社からの借入が多額である場合、いっそ増額審査に申し込まない方が良いとまで言われていることをご存知ですか? 実はその言、一理あることなんです。
みずほ銀行の増額審査は、初めて個人融資を申し込んだ時と同じ審査が行われます。最初の審査の時、利用限度額を様々な観点から審査して決めています。
他にも問題が?もしかすると取引停止に!
増額審査によって、他社からの多額の借入が判明したとしましょう。最悪のケースとして、以下のことが考えられます。
- 個人融資の取引停止
- 今後の借入の新規申し込みをお断り
どちらも、みずほ銀行を利用する人にとってはかなりの痛手になります。こんなことになるのなら、増額の申し込みをしなければ良かった…! と後悔してしまいますよね。
バレなければいいというものでもありませんが、人によっては他社の借入が多くても、銀行に申告していないだけで、昇給や不労所得などで、返済能力に問題がないこともあります。誤解を受けないよう、収入に変化があった時は、先に申告しておくと良いでしょう。
他社借入がある人は、増額申請前に対策を
他社の借入が多く、みずほ銀行での増額審査で引っかかりそうだという人は、先に対策を練っておく必要があります。これは申し込みの前にしなくてはいけません。
対策と言っても、実に単純なことです。借入額をできる限り減らすことが一番大切。つまり、さっさと返済してしまいましょう、ということに他なりません。
増額申請の最大の注意点!信用が何より重要
みずほ銀行のカードローンの増額申請には様々な条件がありますが、自分から申し込むのであれば、最初から全面的な信用を得て勧誘される人と異なり、注意しなければいけないことがあります。
利用実績、返済トラブルがないということは、勧誘された人と変わりません。しかし、自分から申し込む人は、次の点をチェックしましょう。
- カードローンの利用開始から一年以上経っているかどうか
この一点だけなのですが、これが実に重要です。それなりの期間、それなりの金額を、それなりの回数、きちんと取引できているかということを、審査で示す材料となります。
増額の審査も、信用がベースになっています。普段からコツコツと、小さな信頼から大きな信頼まで、たくさん積み重ねておきたいものですね。
【参考ページはこちら】
レイクで増額するときの目安とは?