知りたい！キャッシングの裏事情！主婦は何社まで借入可能か？

主婦の方にも人気のキャッシングですが、１社では必要額に足りないことってありますよね。

そこで主婦でも何社からか借りることは可能なのかどうか、企業の種類別に探ってみることにしました。

企業の組み合わせ方次第では、主婦の方でも数社から借りることは不可能ではありません。しかしそれには、企業の選び方や申込みの順番が肝心です。

そこで主婦にも安心してお薦めできる、複数社からの借入方法をご紹介しましょう。

主婦の借入ってカンタンなの？消費者金融各社を徹底調査！

お金を借りる上で最も重要な要件が本人の収入です。ところが主婦の場合、どなたでも十分な収入があるとは限りません。

何社から借りれるかという以前に、主婦がどこでも自由にキャッシング出来るのかどうかが問題です。そこで最初に、様々な企業の対応を調べてみることにしました。

大手消費者金融では専業主婦はNG！

アコム、モビット、プロミスといった大手と呼ばれる消費者金融は、主婦（※安定した収入がある方）の申込みについてはこのような対応をしています。（こちらもご参考に→キャッシング会社のおすすめ情報）

仕事をしていないと申込めないのは、消費者金融業者が貸金業法の規制を受けるからです。総量規制の下では、年収0円では融資枠を設けることができません。

実は専業主婦には配偶者貸付という例外的方法があるのですが、審査に手間がかかるため、大手の消費者金融では初めから申込みには対応していないのです。

しかし例え週３回でもパートをしていれば、法律上の問題はなくなりますので、主婦の方でも自由に審査を受けることができます。

一部の中堅業者なら専業主婦でも借入可能

また中堅業者の中には、主婦の方に申込みやすい業者も存在します。但しお仕事をしていない専業主婦となると、中堅でも大手と同様審査に対応していない場合もあります。

レディースフタバなど専業主婦の申込みにも対応している業者もありますが、あらゆる中堅業者が対応可能とは限りませんので、必ず申込む前にご確認ください。

なお専業主婦の場合、契約時には以下のような書類を揃える必要があります。ご覧の通り、そう簡単に入手できるものばかりではありませんね。特にご家族に内緒で借りたい方にとって、必要書類の準備はかなりの難関です。

但し収入がある主婦の方でも、消費者金融では必ず総量規制の制限は受けるということを忘れてはいけません。もしもパート収入が年100万円の主婦の方なら、貸金業者では総額33万円以上を借りることは不可能です。

主婦の借りやすさでは一番！銀行など金融機関のカードローン

では銀行などの金融機関ではどうでしょうか？これらの借入先は総量規制の対象外ですから、主婦の方にとっては大変借りやすくなります。お仕事をしていない専業主婦でも、他の方達と同様申込めますよ。

但し借入方法によっては、主婦やパートの方には対応していないものもあるのでよく見極めることが大切です。そこで主婦に申込みやすいカードローンを幾つかご紹介しながら、留意点をご説明していきましょう。

バンクイックは専業主婦の場合30万円が上限

三菱東京UFJ銀行のバンクイックは、主婦の方にはとても申込みやすいカードローンです。パートの方は勿論のこと、専業主婦も他の方と同じ条件で申込めるのは銀行ならではですね。

但し専業主婦（主夫）の場合、利用可能額の上限は30万円までと定められており、バンクイックではこれ以上借りることはできません。

愛媛信用金庫の主婦への対応が異なるカードローン

信用金庫にも、主婦に優しいカードローンがあります。愛媛信用金庫きゃっするカードローンなら、どんな主婦の方でも申込み可能。

ただ同じ信金内には、主婦への対応が厳しいものもあります。愛媛信用金庫のホームサポートカードローンは、最低でも300万円以上の年収があることが条件ですので、パート主婦や専業主婦の方では申込むことができません。

このように金融機関の扱う複数のカードローンの中には、主婦向けのものとそうでないものが混在していることにご留意ください。間違えないためには、利用条件をよく確認することが重要です。

コレなら複数借入も可能？主婦にお薦めの組み合わせ方法

では主婦が数社から同時に借りるとしたら、どんな組み合わせがベストなのでしょう？

収入が少ない・あるいは無収入の主婦の場合、キャッシング審査は決して有利とは言えず、沢山借りるのは無理があります。そこで１件では足りずに、次の借入先が必要な方も出て来て当然です。

その際にどのような組み合わせ方をすれば、より多く借りれるのかを考えてみました。

主婦の最初の借入先は銀行がおススメ！

これまで各企業の主婦への対応を見てきましたが、その結果、銀行は主婦にとっては借りやすい存在だということが分かって頂けたでしょう。そこで主婦の方には最初の借入先として、銀行など金融機関のカードローンをお薦めしたいと思います。

そうすれば、次に借りたくなった時に消費者金融を選んだとしても、銀行からの借入は総量規制対象外なので審査が有利になるからです。

専業主婦の方が沢山借りれる可能性も！？

専業主婦が１社目に消費者金融を選んでしまうと、２社目の借入先はなかなか選び難くなります。最初はなるべくなら銀行や信金のカードローンを申込むようにしましょう。

但し専業主婦は、他の方達とは少々事情が異なってきます。専業主婦が消費者金融で借りる場合、先程少し触れたように配偶者貸付という特殊な借入方法になるからです。

但し先程もご説明した通り、この配偶者貸付に対応してくれるのは中堅の一部の業者のみですし、必要書類も多いということを覚えておいてください。

主婦に３社以上はムリっぽい？件数を増やさない借入術

いずれにしても主婦の借入はそう簡単なことではありません。１社から借りるのもなかなか大変ですから、せいぜい２社が限界で、３社は先ず不可能だと思われます。でもこれは主婦にとって悪いことばかりではありません。

生活費のやり繰りをする立場上、返済が難しくなると破綻も早いですから、主婦の方はなるべくなら１社で留めておくべきなのです。そこで最後に、借入件数を増やさない安全な借入術をご紹介しましょう。

返済実績で信用を増やして増額を試みる

一番確実なのが、真面目に返済をすることで信用を増やし、増額を実現することです。でもあらかじめ上限が定められてしまっている場合は、その金額を越える借入はできません。

例えば専業主婦の方がバンクイックで借りた場合は30万円が上限ですから、これ以上の増額は不可能です。また特に上限が定められていない場合にも、増額申請しさえすれば必ずそれが認められるという訳ではありません。

しかし増額するしないに関わらず、返済期日を厳守し信用を損なわないよう心がけることは、限度額を減らされないためにも必要なことです。あなたの信用に瑕がついてしまうと、企業の判断によっては今より減額されることもあるので気をつけてください。

一括払いから配偶者名義のローンに！

しかし一家の生活費のやり繰りを、主婦が自分名義の借入だけで何とかしようとするのには所詮無理があります。主婦の方の場合、配偶者（ご主人）名義のローンを増やすことも考えてみてはいかがでしょう。

例えば車検の費用にもマイカーローンを利用できることをご存知ですか？これなら即金で支払うよりも、生活費に余裕が出来ます。また教育費や大型家電など、他にもローンを組めるものが色々あります。

あなたはひょっとして一括払いにこだわりすぎていませんか？一度出費を見直して、賢いローンの活用で家計から出て行くお金の負担を減らしていきましょう。特に正規雇用のご主人なら、問題なく審査には通るはずです。

【参考ページはこちら】
パート収入があれば主婦でも借りられる？