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借入一本化後借入は新規で可能?信用情報の重要度と調べ方!

借金の一本化、おまとめローン。借り過ぎてどうしても困ってしまった時、自己破産や債務整理を避けるためには、ぜひ利用したい方法ですね。

もちろん、ブラック確定の自己破産などの債務整理とは全く性質が違います。大抵は銀行などで、一本化のための商品を利用しますよね。(こちらもご参考に→多重債務が辛いときは一本化を!

しかし、借金の一本化をした後、二度と借入ができないという噂があります。それでは困ってしまいますが、これは本当のことなのでしょうか?

債務整理ではないはずの一本化で、そんなことがあるとは予想外です。本当に不可能なであるかどうか、検証してみることにしましょう。

一本化のメリット!返済に困ったらすぐ選択を!

借金の一本化というものは、複数の金融機関から借りたお金についた利息が膨れ上がり、返済が厳しくなった人が行うことがほとんどです。

特別な法的手段ではなく、銀行や消費者金融で、一本化専用の商品が販売されている、れっきとした融資行為です。「おまとめローン」という名前を聞いたことがある人も多いことでしょう。

「一本化(おまとめローン)は融資商品」と言うと、また新しい借金をするだけなんじゃないの? と思う人もいるかもしれません。しかし、今までの借金とは全く性質が違うものなのです。

借金の一本化とは、複数の借金を一括で返済できる金額の融資を受けて返済し、その後に一本化のために借りたお金を返して行くという内容です。

知らなきゃ損!借金の一本化にはメリットたくさん!

借金の一本化によるメリットはたくさんありますが、大抵の人が求めることは、以下のことになるのではないでしょうか。

  • 返済日が月に一度になる
  • 金利が再計算される
  • 月々の返済額が消費者金融などより返しやすい額
  • 長い期間をかけて返済できる

複数の借金をしていると、月々の返済日が一カ月に何度もやってくることになります。A社は今日、B社は明日、C社は来週……なんて、毎日毎日溜息をついてしまいたくなりますよね。一本化すると月に一度で済みますから、少し気が楽になるでしょう。

金利の再計算も重要です。日割りの金利はそれぞれの借金にかかっていますが、一本化で一括で返済すると、返済予定期間が短くなるため、計算し直すことになります。返済期間が短くなるということは、日ごとにかかる金利も低くなるということですね。

また、消費者金融などでは大抵、月々に設定されている返済額が高めであることが多いようです。それが複数あってはたまりません。一本化は月々の返済額も相談できる場合が多いので、大変うれしいことと言えるでしょう。

返済期間を長く設定できるのも嬉しいポイントです。返済期間が長ければ長いほど、金利がかかってしまうことは確かですが、それでもゆっくり、月に一度だけの返済で済むのなら、今までよりはずっと良いはずです。

躊躇わないで!返済に困るくらいなら迷わず使おう!

借金の一本化と言うと、どうしても良いイメージを持てない人もいることでしょう。実際、債務整理と勘違いしてしまっている人も少なくありません。

しかし、借金の一本化は債務整理と全く違います。むしろ、債務整理を必要とするほどに追い詰められた人にはできないことなのです。

借金の一本化は、返済能力がまだある人、「一般的なキャッシングやローンの時と同じように」、利息のついたお金を借りて、月々きちんと返済できる人が利用するものなのです。

もしもあなたが今、月々の返済が苦しくなりつつあると感じているのなら、債務整理を考え出すほどになる前に、返済能力があるうちに、迷わず一本化を選ぶことをお勧めします。

債務整理じゃないのにブラック?その真偽は

借金の一本化が債務整理ではないということは分かって頂けたでしょうか。なぜか世間では、一本化=ブラックというイメージが強いようですね。そんなことはないので安心して利用して下さい。

ただ、信用情報機関に「一本化商品を利用した」という履歴が残るのは確かです。金融機関によってはこの情報を重視し、当面、新たな融資をストップする場合があります。

信用情報機関に登録されている個人情報は、その機関を利用している金融機関であれば閲覧することができます。要は情報を共有しているわけです。

もしもあなたが借金の一本化をした後、新たな借入をしようとした時、なぜか借りることができなかった……という経験があるのなら、原因はこの辺りにある可能性が否定できません。

ブラックじゃないけど…チェックされることもある!

借金の一本化は決してブラック扱いではありません。ブラックは自己破産や、その他さまざまな手段による債務整理が該当するものです。

債務整理は様々なものがありますが、一番有名なのが自己破産です。自己破産は究極の最終手段として、できれば考えたくないものです。自己破産をすると以下のような状況になります。

  • 借金がなくなる
  • 誰でもできる
  • 取り立てが止まる
  • 10年ほど借入ができなくなる
  • 20万円以上の財産の没収の可能性
  • 一定期間一部の職業に就けなくなる
  • 官報に掲載される

いかがですか? どう考えてみても、借金の一本化とはレベルが違う状況ですよね。こういった状況と一本化を同列にされて、融資を受けられなくなるのは納得がいかないと思います。

問題は、「一本化をするほどに無理な借り入れをした」という印象を与えてしまいがちなことでしょう。特に金融機関では神経質にチェックする部分です。

この解消方法は、まずは何よりも、期日に遅れることなく、決められた返済額を月々返して行くことに限るでしょう。単純なようですが、もっとも効果的です。

また、月々遅れずに返済していくことによって、また新しく信用を築いていくことにも繋がります。借りたら返す、この繰り返しが、お金の世界では何よりも大切です。

不可能ってほんと?返済完了後の借入について

ここまでで、借金の一本化と、ブラックになるような債務整理は全く異なるものであることは分かって頂けたでしょう。借金の一本化はあくまでも「複数の借金の一括返済のために融資商品を利用する」ことであり、債務整理ではありません。

確かに返済中には、新たな借入ができない場合もあると言われています。それは仕方のないことだと割り切っておく方が良いかもしれません。

では、おまとめローンなどを利用し、借金の一本化のために借りたお金の返済が終わったら(つまり、すべての借金がなくなったら)、新たな借入は可能なのでしょうか?

信用情報はどうなるの?意外な落とし穴!

基本的には新たな借入は可能です。ブラックではありませんし、全ての借金の返済が終わっていることは事実なのですから。また、信用情報機関にもそう登録されているはずです。

それでも借りられなかった、断られた……と言う経験がある人は、実は意外な盲点で審査に引っかかってしまった可能性があります。

例として、借金の一本化と自己破産の違いを考えてみましょう。

項目 信用情報
自己破産 過去の借入・返済履歴がリセットされる
借金の一本化 借金の一本化商品を利用した記録が残る

これは意外過ぎる盲点だと思いませんか? 借金の一本化よりずっと重大な自己破産の方が、信用情報の点においては、過去のトラブルがなかったことにされるという状況なのです。

対して、借金の一本化は記録が残ります。神経質な金融機関、例えば大手の銀行などからは、借入が難しくなっても仕方ないのかもしれません。

これから先も借りられない?じっと我慢で待ってみよう!

借金の一本化をしたからと言って、返済完了後に新たな借入ができなくなるわけではありません。実際に借りている人もたくさんいます。借入ができなかった人は運が悪かったのかもしれません。

とはいえ、これから一生借りられないわけではありません。そこは信用情報の性質を考えてみるべきでしょう。信用情報に記録された内容(特にトラブル内容)は、一定期間が経てばリセットされます。記録が消えるまで待つのもひとつの手です。

また、借金の一本化の返済を終えているということは、「しっかり返した」という新たな信用の積み重ねにもなっているはずです。新たに借入をすることは充分に可能だと言えるでしょう。

まだかな?もう平気?信用情報機関でチェック!

一定期間が経った頃、新たな借入を考えるようになるでしょう。しかし、もしも信用情報にまだ嬉しくない記録が残っていたらどうでしょうか?

もしもまだ不利な情報が残っていたら、申し込みをしても、審査に通らない可能性があります。それどころか、また新たに「審査に通過しなかった」という、不名誉な情報がプラスされることにもなりかねません。

そんなリスクを回避するには、申し込みの前に、信用情報機関で自分の情報をチェックしておくことが何よりも良い方法です。本人であれば閲覧が可能ですので、チェックしたい人は問い合わせをしてみると良いでしょう。

信用情報機関は、利用する金融機関の種類によって違います。銀行、信金、信組、農協、信販会社、消費者金融とたくさんの種類がありますが、以下のように分類されているようです。

機関名 種類
全国銀行個人信用情報センター 銀行・信金・信組・農協
株式会社 シー・アイ・シー 信販会社
株式会社日本信用情報機構 消費者金融系

情報閲覧の際には、本人だと証明する書類を求められることがあります。また、手数料として、数百円から1000円の金額がかかることもあるようです。

気になる信用情報…いっそ別のところから借りる!

中には、まだ信用情報が不安だけど、早めに借入をしたい……という人もいることでしょう。そんな時には少し視点を変えてみることをお勧めします。

視点を変えるというよりは、「借りる先を変える」とする方が正しいかもしれません。とはいえ、先ほど紹介した信用情報機関のことを考えると、それも中々思いつきませんよね。

もしかすると、あなたは今まで大手の金融機関ばかりを狙っていたのではありませんか? それこそ、信用情報が何よりも大事で、ある意味ではガチガチに規則で固められている金融機関だったのではないでしょうか。

大手より中小を狙え!返済が終わっているなら問題なし!

むしろ大手に借りるという発想を捨てて、中小の貸金業者を探してみるのも良い手です。大手のように混雑するようなこともあまりないため、一人ひとりの事情にじっくりと向き合ってくれることがあります。

書類上、記録上の文字や数字で弾かれてしまうことがある大手よりも、事情を慮ってくれるかもしれない中小に狙いを定めてみるのも悪くないかもしれませんね。

何より、既に返済を終えているわけですから、堂々と申し込みをすることができます。借金の一本化をしたからと言って、新たに借りられないということは決してないのです。

ただし、金利や返済に関しては大手と何も変わりません。借金の一本化を返済しきったように、定められた通りにきちんと返していきましょう。

【参考ページはこちら】
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