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カーローンが利用できないブラックが車をもつための借入手段とは

消費者が自動車を購入する場合カーローンを利用することが多いですよね。車のタイプや車種などにもよるでしょうが価格が100万円を超えてくるとキャッシュで支払うのは本当に大変なので、カーローンはとてもありがたいローン商品といえるでしょう。

しかし、金融ブラックだったらどうでしょうか。一般的にはブラックはカードローンやクレジットカードの利用が困難ケースも多いので、カーローンならなおさら利用することは厳しいでしょう。それでは手持ち資金が少ないブラックはどのようにして車を入手していけばよいでしょうか。

ブラックは本当にカーローンと契約できないのか、カーローンがだめな場合カードローンからお金を借りて購入できないのか、金融商品がだめなら他に手に入れる方法はないのか、といったブラックが車をもつための方法を紹介することにしましょう。

ブラックが車をもつための方法

金融商品の利用が困難と一般的にはみられているブラックでも車を手に入れる方法はまったくないというわけではありません。例えば、カードローンやカーローンでも100%利用できないとは限らず、状況によっては可能な場合もあるのです。

そのためまずは自分のブラック度を把握してローン商品の利用の可能性を確認する必要があるわけです。そこでここではブラックやその程度について概観していきましょう。
(⇒ブラックでも無担保借り入れができる?

まずはブラック度を確認しよう!

カードローンやクレジットカードで信用事故を起こせば一般的にブラックに該当するといわれたりしますが、重要なのはその信用事故の程度といえるでしょう。つまり、その事故がローン商品との契約にどの程度の影響を与えるかが問題なのです。

もし信用事故の点だけで契約が断られるような場合はまさしくブラックと呼ばれるべきレベルかもしれませんが、信用事故を起こしていてもそれだけでは審査で落とされないというのならブラックとはいえないのではないでしょうか。そして、さらに重要なことは消費者個人がどの程度の影響力のある信用事故を起こしているかということを把握することといえます。

カーローンでもカードローンでもまったく契約できないような信用事故を起こしていればローン商品を利用した車の保有は厳しく探しても徒労に終わる可能性が大きいでしょう。しかし、評価で多めのマイナス評価で収まる信用事故なら利用可能なローンを探す価値はあるのではないでしょうか。そのため、自分で自分のブラック度を把握する必要があるわけです。

ブラック度

それではブラックにはどういったクラス、レベルのタイプがあるのでしょうか。実際には何の定義も分類も存在せず、各ローン事業者が申込者の信用情報から独自の基準でそのブラックの状況を判断しているので、どの程度の状況が深刻でどの程度が軽度であるかなどは正確にはわからないのです。

しかし、それでは利用者としては判断していくことができないので何らかの判断材料が必要でしょう。例えば、61日以上の支払遅延の継続中やその遅延実績、滞納によるローン事業からの強制解約、延滞後の不払い(貸倒れ)、法的な債務整理などが深刻な信用事故としてみなされており、これが信用情報で確認されれば審査で落とされるといわれています。

つまり、61日以上支払いが遅れたり、さらに延滞して支払いができず踏み倒したり法的に借金を棒引きにしたりするとローン商品の利用は一定期間非常に厳しくなるわけです。逆からいえば借金を踏み倒さず、60日までの遅れで支払っている場合にはローンを利用できる余地は残されているともいえるでしょう。

また、法的整理でも任意整理のような場合は現在の信用状況をみて評価するようなローン事業者もいます。そのため自分で単に信用事故を起こしたことがあるという理由でローン商品の契約は難しいと判断していたとしても、実際には利用できることもあるので一度は確かめてみる必要があるでしょう。

つまり、自分で信用情報を入手してブラック度を確認するとともに実際にローンにその利用の可能性を尋ねたり、申し込んだりして確かめることも必要なのです。その上で、ローンの利用を諦めるか、或いは可能性を求めてローンを探すかを決めたらよいのではないでしょうか。

ブラックが利用可能なローンは?

以上のことからブラックといわれる方でもその状況によっては利用できるローンも存在している可能性はありますが、それでも多いとはいえないでしょう。カーローンでもカードローンでも大手の信販会社や消費者金融、それに銀行などの金融機関では61日以上の信用事故や債務整理の記録が信用情報機関に残っていれば利用は難しいでしょう。

カーローンの場合は銀行系と信販会社系に大きく分けられます。前者のほうが審査は厳しく、後者のほうがやや甘いとみられています。特に自動車販売会社と提携した信販系ローンはその傾向がありブラックの状況次第では利用の可能性もあるかもしれません。

カーローンが利用できない場合はカードローンやフリーローンでお金を借りて車の購入代金に充てるという方法があります。カードローンなどはカーローンと比べると審査は緩いといえるでしょう。ただし、銀行や大手消費者金融のカードローンなどの場合は上記の信用事故があればやはり利用は困難と考えてよいでしょう。

しかし、中小の消費者金融ならある程度のブラックでも利用できるところがあるので検討する価値はあると思われます。ただし、金利が大手よりも高くなっていることが多いので利息の負担を十分に考慮しておく必要があります。また、闇金などの悪徳業者に引っかからないようにしなければなりません。

カードローンなどが利用できない場合は借入れによる資金の調達は厳しく車の購入を諦めるしかないかもしれません。しかし、車を所有しないで利用できる方法、例えばカーリース、レンタルやカーシェアリングなどがあります。特にカーリースの場合なら毎月の利用料を支払えば車を所有しないにもかかわらず独占的に利用できるメリットがあります。

以上のようなローンや利用方法を検討していけばブラックでも車を手に入れることができるのではないでしょうか。

カーローンの検討と注意点

ブラックがカーローンを利用することはかなり難しいですが、それでもブラックの状況次第で可能なところがあるかもしれません。そのため、どういうカーローンなら利用の可能性があるのか、もしあるとしたら何か注意すべき点があるか、といった点を確認していきましょう。

カーローンの種類

カーローンにはいくつかの種類がありますが、大きく分けると銀行など金融機関系のローンと信販会社系のローンになるでしょう。前者では銀行、信用金庫、労働金庫やJAバンクなどが運営しているローンが該当します。審査の厳しさでは銀行>信用金庫・労働金庫>JAバンクという順番でみられJAバンクが最も甘いという情報が多く聞かれます。

JAバンクは農業関係者以外での顧客の取り組みを計るため比較的審査を甘めにしているという噂がありますが、実際のところは確認しようがありません。しかし、他の金融機関よりも地域や農業従事者との関係が深いため他社とは異なった審査基準も想定されます。たとえブラックでもJAとの取引が既にあるならそれを考慮した評価も期待できるかもしれません。

一方、信販系ローンでは信販会社が自動車販売ディーラーと組んでローンを運営していることが少なくありません。販売ディーラーは車を売らないと商売にならないので厳格な審査は望んでいないので、銀行系よりも審査が甘くなっているとみられています。

また、販売ディーラー系ローンの場合はローンの支払いが完済するまで車の所有権がディーラー側にあるという契約になることが多いのですが、そうしたローンの審査はより甘いといわれています。実際のところは定かではありませんが、ローンを検討する際に所有権についてはチェックしておく必要があるでしょうね。

カーローンの検討上の注意点

ブラックがカーローンを利用できた場合の注意点を少し確認しておきましょう。

金利
どんなローンでも同じですが、審査が甘いと金利が高く設定されていることが多いので注意が必要です。苦労して契約できたカーローンの金利が高すぎて毎月の返済に困窮するということになるかもしれません。かなりの大金を借りることになるので金利が高いと相当な額の利息がかかるかもしれません。

契約する前に正確な利息の計算を行い返済できるか否かのシミュレーションをして検証しておきましょう。そして、その結果を基に利用を判断したいものですね。

車の所有権
販売ディーラー系ローンを利用する場合、ローンの支払いが完済するまでは車の所有権がディーラー側にあるという契約になっていることが多いので注意が必要です。つまり、そのローンを利用して車を購入する人が返済不能となった場合、ディーラーに車を取り上げられてしまうわけです。簡単にいうと車を担保に取られているのと同じということです。

そのためどの程度の支払いの遅れ、滞納があれば車が回収されるのかを正確に把握しそのような事態が起こらないような返済管理に努める必要があります。「少しぐらいの遅れなら大丈夫だろう」などと自分で勝手に判断していると取り返しのつかないことになる恐れがあるので、常に頭の中にいれて確実な返済をしてほしいですね。

申込ブラック化
ブラックがカーローンに申し込んでも審査に落ちる可能性は大きいです。そのためあまり多くのカーローンに落ちてしまうと今度は申込ブラックの名前も持ってしまうことになりかねません。そうなるとさらに審査に通るのが難しくなるので、2社ほど落ちればカーローンを諦めカードローンなどのもっと通りやすいローンを検討していくほうが無難といえそうです。

申込ブラックまでになると今度はカードローンなどでの評価で不利になる可能性が十分考えられます。ただでさえ、ブラックということでハンディを背負っているわけですので、これ以上のマイナス要素を持つべきではないでしょう。申込ブラックという点を考慮して素早く断念することも考えておくべきではないでしょうか。

カードローンとフリーローン

カーローンよりも審査が甘いとみられるカードローンとフリーローンの利用を考えていきます。カードローンとフリーローンとでは審査の難易度に関してはあまり変わらないと思われますが、ローン事業者ごとの難易度にはかなり差があるといってよいでしょう。

ここではブラックにとってより審査に通りやすいカードローンとフリーローンがどこなのか、どのように利用すべきなのか、といった点を確認していきましょう。

カードローン

カードローンやフリーローンを提供している事業主体は、銀行などの金融機関、消費者金融と信販会社に大きく分けることができます。このうちブラックが利用できそうなローンは消費者金融と信販会社だけとみてよいかもしれません。カードローンの分野であってもブラックが金融機関を利用できる確率は極めて低いと考えておいたほうがよいでしょう。

ブラックが利用できそうな消費者金融と信販会社でも大手事業者の場合は審査で落とされる確率は高いと考えられるため無暗に申し込むとこちらでも申込ブラックになる可能性があり注意が必要です。申し込む前に相談という形で自分のブラック度や現在の状況を説明し利用の可能性を確認することをオススメします。

当然、明確な回答は得られることはありませんが、ある程度の合否の感度やヒントなどを得られるかもしれません。そして、正式な申し込みではないので信用情報機関に記録が残ることもなく申込ブラック化を避けることができます。

大手事業者が無理な場合は中小の消費者金融が対象として残りますが、彼らの中にはブラックでもその内容(ブラック度)によっては融資に応じるところも少なくありません。例えば、5年以上前の自己破産経験者、5年以内の任意整理経験者や長期滞納者などに対して融資をしている中小事業者がいます。

もちろんすべての中小事業者がそのように対応しているわけではありませんが、柔軟な融資対応が中小の特徴といえるのでこちらも相談だけでもしてみる価値はあるといえるでしょう。ただし、大手と比べて金利がかなり高くなっていることが多いのでそれをよく確認し返済が可能と判断できた場合にのみ利用するのがよいでしょう。

また、中小の中には闇金などの悪徳業者が存在しているので、事業者の調査を欠かすことができません。事業者の営業実態、操業期間、連絡先、貸金事業登録、ホームページの保有など正規の貸金事業者であるかどうかの確認を怠らないようにしてほしいですね。

フリーローン

フリーローンはカードローンよりも使用目的の制限ないローンです。カードローンと異なり一定額を借りた後の繰り返しの利用ができないタイプとなっていることも多いので注意が必要です。ただし、車の購入のようにまとまったお金を一時期に借りる場合には適しているでしょう。

金利や利用限度額などもカードローンと同等程度になっているケースが多いようですが、異なる場合もあるので念のために確認しておくべきです。もし差があるようなら当然有利なほうを選ばないと損です。また、審査の難易度や注意すべき点もカードローンとほぼ同じと考えてよいでしょう。

したがって、必要な額を借りられ金利が同じならどちらを選んでもよいでしょうが、借入後返済に集中したい場合はフリーローンが適しているでしょう。

注意点

カードローンとフリーローンならブラックでも利用できる可能性はありますが、問題はどの程度借りられるかということになります。過去の話とはいえ大きな信用事故を起こしているブラックはやはり信用度が低いとみなされ、最初から多額の利用限度額が設定される可能性は高くはないでしょう。そのため、ローン事業者との交渉が重要となります。

事業者から審査で質問を受けますが、その際に現在の信用状況や収入・支出に関する情報をよりアピールしどのように返済できるかをしっかり説明することが重要となるでしょう。例えば、初回の融資であっても事業者が納得できる理由があれば、限度額をアップしてくれる可能性はあるはずなので、是非トライしてほしいですね。

また、金利・利息の点を十分に考慮して最小限のお金を借りることに留意してほしいですね。先にお話ししたとおりカーローンや銀行カードローンに比べて中小の消費者金融のローンでは金利がかなり高くなっています。つまり、高額な借入れには適さないローンなので利用する場合は最小必要限度の金額に抑えるべきです。

借入額は毎月のローンの返済で通常の生活が維持できないほどの返済額にならない範囲におさえるべきで、それまではローンに申し込まずひたすらお金を貯めることに注力するのがよいのではないでしょうか。また、そうした計画的な行動がローン事業者から評価されるかもしれません。

各ローンのまとめ

今まで見てきた各ローンの大まかな特徴を表にまとめておきます。なお審査の難易度については口コミ情報などを基に判断したものなのであくまで参考して考えて下さいね。

ローン 金利 融資限度額 審査の早さ 審査の難易度
銀行カーローン 2%~5%程度(変動金利あり) 10万円~1000万円程度 即日回答など比較的早い 難しい
JAバンクカーローン 4~5%程度(地域により異なる) 500万円以内 やや時間がかかる 一般銀行よりは緩い
銀行カードローン 3%~15%程度 10万円~1000万円程度 最短30分~数日 カーローンよりは緩い
大手消費者金融カードローン 4.5~18%程度 1万円~500万円程度 最短30分~ 銀行カードローンより緩い
中小消費者金融フリーローン 8~20%程度 1万円~300万円程度 即日回答~数日 大手消費者金融カードローンより緩い

*信用力に劣るブラックの場合、金利は高めに設定され限度額が少なく設定される可能性があります。

購入以外の方法で車を利用する

カーローンやカードローンが利用できない場合はローン商品を諦めるしかありません。しかし、ローン商品に頼らなくてもリースなどを利用すれば個人が所有しているのと同等に車を利用できます。ここでは何かと金融面で制約が多いブラックが車を利用するための3つの方法を紹介していきましょう。

リース

個人向けのリースを利用すれば車を購入した場合同様の利用ができるので、実質的には購入と変わりはないでしょう。カーリース契約は、消費者とリース会社がリース契約を結びリース会社は申込者に代わって車を購入してその申込者へ一定期間の貸与を行うものです。

申込者はその貸与の対価を一定期間毎月支払いますが、その期間の経過後は自分の所有になったり、売却したりできる契約もあります。つまり、分割払いで購入するのと同じ効果を得ることもできるわけです。ただし、リース料が単なる分割払いの手数料などより高くなるので納得できる料金かどうかをよく調査しておく必要があるでしょう。

また、大手の信販会社などが運営するカーリースではやはり審査があるので、ブラックでは利用は厳しいかもしれません。もちろん、カーローンなどよりも審査は甘いと思われますが、大手リース会社にはあまり期待しないほうがよいでしょうね。

一方、中小のカーリース会社の中には審査をしていないところもあります。ただし、新車ではなく中古車だけが対象となっている場合もあるので希望の車を利用することが難しいかもしれませんね。

レンタル

レンタルは消費者が利用したい時だけ車を借りるという利用方法になります。最近では主要な駅や空港だけでなく商業施設や町の中心部などにレンタル施設が増えてきたため、消費者も気軽に使えるようになってきています。また、レンタル料もかなり下降してきているので、車の利用機会の少ない人には適しているかもしれません。

もちろん借りるだけなので自分の所有になることもなく、自分の好きなタイプの車を利用できるとも限らないなど車自体が趣味という人には向いているとはいえないでしょう。また、慣れていない車を運転するのが苦手な人にも適さないかもしれませんね。

カーシェアリング

カーシェアリングは内容的にはレンタルに近いですが、複数の利用者が車を共有して利用できるサービスです。車はカーシェアリング事業者が所有し、その事業者の会員となった人は好きな時に好きなだけ使用できます。このシステムに必要な費用は事業者によって異なりますが、会員登録料、月額基本料金、使用料(時間単位など)と燃料費などとなっています。

レンタルと同様自分の好みの車を利用できるとは限りませんが、大手の事業者の用意している車種はかなり豊富なので自分の気に入ったタイプをシェアできるかもしれません。料金設定はさまざまで月額基本料金が設定されている場合が一般的ですが、中には月額料金なしのプランを用意しているところもあります。

車を利用する頻度に合わせてレンタルよりも割安に利用できるケースが増えてきたためか、カーシェアリングを提供する事業所も次第に増加しています。都会で駐車場を保有することができない人や利用機会の少ない人にとっては有難いサービスといえるでしょう。

また、会員登録では運転免許証、住民票や健康保険証などの書類が必要となることがありますが、返済能力などの審査は通常行われることがないので、ブラックでも十分に利用できるでしょう。もちろん自分の車となることはありませんが、購入代金やその頭金などが貯まるまでのつなぎの利用方法として価値があるのではないでしょうか。

【参考ページはこちら】
多重ローンだと車のローン組めない?

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