年収の数値というのは、その人のステータスとして色んな場所で注目を集めるでしょう。お金だけとは言いませんが、年収が多いというのはそれなりに社会的な地位もある場合がほとんどです。
それゆえに何か申し込む時は年収も記入する場面があったりしますし、さらにはお見合いサイトなどでも年収の記入が必須だったりします。お金が重要な意味を持つ資本主義にとって、年収というのはやはり見逃せない点なのです。
(⇒年収の3分の1以上の借入は無理?)
特にお金に直結するサービス…融資関連に関しては、年収が無関係という事はまずありません。基本的に年収が無い人はお金を借りる事もできませんし、後払いの際に使うクレジットカードでも不可能となります。
収入が無いという事は著しく信頼を損なってしまう状態ですので、仕方が無い事ですね。年収が多いなら融資に申し込むとすんなり通りますし、場合によっては相手の方からカードローンなどのお誘いが来る事もあります。しかし、年収があるけど少ないという場合、どうでしょうか?
年収が少ない人は、融資審査に落ちる可能性がどうしても高くなってしまいます。年収が少なくて毎月ギリギリな生活をしていると、お金を貸しても返済分まで用意ができないと思われやすいからですね。年収=返済能力というのはやはり否めないわけなのですが、年収が少ない人はなかなか融資審査にも通過出来ないと決まったわけではありません。
年収が少ない人でも、融資審査に通過する方法というのはいくつかあります。例えば、希望限度額が低いカードローンの場合、さほど審査が厳しくありません。
大金を借りられるカードの場合は相応に審査も厳しいわけですが、少額なら金融業者側のリスクが低い事もあり、わりと融資にも積極的です。ただ、リスクが低いと言っても借りたお金を返せないとペナルティはありますので、少額と言えど借りるならしっかりと返していく気概が大事です。
また、どのように働いているかというのも大事です。年収が少ないけど安定した仕事だと、年収が多いけれど不安定な仕事よりも融資審査で有利になりやすいです。
何故なら、雇用が安定している場合は毎月少額といえど、きちんと長期に渡って返済する能力があるという事になりますので評価は高くなります。しかし不安定な仕事だと急に収入自体が無くなり、一気に滞納状態に陥りやすいのです。薄給でも正社員であるのなら、金融業者の評価はさほど低いわけでは無いのですね。
さすがに住宅ローンなどでは年収が低いと厳しいですが、カードローンといった小口融資ならいくらでも通りようはあるのです。
【参考ページはこちら】
年金受給者でも借入はできる?