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個人事業主でも借入可能?審査を受ける前に知りたい3つの知識

個人事業主という働き方は、会社法人に比べて起業の敷居が低いですね。特に必要とされる初期費用については、ほとんどない状態でも開始できる場合があります。

しかし、事業が順調になれば設備投資などで資金も必要になるので、そのときに融資を使う人は多いです。個人事業主でも借り入れは利用可能ですが、立場上会社員と違うので、注意点があります。

個人事業主が融資を使う際、どんなことに気をつけるべきか?事業ではお金が欠かせませんので、起業前の人もチェックしましょう。

どう違う?個人事業主が申し込む融資について

昔に比べて大きく増えたとはいえ、日本ではまだまだ個人事業主への理解が浅いです。そこで、まずは個人事業主という働き方について、軽く触れておきましょう。

個人事業主とは、『会社に通わずに自分で仕事を取ってきて、完全に個人のみで仕事を行う人』です。専門性が高い仕事が多く、実態の把握が難しいことから、融資を受ける立場としては特殊とされます。

具体的に、以下のようなお仕事は、個人事業主として働く場合が多いです。

  • ライター
  • 小規模なネットショップ経営
  • データ入力

こうした仕事では会社に通うケースもあれど、インターネットを利用することで個人でも働きやすく、自由度が高いので若い人を中心に注目を集めています。

魅力的な面が多い個人事業主ですが、一人だけの事業主は楽でなく、さまざまな困難もあります。特に、資金調達のためにお金を借りるなら、特殊な立場なので独自の苦労があるでしょう。

会社員より不利!?個人事業主が融資を受けにくい理由

まず知ってもらいたいのが、『個人事業主は通常の会社員と比較して、融資審査で不利になりやすいこと』です。

「お金が必要な事業者なのに不利なの?」と疑問に思うかもしれませんが、融資する側も返してもらわないと利益になりません。だから、以下の要素が該当しやすい個人事業主は、有利とは言い難いのです。

  • 収入額が安定しない
  • 仕事が突然途絶えることも多い
  • そもそも仕事内容の把握が難しい

どれも金融機関が望む『安定した返済』には欠かせない要素であり、個人事業主では満たすことが難しい条件ですね。欲しいだけでは借りられないのが、融資の厳しい現実なのです。

また、融資によっては個人事業主では扱えないタイプもあり、「個人事業主は最初にお金を貯めていないと厳しいかも…」と思うでしょう。預金は確かに大事ですが、融資には違った便利さもあり、すぐに諦めるのはもったいないですね。
(⇒キャッシングしやすい職業とは?

相談だけなら気楽!金融業者への問い合わせをしてみよう

今はインターネットで検索を行えば、融資に関する知識も豊富に掲載されています。個人事業主として起業するなら勉強しておくべきですが、ネット上の情報は玉石混交で間違いも多く、やはり融資のプロの意見が一番役立ちますよね?

その場合、銀行や消費者金融といった金融業者に直接連絡を行い、先に不安を解消すると良いでしょう。

先ほども申しあげたように、融資の中には事業者向けではない商品も多く、自分自身で判断がつかないこともあります。そんなときは、さまざまな問い合わせ方法から質問しましょう。

  • メール
  • 電話
  • 店舗窓口

特に急ぎでない場合、メールでの問い合わせは空き時間に実行できるので、「お金に関する相談って気が引けるかも…」と思う人でも気楽ですね。

急ぐ場合は電話や窓口から質問すれば、説明を受けつつ申し込みもできるので、普段は一人の個人事業主からすると、非常に頼もしいでしょう。(こちらもご参考に→事業資金の借入にオススメな業者

個人事業主なら必須!申し込み前に用意すべき書類とは?

融資に申し込む場合、いくつかの書類が欠かせません。それは個人事業主でも同じ…なのですが、会社員として申し込むケースと異なり、一部の書類が絶対に必要とされます。

個人事業主が融資前から用意しておきたいのは、自分の収入がはっきりと提示できる『収入証明書』の類いです。

カードローンなどの申し込みでは、以下のような記載をしばしば見かけます。

原則として、◯◯万円までは収入証明書の提出が不要です。

つまり、この規定された限度額までなら、『身分証明書』だけで借りられるという意味なのですが、大抵は例外があります。その例外が個人事業主であり、先に用意しておかないと、後になって提出する手間が増えるでしょう。

個人事業主がなぜ収入証明書が必要なのかは、先ほども説明した内容に答えがあります。『個人事業主は仕事の内容が把握しにくいため、収入の有無も判断が難しいから』なので、事前に備えてください。

どんな書類がいいの?個人事業主の収入証明書について

通常の会社員なら、仮に収入証明書を求められても『給与明細』の提示で良いので、非常に申し込みが楽です。ですが個人事業主には給与という概念がありませんので、明細は用意できませんね。

しかし、個人事業主の収入を明示する書類はいくつかあり、それでも十分代用可能なので、以下のものを保管しておきましょう。

  • 確定申告書
  • 支払調書
  • 納税証明書

この中で特におすすめなのが、『確定申告書』です。個人事業主なら毎年確定申告を行うと思いますが、その際に正確な年収が記載されますし、さらに税務署の判も押されているので、信用性は高いでしょう。

また、確定申告書を正確に記入していると、事業主としての信頼も上がります。経費欄をこまめに分けるなどしておけば、「融資をしてもきちんと計画を立てそうだ」と思われやすいのです。

個人事業主にうってつけ?専用の融資を探してみよう!

一昔前ならともかく、現代は個人事業主が大きく増えたので、融資する側も「個人事業主の人はちょっと…」なんていえなくなりました。だから、個人で働く人への融資環境も、昔よりは改善されてはいます。

そんな中、『個人事業主向けの専用融資プラン』はしばしば見かけるようになり、専用と銘打つだけあって利点がたくさんあるのです。

  • 個人事業主専用なので仕事が不利な要素になりにくい
  • 事業用途での利用も可能
  • 金利や限度額が通常の融資よりも優遇された商品が多い

特に『個人事業主でも仕事が不利にならない』のは当たり前に見えて、融資で冷遇されやすい立場からすればありがたい点です。当然応対する人も、個人事業主からの問い合わせに慣れているので、適切なヒントがもらいやすいでしょう。

普通の融資を使っても構いませんが、個人事業主という立場で少しでも便利に借りたいなら、真っ先に検討したいですね。

代表的な個人事業主向け融資を紹介!

個人事業主向けの融資として有名なのが、『オリコ』と『ビジネクスト』の二社で、どちらも実績がある大手金融業者です。

双方の代表的な個人事業主向けプランについて、詳しい条件をご紹介いたします。

商品名 限度額 金利 特徴
CREST for Biz 最大300万円 6.0%~18.0% カードローンタイプ
オリコビジネスサポートプラン 最大1000万円 6.0%~15.0% 証書貸付タイプ
商品名 限度額 金利 特徴
カードローン(事業者ローン) 最大1000万円 8.0%~18.0% カードローンタイプ
ビジネスローン(商工ローン) 最大1000万円 8.0%~18.0% カード無しタイプ

上がオリコ、下がビジネクストのプランになります。

双方とも個人事業主専用というだけでなく、『カードローンとカード無しのローンの双方を用意している』点で一致していますね。カードローンはとっさの小口事業資金に、カード無しの場合は本格的な資金繰りに向いているでしょう。

個人事業主にはシビア!?返済に遅れるとどうなる?

最後にお伝えしたいのは、『個人事業主なら特に返済に遅れてはいけない』ということです。延滞はどんな人でもダメですが、個人事業主の場合はリスクが大きくなります。

個人事業主はもともと借りにくいということもあり、延滞するとよりいっそう審査が厳しくなります。それなのに会社員以上に融資が必要になりやすいため、今後の事業計画に大きく影響するのです。

例えば会社員が「欲しいものがあるから借りたい!」と考えて審査に落ちても、我慢すれば何とかなるケースが多いですよね?しかし、個人事業主はそうもいきません。

「機材が壊れて仕事ができないのに、修理費も借りられないから収入が完全に途絶えてしまった…」なんてこともあり得ます。あまりネガティブな方向に考えすぎるのも良くないですが、こうしたリスクもあるのが個人事業主という働き方なのです。

自分自身で仕事に必要なお金も用意するなら、いつでも借りられるようになりましょう。そのために常日頃から返済には遅れず、信頼を勝ち取り事業を成功させてくださいね。

【参考ページはこちら】
審査の甘い事業資金の借入方法を教えて!

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