銀行の借入審査は通りにくいと聞いて、不安になっていませんか?銀行で借りるのは止めようか…とお考えになる前に、銀行の審査について一緒に確認しましょう。
銀行の借入審査が少し難しいのは、確かに事実です。しかし、最近ではアルバイト・パートでも銀行で借りれます。これも事実です。
矛盾するような2つの事実ですが、どちらも本当です。結論として、「ポイントさえ押さえれば、銀行借入は手軽にできる」と言えます。銀行借入を諦めるのは、審査に落ちてからでも十分ですよ。詳しくご紹介していきましょう。
理由は人気の高さ!銀行の借入審査が難しいのは事実!
まずは1つ目の事実、「銀行の借入審査は難しい」ことをご紹介します。これは事実で、銀行の審査はやや難しめです。その理由は2つあります。ご紹介しましょう。
銀行借入は人気が高い!
銀行の借入審査が難しめなのは、それだけ銀行借入は人気が高いからです。まずは銀行借入が人気の理由からご紹介しましょう。それは2つあります。
- 金利が低い
- 総量規制の対象外となる
銀行系カードローンは、消費者金融系のものより金利が低くなりがちです。次の表をご覧ください。(こちらもご参考に→カードローン利息についてもっと詳しく!)
サービス | 最高金利 |
---|---|
三菱東京UFJ銀行カードローン | 14.6% |
りそな銀行カードローン | 12.475% |
アコム | 18% |
プロミス | 17.8% |
上2つは銀行系カードローン、下2つは消費者金融系カードローンになります。銀行の方が、明らかに最高金利が低めですよね。カードローンは最高金利になることが多いため、最高金利が低いサービスは、明らかにお得です。
これに加え、銀行借入には総量規制の対象外となる特徴もあります。
個人が借りれる金額の最大額を定める法律。年収の1/3までが、個人が借りれる最大金額となる
総量規制は法律ですので、貸金業者などで借りると原則適用されますが、銀行なら対象外です。年収の1/3を超える高額借入をしたい方には、銀行は貴重な借入先となります。
このような法律上の理由からも、銀行での借入は人気なのです。
人気が高い分、審査が難しくなりがち!?
銀行借入には以上のような人気の理由があるため、審査が難しくなりがちです。
- 銀行での借入希望者は多い
- 審査のハードルを下げなくても利用者には困らない
- 審査を緩くするとお金の回収率が下がる
簡単にいえば、需要が高いのです。人気の商品ほど、安売りされることって少ないですよね。それと同じことです。
特に、借入は「あとで返す」との約束で、自分のものではないお金を借りることになります。このとき、あとで返せなくなりそうな人を見分けるために、審査があります。
審査を緩くすると、それだけ返済できるか怪しい人にもお金を貸すことになりますので、それだけ貸したお金の回収率が下がる危険があります。
人気が高く、借入希望者が多い銀行が、わざわざ審査を緩くするメリットってなかなかありませんよね。このような理由で、銀行の借入審査は難しい傾向があるのです。
アルバイト・パートでもOK!?銀行で手軽に借りれるのも事実!
次に2つ目の事実、「アルバイト・パートでも銀行で借りれること」をご紹介します。これも事実で、アルバイト・パートでも簡単に借りれる銀行系サービスは意外と見つかります。ご紹介しましょう。
アルバイト・パートでも即日で借りれる!?
銀行から借入したいとき、アルバイト・パートの方でも、即日で借入することは可能です。たとえば先にも少し登場した「三菱東京UFJ銀行カードローン」。借入条件を確認してみましょう。
借入条件 | 詳細 |
---|---|
金利 | 4.6%~14.6% |
借入金額 | 最大500万円 |
担保・保証人 | 不要 |
利用資格 |
国内居住の方 満20歳以上、65歳未満の方 安定した収入がある方 *アルバイト・パートでもOK |
有名なメガバンクのサービスで、借入額も高額までいけますが、バンクイックは「アルバイト・パート」でも利用可能です。その他、次のような特徴もあります。
- 審査は最短30分
- 即日借入可能
アルバイト・パートでも申込みできて、審査は早ければ30分。手続きが早いので、即日利用もできます。「本当に銀行借入なの?」と思える手軽な条件ですが、バンクイックは三菱東京UFJ銀行が提供しており、まぎれない銀行系カードローンです。
銀行系でも簡単審査で手軽に使えるサービスの代表例です。
他にもある!簡単審査の銀行借入
三菱東京UFJ銀行カードローン以外にも、簡単に借りれる銀行借入はあります。たとえば、以下のような銀行系カードローンです。
- りそな銀行カードローン
- 千葉銀行カードローン
- 静岡銀行カードローン
- 筑波銀行カードローン
詳細な条件は省きますが、いずれも共通するのは「アルバイト・パートでも使えること」です。
- 職業や収入などの申込み制限ナシ
- アルバイト・パートでも銀行借入できる
「正社員しか使えない」や「年収○百万以上の方」といった、特別な制限がない簡単な審査です。これらサービスを使えば、アルバイト・パートでも銀行で借りれることになります。
このように、アルバイト・パートでも借りれるサービスが、メガバンクや地方銀行からも提供されています。銀行から手軽に借りることもできるのです。
結論!ポイントを押さえれば、銀行でも手軽に借りれる
銀行の借入審査について、矛盾するような事実を2つご紹介しました。どちらも本当ですので、つまりは「ポイントを押さえれば、銀行でも簡単に借りれる」ということです。ご紹介します。
「アルバイト・パートでも借りれる」という基準に注目!
銀行の借入審査に関する2つの事実を並べてみましょう。
- 銀行の借入審査は難しい
- アルバイト・パートでも銀行で借りれる
両方とも事実だとしたら、結論は「銀行の借入審査はやや難しいけど、アルバイト・パートでも通るレベルの審査」となりますよね。「アルバイト・パートでも通る」という点にご注目ください。
- 具体的な審査基準が重要
- アルバイト・パートでも通るなら、まだ簡単な部類
「審査が難しい」という事実も重要ですが、その結果、銀行の借入審査が具体的にどのような審査基準になるのかが特に重要です。たとえば、正社員や公務員しか通らない審査基準になるなら、銀行の借入はかなり利用が難しいと感じられますよね。
審査前に注意は必要!銀行審査にも受かる状態とは
しかし、銀行の借入審査がやや難しいのは事実ですから、審査を受ける前には少し注意したいですね。では、具体的にどのような注意をすれば、アルバイト・パートでも銀行の審査に通るのでしょうか?
以下のような状態が一つの目安になります。
ポイント | 銀行の審査に通る状態 |
---|---|
仕事歴 | 勤続1年以上 |
その他の借金 | 一切ナシ |
年齢 | 成人済み・60歳以下 |
借入審査ではいろいろなことを聞かれますが、ポイントとなるのは上記の条件です。理由ですが、借入利用者として銀行で想定されている条件は、以下の通りだからです。
- 安定収入がある
- その他の借金がない(少ない)
- 成人した現役社会人
銀行で借入審査を受ける前には、これらの条件をクリアすることを意識ください。そうすれば、難しめだと言われる銀行の借入審査でも、実際には簡単に通過できます。
審査に落ちたらどうする?お薦めする2つの対処法
ポイントを押さえれば手軽に借りれるとご紹介しましたが、一度、銀行の審査に落ちた場合はどうしたらいいのでしょうか?お薦めする対処法を2つご紹介します。
銀行借入にこだわるなら時間を置いて再申込み!
一度審査に落ちても、それでも銀行で借りたい場合は、以下の2つの対応をお薦めします。
- 時間を置いて再申込み
- 自分の条件の改善
借入するときは、連続した申込みをなるべく避ける必要があります。連続申込みは多重債務者を始め、借入の利用が難しい「ブラック利用者」という印象が強くなるため、申込みが連続するほど審査に受かりにくくなります。
まして、審査が少し難しい傾向にある「銀行」ですから、すぐにまた銀行借入に申込んでも落ちることが多いのです。それを避けるため、いったん時間を置きましょう。
前の審査落ちから6か月経つと、前の申込み記録が消えますので、以前にも申込みしたことがわからなくなります。すると、また普通に申込みができます。一度審査に落ちたときは「6か月」ほど申込みをお待ちください。
申込み間隔を空けるための期間は、自分の条件を改善するいい期間にもなります。申込み間隔を空けるついでに、自分の条件も改善しておきましょう。目指すべき状態は、先ほどの「審査に受かる状態」をご参考ください。
申込み間隔を空け、自分の条件も改善できれば、次の申込みで審査に通る確率アップです!
借入を急ぐなら消費者金融がオススメ
銀行で一度審査に落ちた場合、少し期間を空けないとますます銀行の審査に通りにくくなる…。借入を急いでいる方だと、「そこまで待てない!」と感じられますよね。
そんな方には、消費者金融の利用をオススメします。
- 銀行より審査が簡単
- 銀行に落ちた直後は消費者金融が現実的
消費者金融は、銀行よりも審査が簡単な借入先です。銀行の審査に落ちた方でも、受かる可能性があります。
銀行の審査に落ちたなら、自分の条件は「銀行の審査基準をクリアできていない」ということですから、消費者金融が一番現実的です。消費者金融を選ぶだけで、銀行よりも審査のハードルを下げられます。
銀行でも手軽に借りれる可能性はありますが、一度審査に落ち、しかも借入を急ぐときだけは、銀行の審査が難しいことを考慮し、消費者金融を使うのもオススメです。
【参考ページはこちら】
銀行が20歳未満に融資をしない理由とは