カードローンを利用される人は、急な出費の借入が目的で利用している場合が多いです。
そんな急な出費の借入で良く利用されている金融機関というと、銀行やサラリーマン金融が挙げられます。
しかし、過去と比較すると今では銀行を利用する人が増えてきている状況です。
その理由として挙げられるものに、銀行であれば低金利・即日融資を受けられる点があります。
メリットが多くデメリットが少ない銀行ですが、検証してみると他にも見えてくるサービスがありましたので、今回はそのような魅力についてもご案内致します。
急な借入でも大丈夫!銀行カードローンなら即日融資に対応
現代のカードローンというと、銀行、もしくはサラリーマン金融の2択である場合が多いです。
申込を行った当日中に受けられる融資のことを即日融資と言います。
即日審査の場合、審査が即日で完了するだけなので注意してください。即日融資のように融資も含めて即日ではないのです。
即日融資は、今では大手銀行・中堅銀行でも対応しているサービスとなっています。
現代において当然のサービスとされているのですが、昔はこのようなサービスに対応しているのは一部のサラリーマン金融だけでした。
というのも、昔は以下のような理由もあり銀行は対応していなかったからです。
- 審査が遅かった
- 審査が厳しかった
- 審査条件が多かった
今では、最大手とされている銀行でも即日融資に対応しています。
なので、大手銀行でも気楽に即日融資を受けられると理解されても問題ありません。
ただし、14時を過ぎてからの申込では即日融資の対応時間外となる場合が多いため、その点には注意をして申込を行う必要があります。
年収以外も評価!過去と現代のカードローンには大きな違いがある
現代のカードローンにおいて即日融資といったサービスは当たり前になりました。
ですが、即日融資以外でもサービス面の強化を目指す目的で、変更されている部分が多く存在します。
例えば、今では知られるようになったサービスに「スコアリング審査」というものがあります。
属性という項目において1項目ずつ評価していく仕組みをスコアリングと言います。
現代のカードローンでは、銀行やサラリーマン金融でスコアリング審査が導入されているため、年収のみで借りられる時代ではなくなっているのです。
要するに「色々と評価される」ようになりました。
ですが、スコアリング審査を導入することによって、昔は借入が難しかった人も審査を受けられるようになったのです。
(⇒キャッシングしやすい職業は?)
- パート
- アルバイト
- 派遣社員
- 自営業主
- 主婦
- 学生
昔は、パートやアルバイトが銀行からお金を借りる・・・というのは不可能でした。
というのも、「年収が100万円以上」という審査基準が存在していたからです。ですが、現代ではそのような仕組みもあまり存在していないため、年収ではなく「収入が安定している」人であれば、大手銀行でも審査を受けられるようになっています。
また、無茶な借入額にならないよう調整してくれます。
そのため、サラリーマンであれば50万円以上の審査結果が出ることもあるのですが、それ以外の方の場合は30万円以内の審査結果が多く出るようになっているのです。
本人の意思で借入額を減らすことも用意なため、利用の際に注意すべき点も今では減ってきています。
主婦も借りられる?そんな要望にも応えてくれる銀行カードローン
主婦というと「専業主婦」として生活されている人もいます。
専業主婦は収入が無いため、多くの専業主婦はお金を借りられないと思っている場合が多いのですが、実を言うと借りられないというわけではありません。(こちらもご参考に→専業主婦が借入しづらくなった背景とは)
以下の条件を満たしている場合、銀行であれば審査基準を満たすとして、最大10万円~50万円の範囲でお金を貸してくれる場合が多いです。
- 配偶者に安定した収入がある
- 配偶者の借入状況が厳しくない
- 配偶者が配偶者貸付の申込を行っている
配偶者側が、審査の対象となる貸付制度のことを配偶者貸付と言います。
この制度を利用することによって、収入のない人が配偶者貸付でお金を借りることも可能となりました。
ただし、何かしらの制限が設けられているため、通常の貸付より借入額が小さくなる場合が多いです。
このような制度も存在するのですが、「配偶者がおらず、完全な無職」の場合は審査が緩くなった大手銀行でも、お金を借りることはできませんので注意してください。
完全な無職とは以下のような人物のことです。
- 収入のあてがない
- 就職を行っていない(就職できる予定がない)
- 無職になってから長い
無職になってからの期間ですが、「1ヶ月以内」であれば審査対象として認められることもあります。
大手銀行では難しい場合が多いのですが、サラリーマン金融であれば審査対象と認めている場合が多くあるのです。
収入が少なくても審査OK!審査が緩くなった銀行カードローン
現代のカードローン審査は、スコアリング審査により審査が進んでいきます。
具体的な収入の属性についてですが、以下の条件を満たされている人であれば、大手銀行でもカードローン契約を組める場合が多いでしょう。
- 収入が安定している
- 収入が継続している
- 収入が複数ではない
上記について1つずつ補足させていただきますが、安定というのは毎月で偏った収入となっていなければ問題ありません。
また、「20万円、50万円(賞与含む)、20万円」というふうに、月によって変動しやすい収入形態の場合でも、収入は安定していると判断してもらえます。
重要なのは、月によって収入を得られない・・・という問題を抱えていないかどうかです。
そのため、収入が継続していると判断される人は、半年間以上で勤務実績を確認できる人であれば問題ないことが多いのです。
収入が複数から入ってきている場合も、安定していないと判断されることが多いので注意しておきましょう。
このように、重要となるのは収入に「不安定感」が見られないということです。その点を重視しカードローン審査の申込を行っていれば、特にカードローン審査で落ちることもありません。
審査が厳しい職業にご注意!収入が不明瞭な場合は審査拒否?
銀行カードローン審査を通過する方法で、「職業」に関する案内をインターネットなどで見かけることがあります。
職業まで関係あるの?と思う人もおられるそうですが、実を言うと最重要となる属性は職業なのです。
職業が重要視されている理由は以下を参考にしてください。
- 収入を相場から確認できる
- 将来性(リスクの有無)を確認できる
- 社会において需要が見込めているか確認できる
これらの条件を高い質で満たせるようであれば、職業だけでカードローン審査に通ることもあります。
高い評価を受けやすい職業では以下のような職業が挙げられますが、下記条件を満たせる人は国内でもそれほど多くいません。
- 専門職(高求職に該当する職業)
- 公務員
- 大手企業勤務
専門職というのは、「IT、医療、法律」といった業界で働いている人などを指します。
このような職業を通じて収入を得ている方であれば、通常より大きな借入であっても審査で落ちる心配はほとんどありません。
というのも、専門職のみのカードローンも存在すれば、スコアリング審査上でも高評価となる限られた職業の1つだからです。
公務員の場合は安定した収入、失職するリスクが小さいため高評価となっています。
審査そのものが無理なことも!銀行カードローン審査の申込資格
カードローン審査は「必ず対応する」という約束事が存在するわけではありません。
そのため、以下の条件を満たす人物では審査拒否となることもあります。
- 借金の履歴がスーパーホワイトが含まれる
- 借金の履歴にブラックが含まれる
- 記入内容に多くの不備や虚偽が含まれる
借金されたことが一度もない人をスーパーホワイトと言い、借金において事故を起こしたことがある人をブラックと言います。(こちらもご参考に→ブラックでも借りられるところはある?)
ブラックのほうが圧倒的に問題のある人物として評価されるのですが、大手銀行ではスーパーホワイトに対しても厳しい評価を行っているのです。
過去であれば「借金経験がない」というのは評価対象でした。
ですが、今までに借金をされたことがない人ほど、「いきなり借り過ぎてしまう」というデータが見られるため、大手銀行では貸し渋りの傾向にあるのです。
ブラックの場合、以下の条件のどれかに該当している内はブラックとして扱われるため、ブラックの評価が残っている限りは新規でローンを組めません。
- 借金返済で遅延している
- 過去に金融事故を起こしている
- 申込先に対して過去に迷惑をかけている
他にも、「申込ごとに内容が食い違っている」と審査拒否されます。
審査拒否は、「10分と経過しない内に審査結果が出る」ことが多いため、すぐに審査結果が出るようであれば、まともに審査はしてもらえていない・・・と判断したほうが良いでしょう。
金利が安く使いやすい大手銀行!みずほ銀行のカードローン
大手銀行でカードローン契約を組みたい場合、みずほ銀行のカードローンがオススメです。
なぜオススメなのかというと、みずほ銀行は全体的に見ても金利が安いからです。
具体的な商品内容については以下を参考にしてください。
業者名 | みずほ銀行 |
---|---|
商品名 | みずほ銀行カードローン |
融資限度額 | 1000万円 |
金利(年率) | 4.0%~14.0% |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.満20歳以上満66歳未満の方 2.安定した収入を得られている方 3.保証会社の保証を受けられる方 |
担保・保証人 | 不要 |
PR | ・国内でも知名度の高い大手銀行 ・融資限度額が1000万円と最高水準 ・金利が他の銀行より安い ・即日融資に対応 ・男性、女性ともに利用しやすい |
通常の金利は「4.5%~15.0%」であることが多いため、みずほ銀行であれば1.0%程度で金利が安くなります。
しかも、そのような金利の安さを実現しているにもかかわらず、みずほ銀行では「審査基準が厳しくない」のです。
即日融資にも対応しているため、急な出費の借入でも対応してくれる大手銀行となっています。
本当にデメリットはない?安心して使えるカードローンが多い理由
大手銀行の案内をインターネットのランキングサイトなどで確認すると、メリットばかりが見つかるため「デメリットは本当にない?」という気持ちになる人もいます。
ですが、大手銀行のカードローンにはデメリットのようなものが本当にありません。
小さなデメリットが見つかることもありますが、下記のようにデメリットと言えるか怪しいものが多く見つかる結果となりました。
- 即日融資の対応時間が短い
- 特別審査スピードが速いわけではない
- 契約は素早く行えるが解約は素早く行えない
即日融資の対応時間についてですが、「30分程度」しか違いがないのでデメリットとは言いづらいです。
14時以降は対応できない大手銀行もあれば、13時30分以降は対応できない大手銀行もある・・・というだけです。
午前中に審査申込をされている方であれば、即日融資が極めて難しくなることはないでしょう。
審査スピードについても、即日融資と同じで「30分程度」しか違いがありません。
みずほ銀行では最短60分以内で審査結果が出るため、中堅銀行と比較すると「速い」と評価できます。中堅銀行の場合、最短でも120分以内で審査結果が出るため、大手銀行と比較すると遅いことが良くわかります。
解約の遅さについては、大手銀行の場合だとどうしても遅くなってしまうことが多いです。
大手銀行は利用者が多いため、利用者からの申込などが殺到しやすい時期では、対応が遅いと感じる場合が増えますので、その点を理解した上で利用されたほうが良いでしょう。
即日融資が実現しやすい!三菱東京UFJ銀行のカードローン
即日融資を最短で受け取れる大手銀行というと、中々、三菱東京UFJ銀行以上の銀行はありません。
三菱東京UFJ銀行では、WEB完結型の審査を実施しているため、他より10分以上も審査時間を短縮できることがあります。
WEBのみで審査~契約まで完了する審査方法をWEB完結型と言います。
WEB完結型であれば、自宅から申込できるだけでなく書類郵送の面倒もありません。
通常の審査方法では、契約書類・本人確認書類は郵送する必要があるため、その分審査に時間がかかってしまうことも多いのです。
具体的な商品内容については以下を参考にしてください。
業者名 | 三菱東京UFJ銀行 |
---|---|
商品名 | 三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」 |
融資限度額 | 500万円 |
金利(年率) | 4.6%~14.6% |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.満20歳以上満65歳未満の方 2.安定した収入を得られている方 3.保証会社の保証を受けられる方 |
担保・保証人 | 不要 |
PR | ・初心者の利用率が高い ・審査に甘い大手銀行 ・TV審査を行っている ・WEB完結型の審査を行っている ・即日融資に対応 |
三菱東京UFJ銀行で販売されているカードローンは、「バンクイック」というカードローンです。
バンクイックは若者から支持されている人気のカードローンなのですが、TV審査も行っているため、中高年からも支持されているという特徴まであります。
銀行窓口ではなく、「カードローン専門の窓口(TV付き)」をTV審査と言います。
TV審査と通常の審査の大きな違いは、サービス内容が不明な場合にTVを通じてスタッフと連絡できる点です。
窓口そのものも、他の方から中が見られないよう配慮されているため、サッと申込を終えたいが、だからと言って人に見られるようでは困る・・・という人が、TV審査を通じてカードローンを発行しています。
話題のバンクイック!他と比べてどこが便利なのか?
三菱東京UFJ銀行だけのサービスではありませんが、「保証会社」を通じて契約を結べる点が大きな魅力です。
カードローン審査、カードローン契約後の保証を引き受けている会社を保証会社と言います。
保証会社を通じてカードローン契約を組む場合、「担保・保証人が不要」となるため、収入が少ない人、無職に近い人でもカードローンを持てるようになりました。
保証会社というのは、三菱東京UFJ銀行の場合はアコム(株)のことです。
アコム(株)は、サラリーマン金融でも人気の高い優良業者なのですが、今では大手サラリーマン金融ほど銀行の保証会社として対応している割合が高いのです。
このような保証付きでカードローンを持てる・・・ため、今では大手銀行でもカードローン審査を受けられる人、審査に通る人が増えてきています。
サラリーマン金融は、今までに多くの人を審査してきたノウハウがあるため、保証会社としても頼りになる存在なのですが、保証会社の存在で特に大きな恩恵を受けているのは「多重債務者」です。
多重債務に陥っていると、どこに行っても審査に通らない場合が多いため、銀行そのもので審査を申込まない人も多くいます。
しかし、保証会社ありの銀行であれば「借換・おまとめ」に関するローンの販売も行っているため、金利の安い銀行で新たに出直すという対応も可能となるのです。
借換・おまとめは返済期間も長く、且つサラリーマン金融が審査を行ってくれるため、近年では人気の金融商品として注目されている一面もあります。
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