年金受給者でも借入できるポイントはココ！

年金受給者で年金の他に安定した収入のある人はもちろん借入する事が可能ですが、年金のみの受給者が借入する事は出来ないのでしょうか。

ここでは年金受給者の借入について、いくつかのポイントを挙げながらどうすれば借入することが出来るのかをお話ししていこうと思います。年金生活でも豊かに暮らしたいと考える人必見です！

老後というにはまだまだ楽しみたい年齢のあなた、ぜひ生活設計の参考にして下さいね。

年金受給者で無職の場合でも借入可能？

年金受給者で勤務もしている人は多くいます。たとえアルバイトのような形でも毎月決まった額の収入が有る場合はもちろんカードローンへの申込みは可能です。年齢制限があるので銀行のカードローンは無理な場合が多いです。

消費者金融のカードローンの場合は多くが６９歳までの年齢制限となっています。これなら年金受給者でも申し込めますよね。（こちらもご参考に→キャッシングの年齢制限について）

それでは収入が年金のみと言う年金受給者が申込めるカードローンはあるのでしょうか？大変少ないのですが、年金を収入と見なして融資を受け付けている業者はあります。

銀行は年金受給のみでも融資可消費者金融は不可

以上のように年金受給のみの申込みに関しては消費者金融は不可、銀行カードローンは可となっています。それなのに年齢制限は銀行はほとんどが６５歳未満までとなっているのです。

これでは年金を受給する年齢の６５歳を過ぎた人は実質借入不可と言う事になりますね。年金受給は早期だと６０歳から貰えるので、その場合は銀行のカードローンへの申込みが可能です。

年金受給者で勤務もしているなら消費者金融カードローン！

昔は定年過ぎればもう老人という感覚でしたが、今は定年後年金生活であっても、まだまだ現役で仕事をされる人が多くなっています。それでも銀行のカードローンの年齢制限は６５歳未満が多いのです。
（⇒70歳以上の借入は難しい？）

定年後は年収もぐっと少なくなり、銀行にしてもやはりリスクは抱えたくないのでこういった年齢制限となるのも仕方ない事かもわかりません。

その点消費者金融のカードローンは６９歳まで申込み可能です。年金受給者で毎月安定した収入がある人は消費者金融のカードローンに申込むようにされると良いでしょう。

年金だけでは生活を楽しむゆとりがない！そんな時どうする？

仕事を持たない年金受給者は年金のみでも可と言う銀行のカードローンでは年齢制限にひっかかる。消費者金融では申込み条件で不可となる。かと言って年金だけではいざという時に心許ない、何とかしたいですよね。

年齢も７０歳までと幅を広げてあるので、年金受給年齢になっても申込めるのが嬉しいですね。 ただこういった消費者金融はカードローンではなく、一回一回振込融資の所が多いのが難点です。それでも即日融資にも対応してもらえます。

安易にヤミ金融の手口に乗らない事！

中小規模の消費者金融会社は会社名もあまり知られていないものが多いのですが、必ずホームページがあり、登録番号や所在地、連絡先が明記されており、返済方法や返済額なども記載されています。

それに反して誰にでも貸しますという誘い文句のヤミ金融はホームページを持ちません。ＤＭや携帯電話で直接の勧誘などが多いのですが、怪しいと思ったらまず社名で検索してきちんとした会社かどうか確認して下さいね。

「年金収入のみでも申込み可能な消費者金融会社」

• 口コミ情報が良好でホームページを持っている
• 登録番号が明記され、所在地電話番号などが記載されている
• 金利、返済方法、返済期間などが明記されている

「ヤミ金融」

• 媒体が小さなチラシ、携帯メール
• ホームページを持たない、登録番号無し
• 住所なし、連絡が携帯電話になっている

年金受給者を狙う悪徳ヤミ金融も多くなっているので充分に気を付けるようにして下さいね。 正規の消費者金融の中で年金受給者への融資を行っている所が何社もありますよ。焦らずに自分にあった会社を探して下さい。

また銀行のカードローンは年齢で申込めないとお話ししましたが、地方の信用金庫の融資商品の中に年金収入のみの人の為のカードローンがあります。次の項目で詳しくお話しして行きましょう。

年金受給者に優しい地方信用金庫

無職の年金受給者の申込めるカードローンのひとつに地方信用金庫のシニアカードローンがあります。まさに年金受給者であるシニア向けのカードローンで、年齢も６０歳から８０歳までと嬉しい設定となっています。

地方地方の信用金庫が個別に取り組んでいるシニアカードローンは扱っていない所もありますが、問い合わせて下さい。代表的なものを例に挙げてみましょう。

信用金庫ならではの金利でシニアに優しい設定です。年金を信用金庫で受取るようにしている事、営業地域に居住している人が申込み条件ですが安心して申込める内容です。

居住している地域の信用金庫でシニアカードローンの取り扱いがあるか確認した上で申込むようにして下さい。

信用金庫での借入用途を考える！豊かなシニアライフの為に

年金収入のみの受給者がカードローンを利用する時に気を付けなくてはいけないポイントのひとつが、借入用途についてです。人生を楽しむシニアライフを豊かなものにする為の借入であって欲しいのです。

生活苦から借入するというのではなく、あくまでもゆとりあるシニアライフを送る為に借入も返済も充分計画を立てた上で行うようにしましょう。決して無理な借入はしないようにして下さい。

消費者金融や信用金庫での借入が難しいと思われたのならもうひとつ、年金を担保に融資を行う年金担保融資制度があります。大切な年金証書を担保に借入をするものです。

年金担保融資制度はこんな仕組みで融資を行う

年金担保融資制度は年金受給者の生活に必要な一時金を年金を担保として融資する、法律で認められている融資制度です。生活に必要な事とは冠婚葬祭であったり、医療費、介護などに必要なお金の事です。

ただこの場合は大切な年金証書を担保として借入するものです。年金証書は一旦機構預かりになり、毎月返済額を差し引いた後の年金が振り込まれるのです。 完済まではその差し引かれた年金での生活となる訳です。

あたりまえの事ですが、そこの所を良く理解した上で融資を受ける必要があります。カードローンなら今月足りないから少し借りようなんて事が出来ますが、年金担保融資はそれができませんから。

シニアの借入には覚悟が必要

そして借入金は出来るだけ早く完済できるように、計画的に返済する事が必要です。ゆとりのある月には随時返済もしていきましょう。もちろん無理な借入をしないという事は言うまでも無い事ですよね。

【参考ページはこちら】
年齢制限なしで借りるのは無理？