ゆうちょ銀行からの借入など、近年では銀行を通じてカードローン契約を結んでいる人が増えています。
銀行の場合、サラリーマン金融と比較すると金利が安いことでも有名です。
それ以外では、銀行を通じてローンを組んだほうが安定するという考えの人も多いです。
銀行で組めるローンは、将来的に大型ローンを組むこともできます。
あらゆる生活に対応しているローンも用意されているので、利用者にとって都合の良いローンなのは確かでしょう。
そんなゆうちょ銀行のローンについて、今回はカードローンを中心として人気の理由を案内させていただきました。
金利が安い!ゆうちょのカードローン「したく」
ゆうちょ銀行のカードローンは、カードローン「したく」という商品名で販売されています。
コンビニATMで、E-netとして提携しているものをE-netと言います。
コンビニATME-netというロゴが見られる店舗では、カードローンの出金・入金を行えるため、近年では銀行カードローンと提携しているものが増えているのです。
従来のカードローンでは、決められた店舗で返済を行わなければいけません。
店舗が遠い場所にある場合は返済に遅れてしまうこともあります。今までは、そのような不自由なカードローン生活を送っている人も多くいたのです。
大手銀行やゆうちょ銀行では、このような面にも配慮し提携先も段々と増えてきました。
業者名 | スルガ銀行 |
---|---|
商品名 | カードローン「したく」 |
融資限度額 | 500万円 |
金利(年率) | 7.0%~14.9% |
審査基準 | 以下の基準をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上70歳以下の方 2.安定継続した収入がある方 3.保証会社の保証を受けられる方 |
ご利用期間 | 1年(※) ※原則として1年ごとの自動更新 |
遅延損害金 | 年利19.5% |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | SDP株式会社 |
担保・保証人は不要!保証会社が保証の対応を行う
ゆうちょ銀行でもそうですが、今では保証会社が保証を受け持ってくれるので、「担保・保証人は不要」の状態でカードローン契約が組めます。
運営ではなく、ローン審査と契約後の保証に対応している会社のことです。
ゆうちょ銀行の場合、窓口(運営)はゆうちょ銀行が対応していますが、実際のローン審査、契約後の取引に関してはSDP株式会社が対応しています。
現代のカードローンでは、このような保証会社の影響もあり担保・保証人が不要となっていますし、将来的に返済に問題が生じた際も保証会社が対応してくれるようになっています。
そのため返済に難がある状況となっても、債務を完全に返済する目的で再プランを組むことが可能です。
過去のカードローンでは、このような対応を行ってもらえなかったため、「一括で返済するよう」命じられることもありました。
カードローンというと、その点がハッキリとしていないため借りるのが怖い人も存在します。
ですが、現代では急な取引を行わないで済むように、実績の多い(ノウハウが多い)会社を通じて取引が行えるようになりました。
返済も楽チン!30万円以内なら毎月1万円以下の返済も可能
ゆうちょ銀行はカードローンの利率だけでなく、借入後の返済プランもわかりやすくまとまっています。
通常では、借入に応じて返済額が事細かく決まっていくようになっています。
ですが、ゆうちょ銀行などの大手でカードローン契約を結んだ場合、「返済額が固定」の状態で返済を行っていくことが可能です。
借入額と返済額をまとめたものが下の表です。
借入額 | 返済額 |
---|---|
10万円以下 | 3000円以上 |
10万円超20万円以下 | 6000円以上 |
20万円超30万円以下 | 9000円以上 |
30万円超40万円以下 | 12000円以上 |
40万円超50万円以下 | 15000円以上 |
銀行であれば、このようなまとまった返済額で返済額の計算が行われるわけではありません。
ゆうちょ銀行の場合、30万円以下であれば「毎月1万円以内」で返済が可能となるだけです。
利用される金融業者によっては、倍以上の返済額が毎月で発生する金融業者も存在します。
返済額を少額に抑えたい場合、ゆうちょ銀行のようなカードローンの利率(金利)が低い業者を利用するのが最善です。
安心の銀行ブランド!長期借入にも対応している
現代は、銀行を利用してカードローン契約を結ばれている人が多い時代でもあります。
具体的には、以下の要素もあり利用されている人が多くいるのです。
- 金利が安い
- 長期借入に対応
- 家族で利用できる
銀行カードローンの金利が安いというのは、サラリーマン金融と比較すると良くわかります。
サラリーマン金融は、50万円以内なら「18.0%」で金利の設定が行われます。これは大手や中小に関係ありませんので、ほぼ18.0%から低い金利にはならない・・・と思っておいたほうが良いでしょう。
しかし、銀行では金利が「15.0%以内」で設定されることが多いため、50万円借りている場合は以下のような利息でおさまる場合が多いのです。
- 18.0%:年間で90000円
- 15.0%:年間で75000円
- 12.0%:年間で60000円
50万円の借入では、金利が3.0%低くなるに連れて「15000円も返済額が少なくて済む」ようになります。
18.0%はサラリーマン金融で借りた場合ですが、年間の利息は約10万円にもなるので、小さな金利差であっても意外と大きな出費につながる場合が多いです。
銀行で借りる利点は?他の業者と利点を徹底比較
簡単に銀行で借りる利点と、他の金融業者で借りる利点についてまとめてみました。
業者 | 利点 |
---|---|
銀行 | ・大きな借入(※)に対応 ・安心感が他とは違う ・カードローン以外も販売している ※100万円以上の借入 |
その他 | ・小さな借入(※)に対応 ・審査が銀行よりスピーディー ・無利息期間がある ※10万円以内の借入 |
ゆうちょ銀行でもそうですが、銀行では目的ローンといった多目的なローンプランも用意されています。
サラリーマン金融といった銀行以外の金融業者では、このようなローンに対応していないため、将来性に関しては銀行のほうが上だと評価できます。
その代わり、「最短30分以内」のローン審査に対応しているという利点がその他の金融業者にはあるのです。
銀行の場合、時間にして「最短60分以内、当日中」でローン審査を行っている銀行がほとんどのため、ローン審査がスムーズな銀行は「ほんの僅かしか存在しない」と思っておいたほうが良いでしょう。
審査時間を第一に考えて銀行を選びたいとお考えの方は、以下のような審査時間が短い銀行も存在しますので、ゆうちょ銀行と併せて利用を検討されてみてはどうでしょうか。
- 三菱東京UFJ銀行
- みずほ銀行
- 新生銀行レイク
上記の銀行は、すべて大手として知られている銀行でもあり、借入やローンプランの豊富さでも評価されている銀行です。
ネットにも対応している!審査時間は最短30分と速い
ゆうちょ銀行の借入では、審査時間にも目を見張るものがあります。
審査時間というと、銀行は遅いというイメージがあるため、急いで借りたい人からは敬遠されてきました。
ですが、ゆうちょ銀行では「最短30分以内」も可能となっています。
審査時間は以下のように分類できますので、ゆうちょ銀行のカードローン審査時間は短いという評価で問題ありません。
- 最速:最短10分以内
- 一般:最短30分以内
- 遅い:最短60分以内、当日中
審査時間がスピーディーであることを知ってしまうと、「本当に審査を行っているのか?」という疑問も出てきます。
ですが、今の時代ではカードローンもシステム化が進んでいますので、人とシステムの両方で審査を行っている時代です。
そのため、審査時間で時間がかなりかかってしまう金融業者は少ないと思って問題ありません。
また、審査時間が速い業者のはずなのに、審査が60分以上経過しても出ない場合は注意してください。
以下のように、あまり審査が面白くない状況となっている可能性が考えられます。
- 審査落ちとなる判定が多く発生している
- 審査が厳しい業者で審査を受けている
電話にも対応!ネット環境がない場合の対処方法
ゆうちょ銀行など、銀行でカードローン審査を受ける場合は、審査前に電話からで審査申込をしておくことも大事です。(こちらもご参考に→カードローンの審査についてもっと詳しく)
電話相談に関しては、対応していない銀行はないと思って問題ありません。
このようなサービスが現代でも対応している理由ですが、近年では「中高年の利用が増えている」からです。
過去では、カードローンというと若者と中年が用いるローンでした。
しかし、今では満63歳以上の方でもカードローンを持てる時代です。昔は満63歳以上の方がカードローン契約を結ぶのは難しかったため、高齢者が敬遠していたローンでもありました。
今では「シルバー世代向けカードローン」まで販売されている時代のため、電話による手厚いサービスにも対応してくれる銀行が多いのです。
電話からカードローン申込を行った場合ですが、ネット審査申込と比較すると以下の点で利点が発生します。
- 分からないことがあっても教えてもらえる
- 電話連絡のほうが通常の審査より審査時間が短い
- 申込なしで相談のみ行うことも可能
申込方法もシンプル!全5段階で契約可能なカードローン
カードローンというのは、銀行の場合ではマニュアル化が進んでいるため、大半の銀行でカードローン申込をされても、実はそれほど契約までのステップに違いはありません。
ゆうちょ銀行でも、全5段階のステップになっていますので、進行上でわかりづらい部分はほとんど無いのです。
契約までのステップをまとめると、以下のようなステップで審査が進行していくようになっています。
ステップ | 内容 |
---|---|
1.申込 | カードローン申込を以下の手段で行います
・店舗申込み |
2.書類提出 | 本人確認に必要な書類を提出します
・運転免許証 |
3.審査 | 書類提出後、業者のほうで審査を行います |
4.本人確認 | 審査で問題がない場合、次に本人確認を行います
・在籍確認:勤務先に電話がかかってきます |
5.契約 | 3,4で問題がない場合は契約に移行します
3,4で問題が生じた場合は契約できません |
カードローンで本人が用意するものは、「書類のみ」となっています。
後はカードローン申込時に連絡が入るようになっているため、事前に用意するものはそれほど多くありません。
現代では店舗申込み以外でも審査対応可能となっていますので、「自宅から出ない」方法で契約を結ぶことも可能です。
仮審査にも対応!優しい対応で不安なく借りられる
銀行カードローンが評価されている理由に、「仮審査」というサービスの存在があります。
(⇒銀行の借入は仮審査サービスにも対応!)
本審査は審査完了後に問題がなければ契約に移行しますが、仮審査は「借りられるかどうかの判定」として用いられる審査のことです。
本審査とは違い、「連絡すべきことが少ない」という利点があります。そのため、仮審査は数分で審査結果が出るサービスでもあるため、銀行カードローンでは高い評価を得ているのです。
仮審査ですが、ゆうちょ銀行も対応しているサービスです。
申込みで必要となる対応についてですが、以下のような簡素な連絡のみで他に求められる対応はありません。
- 申込者本人の氏名、年齢、連絡先
- 借入状況(件数・金額)
- 借入希望額
仮審査なので、あまり「高すぎる借入希望額」を設定しないのも大事です。
銀行は借入希望額が高すぎる場合、人にもよりますが審査内容がかなり違ってきます。
ゆうちょ銀行といった大手で仮審査を受ける場合でも、なるべく「30万円以内」で様子見をされたほうが賢明です。
このような審査でも本人の評価は行われていますので、あまり何度も仮審査で落ちるというのは、審査上面白いものではありません。
借入前にご確認を!借入状況次第で借りれないこともある?
ゆうちょ銀行のような銀行でカードローン契約を申し込む場合、以下の条件に該当していると「審査で落ちてしまいやすくなる」ので注意してください。
- 借入件数が3件以上
- 借入総額が100万円以上
借入件数には「すべてのローンが含まれる」ため、カードローンだけで件数をまとめているとカウントに誤りが生じます。
自動車ローン、生活ローンといったローンが銀行を通じて行えるようになっているため、人によってはこれらのローンの影響でカードローン審査に落ちることもあるのです。
銀行は総量規制対象外でカードローンが組めますが、総量規制対象外であれば100万円以上でも借入可能というものではありません。
年収に対して借入の制限が設けられることを総量規制と言います。
年収の3分の1以上は借りられない規制となっていますが、適用されるのはノンバンク系(銀行以外)なので、銀行では適用されない規制でもあります。
銀行では借入の上限を難しく考えずに済む・・・のですが、すでに借入件数が多いと判断できる人の場合、カードローン審査が厳しくなりやすいです。
そのため、借入件数が0件のように借入状況にリスクがない人では、「100万円以上の融資にも対応」しています。
それと、借入件数などは偽っても簡単にバレてしまうので、こちらも忘れずに覚えておいてください。人によっては大金を借りたいため嘘をついて申込をする人もいます。
ですが、ローン審査でそのような対応を行っても逆効果にしかならないのです。
大型ローンの検討も可能!ゆうちょだけの便利なフリーローン
カードローン「したく」以外にも、便利なローンをゆうちょ銀行は販売しています。
フリーローン「夢航路」という商品も販売しているのですが、カードローンとは違い大型ローンにも対応している商品です。
借入に余裕がある人であれば相性の良いローンとなるでしょう。
業者名 | スルガ銀行 |
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商品名 | フリーローン夢航路「目的型」 |
融資限度額 | 500万円 |
金利(年率) | 固定金利 |
審査基準 | 以下の基準をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上70歳以下の方 2.日本国籍を有する方(※) 3.保証会社の保証を受けられる方 ※外国人の場合、永住許可を受けている方 |
ご利用期間 | 6ヶ月以上7年以内 |
お使いみち | 以下の目的でご利用いただけます ・資格取得 ・語学スクール ・子どもの教育 ・新車、中古車の購入 ・結婚 ・出産 ・エコプランの購入 ・リフォーム ※その他の利用については応相談 |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | SDP株式会社 |
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銀行で即日借入する方法とは