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総量規制にかからない借入なら沢山借りれるの?

「最近、借入をたくさんできなくなった」という声を聞いたことがありませんか?これは本当のことで、借りられない用に仕組みが改正されたのです。それが総量規制です。

ですが総量規制と言うのは全部のキャッシングに行われているわけではありません。企業融資についてもルールはあるものの、借りられないと困ったことになります。

個人向けのカードローンとして総量規制にかからない借入というのはどのようなものがあり、どのくらい借りられるのでしょうか?

制限なく借りられる時代から総量規制が制定されるまで

総量規制が制定される前、今は当然になっている上限ですが、過去にはそういったものはなかったのです。ですから好きなだけ貸出をすることが原理上可能だったとされています。

しかしそういった制限なく貸出をするということが問題、というように言われるようになりました。理由は「借入をしすぎてしまう」ということがよくあったからです。

ですので総量規制が作られたのです。総量規制のおかげで借金をしすぎるということはかなり少なくなりました。その代わり、総量規制で借りにくくなってしまうというデメリットも生まれたのです。

総量規制で一番困ったのは学生や専業主婦

総量規制で借入をたくさんしなくなって、破綻することが殆どなくなったのはいいことです。しかし借りられないという人も出てきました。これは特に学生や専業主婦が困ったとされています。(こちらもご参考に→学生でもキャッシングはできるの?

なぜ学生や専業主婦は借金をしづらくなったのか?というと総量規制は借金をするために、収入が必要なのです。収入の3分の1までしか借りられないということは、収入ゼロだと借入もゼロなのです。

学生や専業主婦というのは一般的には収入がありません。親に頼っていたり、夫に頼っていたりして生活をしています。ですので収入がゼロ、もしくはかなり少ない人がほとんどです。

ですので総量規制のおかげで借りられなくなったという人が多く、実際に総量規制で困ったという人もいます。学生や主婦の中には、借金するために闇金を使ったという人もいるそうです。

ヤミ金はおすすめしませんが、総量規制によってメリットもあればデメリットもあったのです。

総量規制の対象外になっているキャッシングはこれだ!

さて、そのような総量規制の対象が出てきて簡単に借りられなくなってしまったわけですが、総量規制の対象外になっているキャッシングはどういうものがあるのでしょうか。

大きく分けて3つのキャッシングがあると考えていいでしょう。原則、銀行系カードローンが総量規制の対象外なのですが、銀行系カードローンの中でも三種類にわけられます。

  • 大手メガバンクの銀行系カードローン
  • 地方銀行・信用金庫等のカードローン
  • ネット銀行系のカードローン

この3つにわけられます。すべて総量規制の対象外になっているので、収入に関係なく借り入れをすることができます。3分の1以上の借り入れをしたいなら、上記3種類の中から選ばないといけません。

総量規制の対象になっているのは消費者金融等

逆に総量規制の対象になっているものはどれでしょうか?銀行系カードローンでないものはすべて総量規制の対象、といっても間違いありませんが具体的に上げると下記のようなものがあります。

  • 消費者金融(有名・中小問わず)
  • クレジットカードのキャッシング

まずこの二種類は総量規制の対象になっている、と考えておいたほうがいいでしょう。消費者金融については大手なら大丈夫と考える人もいるみたいですが、規模は関係ありません。

街金だとかサラ金と言われているような消費者金融であっても、そしてモビットやアイフルのような誰もが聞いたことがあるようなところであっても総量規制の対象なのです。
(⇒アイフルで借りたい人におすすめ記事

もう一つ、勘違いしやすいのがクレジットカードのキャッシングです。クレジットカードのキャッシングも実は総量規制の対象になっています。

基本的に総量規制の対象になっているのは消費者金融、というように考えられており、クレジットカードのキャッシングはあまり話題に上がりません。ですが総量規制の対象になっています。

しかも枠は消費者金融よりも少なめになっていることが多いので、その点、借入の際には気をつけておいたほうがいいかもしれません。

銀行系カードローンでは最大どのくらい借りられるの?

消費者金融やクレジットカードのキャッシングは総量規制の対象で、総量規制にかからない借入は銀行系カードローンである、ということがわかってもらえたと思います。

であれば、まず総量規制にかからない借入というのは一体どのくらい借りられるのでしょうか?借入上限は収入の3分の1というのは総量規制の対象になっていますが、銀行系カードローンは対象外です。

「どこまででも借りられるんじゃないの?」と考えるかもしれませんが、残念ながら限界というのはあります。それが極度額というものです。極度額は最大でも1000万円までです。

信用金庫や地方銀行では500万円や300万円のところもありますし、業者によって極度額は違います。借りられる限界が違ってきますので、よく確認したうえで借入をしてみてください。

極度額に届くまでに借入限界を迎えることも

極度額が最大で1000万円の業者もあれば500万円くらいの業者もある、というのが現実です。では誰でも簡単に銀行系カードローンを使えば何百万円も借りられるのでしょうか。

例えば年収300万円なら、総量規制があると100万円が限界ですが、銀行系カードローンはそれを超えて借りられます。ただし、限界は現在のところ150万円と言われています。

ちょうど年収の半分くらいまで借り入れが可能とされています。極度額がどんなに高くても、それは年収が高くなければ借りられないのです。総量規制があってもなくてもそれは同じです。

実は銀行系カードローンも総量規制がないので借入をたくさんできる!と言いながらも、たくさん貸出をすることで返済されないリスクを取るのは嫌だと考えているのです。

だからこそ審査を厳しくして、優良な顧客しか借り入れできないようにしています。そして貸出を多くし過ぎないようにと考えて、年収の半分程度までしか貸さないようにしているのです。

自主ルールですが、ほとんどの銀行系カードローンで守られているので、なかなかそれ以上借りようとしても厳しいと思ったほうがいいでしょう。

総量規制にかからない借入でも余裕を持って計画的に

銀行系カードローンはネット系や地方銀行系のものを使えば、審査はゆるめですので通りやすいでしょう。しかしだからといってたくさん借入をしていいというわけではありません。

金利も低いし返済も楽かもしれませんが、借り過ぎはダメなのです。借り過ぎないように銀行系カードローンでも利用は計画的に、余裕を持ってと伝えられています。

銀行系カードローンの多くは借入金額が多くなりがちなので、どうしても返済しにくくなるということが起こりえます。もちろん借り換えなどいろいろな方法を使うこともできるでしょう。

しかし基本は返済できる金額を計画的に借りるということが重要です。それができないのであれば、消費者金融でも銀行系カードローンでも危険なので借入はお勧めできないので注意しましょう。

専業主婦や学生に取っては少額融資が使いやすい!

最後に専業主婦や学生は総量規制が出てきたおかげで借入が難しくなりました。しかしそういう人にこそ総量規制にかからない借入である銀行系カードローンはぴったりです。

特に借入は少額融資で行うことをおすすめします。少ない金額での借入のことですが、審査にも通りやすくなりますし、借金返済も楽になるのでおすすめです。

今はなかなか収入がない人には借り入れが難しい時代ですが、計画性を持って返済を続ければ問題なく銀行系カードローンは貸してくれるでしょう。計画的に借りて返済をしていきたいものです。

【参考ページはこちら】
銀行の借入は総量規制の対象外?

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