安心してお金を借りるのであれば、やはり信頼できる銀行で借りるのが一番ですよね。
でも、銀行といっても、たくさんの種類があります。
ひと昔前は銀行といえば都市銀行や地方銀行だったのに、最近ではインターネット上の銀行というのも増えて、より煩雑になってきました。
銀行で安心して借入するには、どのポイントで選べばよいのでしょうか。
ひとつには、借入限度額の違いがあります。銀行で借入する時の借入限度額を比較して、あなたに最適の銀行を選びませんか。
安心感が一番!都市銀行カードローンの借入限度額
銀行でのカードローンといえば、まずは都市銀行を思い浮かべる方も多いかもしれません。
都市銀行のカードローンの特徴や借入限度額を比較してみましょう。
都市銀行・大手銀行一覧
都市銀行といえば、全国に店舗のある大手の銀行ですね。都市銀行と呼ばれるのは、以下の銀行です。
- みずほ銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
東京や大阪を中心に本店を構えていることから、「都市銀行」と呼ばれています。
都市銀行とは呼ばれなくても、大手であり、カードローンの世界でも人気のある銀行もあります。
たとえば、以下の銀行。
- 新生銀行
- オリックス銀行
- シティバンク銀行
カードローンで人気のある銀行はこの辺りのところです。
大手銀行の借入限度額を比較
それでは、都市銀行の借入限度額を比較してみましょう。金利も同時に比較してみます。
銀行名 | カードローン名 | 金利 | 最大限度額 |
---|---|---|---|
三菱東京UFJ銀行 | バンクイック | 4.6~14.6% | 500万円 |
三井住友銀行 | 三井住友銀行カードローン | 4.0~14.5% | 800万円 |
りそな銀行 | プレミアムローン/クイックカードローン | 3.5~12.475% | 800万円/100万円 |
みずほ銀行 | みずほ銀行カードローン | 4.0~14.0% | 1000万円 |
この中で、りそな銀行の限度額が2種類あるのは、2種類ローンがあるためです。
「プレミアムローン」の借入限度額が800万円で、クイックカードローンが100万円です。
用途によって異なる限度額が設定されているのですね。
続いて、人気の大手銀行カードローンの借入限度額を比較しましょう。
銀行名 | カードローン名 | 金利 | 最大限度額 |
---|---|---|---|
新生銀行 | レイク | 4.5~18.0% | 500万円 |
オリックス銀行 | オリックス銀行カードローン | 3.0~17.8% | 800万円 |
シティバンク銀行 | シティカード | 15.0~18.0% | 300万円 |
中でも、新生銀行レイクは、銀行なのにもかかわらず無利息期間サービスがあることで人気です。(こちらもご参考に→レイクはカード無しで借入ができる?)
各大手銀行の特徴は?
以上の銀行カードローンを比較してみると、だいぶ借入限度額に違いがありますね。
借入限度額の上限だけを見ると、1000万円のみずほ銀行カードローンが安心かな、と思うかもしれません。
しかし、どのカードローンも、サービスが充実していますし、なにより銀行ということで人気もあり安心感があります。
ですので、借入限度額の上限だけで選んだら100パーセント良いカードローンに出会えるとは限りません。
ちなみに、借入限度額の上限が高い銀行ほど、収入の高いお客さんを対象にしている傾向にあります。
口コミでは、借入限度額の高いみずほ銀行は審査が厳しめとも言われています。
同様に、りそな銀行のプレミアムカードローンも、年収400万円以上という条件があったりと、審査は厳しめです。(こちらもご参考に→銀行の借入審査をクリアするために必要なポイント)
選べるローン。地方銀行カードローンの借入限度額
銀行は都市銀行だけではありません。地方銀行や信用金庫も、安心感があり、また、低金利なことでも人気です。
地方銀行カードローンの特徴
地方銀行と一口に言っても、その数は膨大です。各地域に、それぞれ個性的な銀行が多くありますので、全国基準で地方銀行を比較するのは非常に大変です。
しかも、地方銀行のカードローンは、その地域でしか借りられないことも多いです。
地方銀行のカードローンは口座を持っていることが申し込み条件に当てはまることも多いため、その地域にお住まいか働いている方ではないと申し込みできないようになっているのです。
また、地方銀行では、多くの場合、1種類だけのカードローンではなく2~3種類のローンを選べます。
それぞれ金利や借入限度額が異なり、目的別・職業別に、向いているカードローンの種類を選ぶことができるのです。
地方銀行の限度額の例
地方銀行カードローンはだいたいどのくらいの借入限度額なのでしょうか。
銀行によってバラバラとはいえ、例をご紹介しないと分かりづらいので、各地域からランダムに比較してみます。
銀行名/地域 | カードローン名 | 金利 | 最大限度額 |
---|---|---|---|
秋田銀行/東北 | モビットネクスト/プライムカード | 5.0~14.8% | 500万円 |
千葉銀行/関東 | ちばぎんカードローン | 4.3~14.8% | 500万円 |
静岡銀行/中部 | しずぎんカードローン「セレカ」 | 4.0~14.5% | 500万円 |
池田泉州銀行/関西 | カードローン/マックスファイブ | ~14.5/~5.95% | 300/500万円 |
愛媛銀行/四国 | ひめぎんクイックカードローン | 4.4~14.6% | 800万円 |
宮崎銀行/九州 | おまかせくん/SaKuLa | 6.6~14.6% | 200万円/500万円 |
大手銀行と比べると若干劣るものの、十分な限度額です。
また、限度額の低いカードローンの種類は、パート・アルバイトや主婦の方でも審査に通りやすいとして宣伝しているローンです。
限度額が高いローンは高収入者向けというのは都市銀行と変わりません。
各銀行によってスタイルが違う
地方銀行は、各銀行によって個性があり、その特徴も変わります。
たとえば、無利息期間サービスは都市銀行では設けていないのがふつうで、大手消費者金融会社ならではのサービスというイメージが強いですが、
地方銀行の中には、無利息キャンペーンを行っているところもあります。
また、住宅ローンと一緒に申し込みした人はカードローンの金利を下げるなどの「お得意様サービス」があるところも。
金利の面で考えると、だいたいどこも上限は14パーセント前後で、あまり変わりませんが、総合的に考えると安いところ・お得なところは分かれます。
ですので、まずはあなたのお住まいの地域・働いている地域の地方銀行の中でお気に入りの一行を見つけて、大手都市銀行や消費者金融会社と比較するのがよいでしょう。
ちなみに、全国展開している地方銀行も若干ありますので、それも比較できればより安心です。
新しいスタイルで人気。ネット銀行カードローンの借入限度額
インターネットの普及に伴い、インターネットで営業する銀行が増えました。
ひと昔前にはなかったスタイルの銀行では、地方銀行以上にそれぞれに違いがあります。
ネット銀行とは?
ネット銀行は、店舗を最小限にしか持たず、インターネットを通して全国展開している銀行のことです。
私たち消費者は、ネット銀行を利用する時にインターネットを通して利用します。
ですので、窓口スタッフなどの余計な人件費がかからずにシンプルかつスピーディーに営業できるため、その分ローンの金利を下げるなどのサービスを充実させることができるのです。
ネット銀行といえば、以下の銀行です。
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- 楽天銀行
- イオン銀行
- 住信SBIネット銀行
- 大和ネクスト銀行
- ソニー銀行
- じぶん銀行
- 第二日本承継銀行
この中でもカードローンが人気の銀行や、定期預金が人気の銀行など、それぞれ特長が違います。
ネット銀行カードローンの比較
ネット銀行の中でカードローンが人気のものを比較してみましょう。
銀行名 | カードローン名 | 金利 | 最大限度額 |
---|---|---|---|
楽天銀行 | スーパーローン | 4.9~14.5% | 500万円 |
イオン銀行 | カードローンBIG | 3.8~13.8% | 800万円 |
ジャパンネット銀行 | ネットキャッシング | 2.5~18.0% | 1000万円 |
住信SBIネット銀行 | Mr.カードローン プレミアムコース | 1.99~7.99% | 1000万円 |
限度額がかなり高いところも多いですね。さらに、金利もバラバラです。ネット銀行ならではの差があるのです。
しかし、限度額が大きければ大きいほど金利が低いのは変わりませんし、審査が厳しくなるのも変わりません。
都市銀行・他と同じように、限度額が高いところはカードローンに力を入れているので高収入の方向けと考えておきましょう。
ネット銀行で借りるのが不安定?
ネット銀行は、昔ながらの店舗を構えた銀行に比較して、「なんとなく不安」「本当に頼れるの?」というマイナスのイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、店舗のない銀行というだけで、手続きはカンタンですし、インターネットに慣れている方なら利用しやすいでしょう。
また、その時によって変わるキャンペーンを利用すれば定期預金もカードローンもお得に利用できるのもうれしいです。
ただ、確かにネット銀行ならではの不安点もあります。それは、カードローンなどのサービスがとつぜん停止されたり、審査が不安定だったりすることです。
ネット銀行はその時々によってサービスや会社の景気が変わっていくスピードが早いです。
ですので、口コミも変わりがちですし、審査の厳しさも時々変わるため曖昧だということは不安のひとつの要素になるかもしれません。
銀行以外で検討してみたいあなたへ。消費者金融会社の限度額
これまでで、各銀行のカードローンの比較をしてまいりました。
カードローンを便利に利用するには、比較してあなたに最適のものを見つけるのが一番です。(こちらもご参考に→おすすめのカードローン情報をチェック!)
参考として、消費者金融会社のカードローンも比較してみましょう。
消費者金融会社のカードローンには2種類
消費者金融会社は、銀行ではないけれどカードローンなどで個人に融資をする金融会社です。
消費者金融会社には、大きく分けて二つの種類があります。
ひとつは、大手消費者金融会社、いわゆる「銀行系」と呼ばれるところ。もうひとつは、中小企業の消費者金融会社です。
銀行系とは、銀行のカードローンではありません。銀行のグループ会社である消費者金融会社のカードローンのことです。
「○○銀行グループカードローン」などというと、その銀行のカードローンかと思いがちですが、実際は消費者金融会社なので注意しましょう。
中小の消費者金融会社は星の数ほどあり、また、地域密着型の会社が多いので、ここでは大手消費者金融会社の借入限度額だけ参考までに比較します。
大手消費者金融会社カードローンの比較
提携銀行 | カードローン名 | 金利 | 最大限度額 |
---|---|---|---|
三菱東京UFJ銀行 | アコム | 4.7~18.0% | 500万円 |
三井住友銀行 | プロミス | 4.5~17.8% | 500万円 |
三井住友銀行 | モビット | 3.0%~18.0% | 800万円 |
― | アイフル | 4.5~18.0% | 500万円 |
限度額も銀行に比べると多少低いですね。
さらに、金利も高めに設定されてあり、審査の幅を広げてサービスを充実させることに即してあります。
消費者金融会社ならではのサービスといえばこちら
- スピード審査・即日融資
- 提携銀行のATMが無料で使える
- 無利息期間サービスがある
- パート・アルバイトでも利用しやすい※安定した収入がある方
- 手軽に利用できる
などなど。
銀行のカードローンのサービスでは満足できない方。また、銀行カードローンの審査では自信がない方は、評判の良い消費者金融会社に申し込みしてみるのもよいかもしれませんね。
【参考ページはこちら】
カードローンの不安や疑問はここで解消!