借入審査では、必須となっている対応に在籍確認があります。
ですが、銀行ではなくサラリーマン金融であれば、在籍確認についても短時間、もしくは完全に無しにすることも可能となっているのです。
今回はそんな在籍確認で使える知識やテクニックを紹介していますので、これから在籍確認も含めて対応方法を学びたいという人は、良ければ参考にしてください。
在籍確認無しで便利なサラリーマン金融の案内も行っていますので、まだ借入先が定まっていない方にもオススメできる内容となっています。
在籍確認の噂を検証!在籍確認無しは銀行では対応していない
借入審査ですが、勤務先に電話がかかってくる対応を「在籍確認」と言います。
なぜ、このような情報が出回っているのか?というと、昔の情報がインターネットに残っていることもあるからです。
今ではあまり考えられませんが、昔は審査そのものがかなり緩くなっていた時代もありました。
カードローン、クレジットカードなどを簡単に作れた時代が該当となるのですが、その時代には「在籍確認のようなもの」がなかったのです。
代わりに店舗で本人確認を行い、照会が完了すると同時に契約へと移行していました。
このような過去があったため、今でも銀行では在籍確認無しの銀行も存在する・・・という誤った情報が存在しているのです。
他にも以下のような情報を見かけることがありますが、基本的に信用できる内容の情報ではありませんので、参考にする程度というのが理解の上では正しいかと存じます。
- 銀行は100万円以上でも審査が甘い
- 銀行はローン件数が多くても利用できる
- 銀行は店舗で審査を受けたほうが評価が高い
借入のFAQ!連絡時間や連絡方法はどうなっている?
借入審査を初めて申し込む場合、「電話連絡」などはどうなっているのか?といった疑問が浮かんできます。
多くの人がこのような内容の疑問を持っているため、今ではFAQも存在しておりますので、今回はそんな借入時のFAQについて案内させていただきます。
質問 | 回答 |
---|---|
Q.在籍確認を自宅だけでお願いしたいのですが? | A.申込者が自営業主であれば可能です
サラリーマンのように雇用を受けている場合は、自宅ではなく会社に電話をかける形で在籍確認が行われます |
Q.無職の高齢者でも使える? | A.銀行では難しいかも知れません
ですが、サラリーマン金融であれば年金などを用いる形で、カードローン審査を受けることは可能です |
Q.審査はどれくらい時間がかかるものでしょうか? | A.最短でも30分はかかると思っておくと良いです
審査だけであれば、最短10分以内で対応可能なサラリーマン金融も存在します |
Q.在籍確認の電話にたまたま出られないとどうなりますか? | A.電話が出られなかったと判断されるだけです
電話連絡を連絡先で行い、本人確認ができなかった場合は再度電話するという対応が取られます |
Q.電話をかけてくる相手は指定できる? | A.指定できます
ただし相談次第となっていますので、在籍確認を行う人物を業者の人物以外で指定するのは難しいでしょう |
在籍確認無しにするには?サラリーマン金融では対応してくれる?
在籍確認無しでカードローン審査を受けたいという人は多くいます。
(⇒キャッシングの審査についてもっと詳しく)
- プロミス
- レイク
- アイフル
- アコム
在籍確認無しについてですが、「借入審査時」に申込む必要があります。
申込が一切ない場合ですが、「在籍確認あり」と判断されますので注意してください。
後、サラリーマン金融であっても在籍確認無しというサービスは、積極的に対応してくれるわけではありません。
中小サラリーマン金融など、大手サラリーマン金融以外では以下のような理由もあり、それほど積極的ではない場合が多いのです。
- 申込者の信用が低い
- 申込者にブラックが多く混じる
ブラックとは、金融機関で共有しているブラックリストに入っている人物のことを言います。
主に「お金を貸せない相手」を管理しているものがブラックリストとなりますので、ブラックの人は中小サラリーマン金融など、審査が甘い業者を利用することが多いのです。
対応次第で簡単にカードが持てる!在籍確認が無理な場合の対処法
カードローンの場合、切っても切り離せないものに在籍確認があります。
ですが、間接的な方法でカードローン利用される場合は、完全に在籍確認無しにすることも可能です。
その方法ですが、「クレジットカード」でカードローンの枠を設けておくだけ・・・で問題ありません。
クレジットカード機能を用いてショッピングできるカードのことを、クレジットカードと言います。
クレジットカードには「ショッピング枠・キャッシング枠」の2種類が存在するのですが、キャッシング枠はカードローンと同様の商品内容となっているため、カードローンのような利用を間接的に行うことができます。
クレジットカードはカードローンのような機能まであるのですが、審査自体も「本人確認のみ」で完了するようになっているのです。
本人確認の場合、申込者の連絡先電話番号に対して電話をかけて本人確認を行いますので、会社に電話がかかってくる心配もありません。
また、カードローンとは違い「自営業主」でも持てるカードです。
どうしてもカードローンでは手間ひまがかかるのでよろしくない・・・という場合は、持ちやすいクレジットカードで検討を進めると良いでしょう。
持ちやすいが不便な部分もある?クレジットカードの問題点
クレジットカードは国内でも、「3人に1人以上」が所有者として契約を交わしているカードです。
そのため、何かしらの形でクレジットカードを使っている人が多いのですが、以下のような問題点もあるので、あまりカードを持ちすぎるのは良くありません。
- 借入件数に加算される
- 大金は借りられない
- 金利が高い
銀行でカードローンを発行した場合、50万円の借入であれば審査後に「15.0%以内」の金利設定が行われます。
ですが、クレジットカードの場合は「15.0%以上」となるので、ショッピング枠・キャッシング枠共に金利は低くありません。
さらに、1万円程度の利用をされていても、「借入件数1件」というふうに加算されますので、「新規のローンが組みづらくなる」という問題も発生しやすいのです。
サラリーマン金融は借入件数に対して温和なので、それほど注意されなくても問題ないでしょう。
・・・ですが、銀行は「借入件数3件以上」の相手に対して、新規のローン審査で厳しい対応を行うことが多いため、カードを持ちすぎて審査に落ちてしまう人も多くいます。
もし、数万円のみ使っている微妙なクレジットカードを所持されている場合、もう不要となったカードと判断されているのであれば、「完済後に契約解除」としておいたほうが良いです。
カードは利用されているだけで「借入件数の加算が行われる」ため、返済を終えた際には解除する必要があります。
身バレの危険性も配慮する!在籍確認で身バレを少なくする方法
カードローンは在籍確認を通じて身バレする危険性もあります。
会社の同僚・上司や家族などに、カードローン申込していることがバレることを身バレと言います。
現代ではインターネットからカードローン申込できるためバレにくいと言われています。
ですが、複数の業者で簡単に申込ができるようにもなっているため、長期の申込ではバレやすい場合が多いと指摘されているのです。
在籍確認で身バレするケースですが、以下のようなケースで身バレしやすくなってしまいます。
- 審査が長引いた場合
- 業者名のままで在籍確認の電話がかかってきた場合
在籍確認は、必ず業者名は伏せるという仕組みにはなっていないので、あらかじめ業者名は伏せてもらえるようお願いしておいたほうが無難です。
なぜ業者名を伏せないのか?というと、実は特に根拠のようなものはありません。
銀行の場合はマニュアルに沿って対応をしていますので、対応上問題がない対応というふうに判断されているのでしょう。
そのため、サラリーマン金融より「銀行で行う在籍確認のほうがバレやすい」とされています。
審査が長引くほど不利?審査は簡潔にまとめることが大事
審査が長引いた場合、どうして身バレしやすくなるのかについて案内していきます。
身バレというのは、基本的に「業者とのやり取り」が増えるほどバレやすくなります。
例えば、家族などが良く電話がかかってくるために、家族の誰かが疑いを持つようになったりすることでバレることもあります。
他にも業者側のミスも発生しやすくなるので注意しておいたほうが良いでしょう。
主だった業者側のミスについては以下を参考にしてください。
- 他のローンなどの紹介(勧誘)で電話の回数が多くなる
- 審査で必要となる情報を何度も電話で質問される
メールなどを家族などに見られて、そこからお金のやり取りであることが判明するケースも稀にあります。
似たような業者から良く郵便物が届いてバレる・・・ということまであるのですが、このような問題を少なくしカードローン審査を終えたい場合は、「WEB完結型」で審査申込をすると良いです。
プロミスやモビットで対応している審査サービスなのですが、WEB完結型であれば「書類の提出、契約書を交わす」という対応が不要となります。(こちらもご参考に→モビットで借りたい方におすすめ記事)
今ではインターネットのみでカードローンが持てる時代になっているので、可能であればパソコンや携帯から申込を完了させると、リスクも低減できるでしょう。
在籍確認以外も要注意!意外な対応で身バレすることもある
身バレというのは、業者や運の悪さなどで発覚するものばかりではありません。
申込者本人がついつい行ってしまう行動の中にも、身バレにつながってしまうものが存在します。
意外と身バレにつながりやすいものでは、以下のようなケースがあるので注意してください。
- 家族で使うパソコンでメールのやり取りを行っている
- 郵便物を玄関口で破いてしまう行為
- お金の無駄遣い
借入審査だけでなく、身バレというのは「何気ない行動」でもバレる場合が多いです。
パソコンを家族で共有している家庭も存在しますが、今では携帯(スマートフォン)だけでもカードローン申込、カードローン契約後の管理は行えますので、無理をしてパソコンからで申込などの操作を行う必要はありません。
郵便物については、金融機関から届くものは「中が確認できない」ように工夫されていますので、間違っても誰かの目が届いてしまう場所で破かないほうが良いです。
郵便物では「契約書・利用内訳書(明細書)・利用に関する通知書」などが郵送されてきます。
封筒に入った状態で届きますが、少しだけ破ってしまうと「社名(行名)・書類の種類」などがわかってしまうため、少しでも破くとバレやすくなる・・・と思っておいたほうが良いです。
それと、勘の良い人の中には「お金の無駄遣い」だけでカードローンの利用を疑う人はいます。
お金を使う際も、なるべく他の人の目に触れない形で利用していったほうが賢明でしょう。
身バレそのものを減らすには?ネットからの申込が最善!
身バレはネットのみで利用が完結していれば、まずバレないように工夫されています。
例えば、書類の郵送についても今では気を利かせて無しにできるようになっているのです。
ただし、「本人からの申込」がない場合は対応せず、通常通りで郵便物が郵送されてくる形になるので注意してください。
他にも、以下のような行為をする際はネットのほうが安全に利用できます。
- カードローンの利用(出金)
- カードローンの増額申請
- カードローンの情報更新
- カードローンの契約解除
- カードローンの質問・相談
このようなネットからのカードローン利用ですが、「マイアカウントページ」にて行えるようになりますので、契約後に通知されてくるメールを参考にして、マイアカウントからカードローンの操作を行うようにしましょう。
カードローン契約後に設定される、契約者専用のウェブページのことをマイアカウントと言います。
マイアカウントでは、「入金・出金・その他の申請・連絡」が行えるようになっていますので、これらの作業のために店舗を訪れる必要はありません。
マイアカウントの利用そのものに、デメリットやリスクのようなものは御座いません。
出金に関しては振込先口座を入力し、後は振込のボタンをクリックするだけで行えますので、提携先ATMのみでお金を引き出す時代ではなくなっています。
面倒な契約の解除についても、「完済後に契約解除の申立て」を行うだけで問題ありません。
その後、電話連絡により契約解除の意思を口頭で伝えると、店舗を訪れないでも契約解除が行えます。
返済にも注意が必要!?借入審査後に身バレすることもある
基本的に、銀行やサラリーマン金融に関係なく、身バレするような対応は厳禁となっています。
ですが、そのような対応は事情により守られないこともあるので、その点を理解した上で利用された良いでしょう。
事情により守られないこともある・・・についてですが、以下のような対応が目立った場合には、「会社や自宅」に業者側から良く電話がかかってくるようになります。
- 返済で遅延が目立つ
- 返済対応が長期で見られなくなった
- 契約者が裁判の手続きを勧めている
返済は「約定日返済」と定まっているので、決められた日時までに返済が見られない場合は「遅延」と見なされます。
すると、遅延分はいつの支払いになるのか・・・という約束を取り付けないといけなくなりますので、借入先から電話がかかってくることが多くなるのです。
遅延は長期であっても「1ヶ月程度」しか待ってもらえませんので、それを超えて電話連絡に応じなかった場合は、銀行やサラリーマン金融に関係なく裁判処理が行われやすくなります。
すると、「業者、裁判所」から2通以上の通知書が届くようになりますので、状況によっては身バレする確率が高まってしまうでしょう。
このような通知は、本人が「債務整理」などで裁判の手続きを進めても同様の結果となりやすいです。
返済などが難しくなった場合、身バレのリスクも高まってしまいますので、安易に相談もなく自分勝手な行動は行わないほうが賢明でしょう。
驚きの在籍確認対処法!在籍確認の意外な切り抜け方
在籍確認ですが、「身バレのリスクが減る、在籍確認時間も短くなる」というテクニックが存在します。
そのテクニックとは「連絡日時の指定」です。
カードローン申込を終えると、業者側から在籍確認に関する電話がかかってくるのですが、その際に「休日が良い、あまり人がいない時間が良い」と指定することは可能です。
休日出勤の予定がある場合は休日を指定し、お昼の休憩時間を狙って電話をかけてもらいたい場合は、休憩時間の間のみで電話をかけるようお願いしてみましょう。
このような相談はカードローンでは多い相談なので、よほど業者側に余裕がない限りは相談に乗ってくれます。
審査には基準が存在する!審査そのものに落ちた時の対処方法
カードローン審査についてですが、在籍確認を終えてもカードローン審査で通ったと見なされるわけではありません。
以下の条件をクリアできない場合、特に銀行ではカードローン審査で落ちてしまう可能性が高まってしまいます。
- 安定した収入を得ている
- 勤続年数が1年以上
- 年収が100万円以上
このような審査基準を重要視している銀行は多いため、まったく借金がないのに借りられない人もいます。
女性の場合に多く、職業では「パート、主婦」で多いとされている審査落ちの理由です。
(⇒パート収入があれば主婦でも借りられる?)
もし、このような形で審査落ちになっている場合は、可能な限り「月末のみで審査を受ける」ようにしましょう。
その理由ですが、銀行の場合は月末にかけてノルマが存在するため、審査が緩くなりやすいからです。
カードローンの場合、定められている契約者数以上の契約達成を指してノルマと言います。
サラリーマン金融では不明とされていますが、銀行では中旬から月末にかけてノルマ達成の意識が上向くため、上旬より下旬のほうが審査が緩いと評価されています。
もし、銀行ではカードローン審査が難しいとなった場合ですが、その場合は「大手サラリーマン金融」で審査申込を行うと良いでしょう。
サラリーマン金融は、大きな借入(100万円以上)にあまり対応していませんが、低収入者でも小さな借入(50万円以内)であれば審査に通ることが多いです。
また、近年では銀行のほうが契約者数が増えてきているため、サラリーマン金融も新しい契約者を獲得しようと、積極的に審査に通すケースが増えてきています。
【参考ページはこちら】
サラ金のカードローンって微妙?