プロミスでもできる？借入額の一時的な増額対応について

融資の中には、『一時的な増額』というサービスがあります。これは「今月だけちょっと限度額が足りないから、一ヶ月間だけ多めに貸して欲しい」際に役立つでしょう。

ただ、このサービスは一部の金融業者しか対応していません。たとえば今回メインでご紹介する『プロミス』の場合、利用している人も多いため、可能かどうか気になりませんか？
（⇒プロミスで借りたい方にオススメ記事）

プロミスで一時的な増額は可能なのか、会社の仕組みからも考えていきましょう。

一時的に増額可能なのはクレジット？対応可能なサービスの例

一時的な増額が可能で有名な商品は、カードローンよりも『クレジットカード』に多いです。

一時的な増額を行うまでの手順は、主に以下の通りです。

一時的とはいえ契約内容を変更するので、審査は必ず発生します。それに落ちれば当然増額は不可能なので、切羽詰まっている場合は注意しましょう。

そして買い物枠に比べ、融資枠…つまりキャッシング機能やカードローンの一時的な増額対応は、できるかどうか差があります。プロミスもカードローンがありますが、果たしてどうでしょうか？

プロミスでは不可能！？特に案内がない一時的な増額

プロミスの公式サイトを良く見ると分かりますが、一時的な増額については案内がなく、カードローンで詳細な説明がない要素はほとんど未対応となります。

なお、プロミスでカードローンといえば、下記のプランが該当します。

最大で500万円借りられるため、増額を希望し続ければそこまで増やせる可能性があります。ただ、それは『普通の増額』であり、「来月だけ500万円まで増やして！」とはできないのです。

これは不便なように感じるかもしれませんが、普通の増額…つまり恒久的に限度額を増やせるため、気にしない人も多いでしょう。（こちらもご参考に→増額したい方はここをチェック！）

引き下げも有効活用！？一時的な増額の代替策とは

プロミスは通常の増額に加え、『限度額の引き下げ』も実行できます。一見すると「下げる必要なんてあるの？」と思うかもしれませんが、これを活用すれば『一時的な増額』っぽい利用も可能でしょう。

具体的には、以下のように手続きを勧めます。

こうすることで限度額を増やしつつ、後で引き下げれば『一時的な増額』を再現できます。

一見すると手間が多くメリットがなさそうですが、一時的な増額でないと嫌な人、特に「増やしてはもらったけど、あれからは大金も必要じゃないから元に戻したい」と考えている人には、一考の余地があるでしょう。

増額と違って減額の場合、希望するだけで実行可能なので、実際はそこまで面倒でもありません。

プロミスの増額は簡単？手続き方法を大公開！

元に戻すかどうかはさておき、プロミスで増額するならそれなりの手続きがあります。その方法について、簡単にチェックしてみましょう。

この説明からも分かるように、プロミスの増額はインターネットから行うため、時間と場所を選ばないのが非常に便利です。

仮にインターネットからの手続きが難しいなら、電話などでも応じてもらえるため、心配なら先に連絡するのが良いでしょう。プロミスは大手消費者金融らしく、応対の良さも評判です。

ただ、この増額は申し込みこそ簡単でも、一時的なものと同じく審査は欠かせません。

プロミスの増額をより確実に成功させる3つのコツ

プロミスの増額審査は緩いとはいえませんが、最初の申し込み時と似たような特徴があり、それも踏まえると3つのコツがあります。

• 半年以上経過しているか
• 収入が良くなったら申告しているか
• 今までの返済実績はどうか

融資の申し込みは前回の結果が出てから、およそ半年は再チャレンジができません。これは増額でも同じで、もしも半年以内に手続きをしたのなら、もう少し待たないと無意味になります。

また、プロミスが『登録情報に変更があればお知らせください』と書いているように、収入などが変われば知らせる必要があります。特に昇給などで年収が増えていると、申告しないと損です。

当たり前ですが、初回申し込みより収入が増えていると、増額審査でも大きく有利です。ですが私たちが申告しない限り前回の収入のまま審査するので、審査落ちの理由が『申告漏れ』になる可能性もあるでしょう。

そして最後に、『これまでの返済実績』です。これは一番重要ともされ、簡単にいえば「定期的に利用しつつ、返済には遅れていないか？」というものですね。

返済実績が優れている場合、融資審査に通りやすいどころか、さらなる恩恵もあります。

増額は相手からのお誘いも？プロミスを真面目に使う利点とは

プロミスだけでなく、金融業者全般は『利用実績が優れている人に増額を勧める』ことがあります。

仮に一時的な増額に対応している業者でも、このお誘いでは恒久的な増額のみとなり、具体的には以下のような人が誘われやすいでしょう。

• 返済に一度も遅れていない
• 利用機会や金額が多い
• 任意返済などでハイペースに完済している

カードローンは返済を長引かせるほど業者側の利益になるのですが、毎月少しずつしか返せない人は、返済能力が低いとされますよね？

だから一括返済や任意返済で積極的にお金を返してくれる人は、プロミスとしても非常に信頼できる顧客です。そんな顧客になら大金を借りてもらうほうが、会社としてもより利益につながります。

ただ、増額の誘いがあっても手続きをしなければ、カードローンの限度額は増えません。もしもお誘いをされて乗り気なら、その場で手続きをするくらいの気持ちで良いでしょう。

増額は断れる？増やさないことでメリットはあるのか

増額に誘われても手続きが必要なように、『増やすのを断ることも可能』で、限度額が増えないからこそのメリットもあります。

デメリットも多いのですが、人によってはメリットも大きく感じるでしょう。特に、「もしも落としたときに不正利用されたらどうしよう…」と考えるなら、最小限の枠だと被害も少ないですね。

また、カードローンの不正利用はクレジットカードと違い、保証が十分ではありません。「カードローンを不正利用されたけど、結局は自分が払わないといけない…」という結果が多いので、リスク回避の恩恵は十分あります。

何となく断りにくい増額のお誘いですが、不都合なら遠慮なく伝えるべきですし、仮に増やしても後から減額可能なので、取り返しのつかない状況にはなりにくいでしょう。

一時的だと微妙！？可能なら通常の増額をすべき理由

プロミスでは一時的な増額は難しいものの、それが大きな欠点とならないのは伝わったでしょう。

もしもまだ理解しきれないなら、以下の説明をお読みください。

『一時的な増額のメリットは通常の増額では得られないのか？』という視点で、一度考えてください。

このようになりませんか？つまり『一時的な増額の恩恵は大抵通常の増額でも得られる』ため、プロミスは必要ないから一時的な増額を案内していない、とも考えられるでしょう。

融資はもともと計画的に使うべきなので、増額するなら恒久的に増やしてもらい、自制することを学びながら使ってみてはどうでしょうか？

【参考ページはこちら】
みずほの借入額を増やす方法