現代のカードローンの中には、銀行やサラリーマン金融に該当しないカードローンも含まれます。
それが、多摩信用金庫などで販売されている信用金庫のカードローンです。
特徴は低金利、使いやすいサービスでしょう。
銀行とは違い気楽に使える雰囲気があるため、今では女性の利用者が多いことでも知られています。
多摩信用金庫では、2WAYやCITYといったお客様の都合に合わせたカードローンを用意しているため、カードローンの使いやすさも評価されています。
今回は、そんな多摩信用金庫で人気のカードローンの案内となっていますので、信用金庫に興味がある人は良ければ御一読ください。
銀行と何が違う?信用金庫のカードローン
銀行カードローンと信用金庫カードローンは、良く比較されていることが多いです。
実際に、一般的な銀行カードローン、信用金庫カードローンの金利は以下のような設定が多いです。
- 銀行:4.5%~14.5%
- 信用金庫:14.5%
- サラリーマン金融:4.5%~18.0%
信用金庫は全体的に同じような金利でカードローン販売を行っているので、多摩信用金庫カードローンも金利は14.5%で設定されています。
金利のみで考えると、サラリーマン金融より低金利なだけ・・・なので、それほどお得感がないこともわかります。
ですが、信用金庫には以下の利点もあるので、今でも利用されている方が多くおられるのです。
- キャッシュカードにカードローン機能を組み込める
- カードローン審査が早い
- 適切な借入限度額で設定してくれる
銀行とは違い、信用金庫カードローンは「誰でも同じような設定」で利用できます。
つまり、シンプルな内容となっているため、将来的に不安になる要素がなく評価も高いのです。
サラリーマン金融より使いやすい!信用金庫だけのサービス
信用金庫とサラリーマン金融を比較した場合、信用金庫を選ばれる人のほうが多いとされています。
選ばれている理由ですが、信用金庫には信用金庫だけのサービスがあるため選ばれているのです。
簡単にまとめると、以下のようなサービスは信用金庫だけのサービスと言われています。
- 親身な相談を行ってくれる
- エリア限定で契約が可能
親身な相談というと、銀行やサラリーマン金融も行っているイメージがありますが、実はそうではありません。
相談というのは、基本的に以下の部分までで制限されていることが多いです。
- 借入に関する相談
- 自分に合ったプランの相談
人によっては、「特殊な事情」でカードローン申込をされる人もいるでしょう。
ですが、銀行やサラリーマン金融の場合は、カードローン審査をマニュアルを通す形で対応しているため、特殊な事情をお持ちの場合も一般の人と同様の扱いとなります。
例えば、「すでに借金している人の借金、すぐに借りたいという希望」の場合、かえってカードローン審査に落ちやすくなることもあるのです。
多摩信用金庫といった信用金庫では、そんな事情をお持ちの人であっても審査前に相談が可能です。
信用金庫は低金利?便利なロングパートナー制度のご案内
信用金庫でもそうですが、低金利というのはサラリーマン金融といった金利が高めの金融機関と比較した場合、低金利と言えるかどうかで判断されていることが多いです。
つまり、「すべての金融機関と比較」しているわけではないので、普通の金利でも低金利と称されていることがあります。
多摩信用金庫もこれは同じです。
金利は14.5%の固定金利となっているので、それほど金利が低いわけではありません。
(⇒キャッシングの金利についてもっと詳しく)
金利設定が借入に応じて変動しないものを固定金利と言います。
逆に、借入が増えていくたびに低金利になる金利を変動金利と言うのです。
しかし、最終的に多摩信用金庫カードローンの金利は低金利になります。
多摩信用金庫には「ロングパートナー制度」があるため、思われている以上に金利が低くなるため、長期利用であれば他のカードローンより使いやすい内容となっているのです。
多摩信用金庫との取引をポイントに換算し、一定のポイントが貯まるたびに金利が低くなる制度のことを、ロングパートナー制度と言います。
ブロンズステージ、シルバーステージ、ゴールドステージといった各ステージが設けられているのですが、ゴールドステージまで進むと金利が「15%割引」になるのです。
この場合、12.325%の金利設定となるため、ロングパートナー制度込みであれば低金利だと言えます。
気になる審査基準!多摩信用金庫は収入が安定していれば大丈夫
信用金庫はシンプルな構成となっているので、カードローンの審査基準もわかりやすいです。
信用金庫の安定継続した収入・・・の場合、以下の条件をすべて満たすだけで審査上では問題となりません。
- 毎月決まった収入を得ている
- 収入の幅が広くない
- 最低限の収入を得ている
多摩信用金庫でもそうですが、信用金庫は「主婦、パート、アルバイト」でも審査に通る可能性があります。
つまり、最低限の収入という面で「優しいカードローン審査」を行っているのが、信用金庫だけの魅力なのです。
銀行でも同じような言い回しを見かけることがありますが、正確には以下のような厳しい一面もありますので、誰でも気楽にカードローン審査を受けられるわけではありません。
- 1年以上の勤続年数が必要
- 2年以上の営業実績が必要
- 100万円以上の年収が必要
銀行カードローン審査の審査基準でも、「パート、アルバイトの申込OK」となっています。
ですが、上記の条件を満たさないといけませんので、実質最近になって働き始めた人は審査対象外になるのです。
信用金庫はこのような場合でも柔軟に対応してくれます。
信用金庫だけの特徴!信用金庫のサービスは地域密着型
信用金庫は地域密着型サービスを心がけています。
地域密着型サービスというのは、地域に対して明るいサービス対応のことです。
具体的に、以下のような面で利用者は得をする場合が多いサービスとなっています。
- 職業に対して審査が厳しくない
- 相談がスムーズに進む
銀行やサラリーマン金融でも同じですが、審査というのは「職業が重要」となってくるため、地域密着型サービスでなければ審査に通らないケースも存在します。
例えばタクシー運転手がそうです。
タクシー運転手の場合、「不安定な収入」と見なされることがあるため、銀行やサラリーマン金融では審査に通らないこともあります。
収入が多いだけで審査に通るということはないため、正直な話、審査前の相談もスムーズにいきません。
しかも、何故審査に落ちたのかは不明のまま審査落ちの対応を取られるのです。
信用金庫の場合、地域密着型サービスの対応を行ってくれるため、このような職業で収入を得られている方でも相談が行えます。
本来は10万円程度しか借りられない人でも、信用金庫であれば50万円、100万円といった借入が許可されやすいのです。
他にも、「その土地特有の仕事(兼業農家、漁師、木こりなど)」に就かれている人でも、収入に対して貸出が可能なのかを調査してくれている場合が多いです。
なので、銀行カードローンといった審査では難色を示された・・・という場合、信用金庫を利用してみることをオススメします。
こんな人でも大丈夫!審査対象者も広範囲な多摩信用金庫
多摩信用金庫は審査対象者が広範囲となっているため、基本的に審査対象外になることがありません。
以下のような人でも審査対象者として見なされます。
- 主婦
- 自営業者
- 夜専門のお仕事に就かれている人
銀行でも主婦、自営業者に対してカードローンの販売を行っているのですが、実質審査に通るのはほんの一部の人達です。
というのも、「年収前提でカードローン審査を行っている」ため、全体的に審査に通る人はそれほど多くありません。
年収に対して厳しい銀行カードローンでは、「180万円、200万円よりも上」の年収を得ていないと、カードローン審査の対象者になれないことまであります。
なので、それほど大きな借入を希望されていないのであれば、多摩信用金庫を利用したほうが良いでしょう。
多摩信用金庫といった信用金庫では、「10万円以内の借入」も問題なく行えます。
銀行やサラリーマン金融では、「20万円以上で自動的に設定」されることもあるため、チョットだけ利用するというのは難しいです。
この点も信用金庫との大きな違いでしょう。
最後に信用金庫は地域密着型サービスを心がけているので、夜勤専門の人やナイトワークをされている人にも最適です。
従来では、カードローン審査に通りづらい人物とされているのですが、信用金庫では先に地域全体の業者を調査しているため、このような立場にある人でも審査対象と見なされます。
毎年で更新がかかる!多摩信用金庫カードローン2WAY
多摩信用金庫カードローンでは、「2WAY、CITY」という2種類のカードローンを販売しています。
2WAYは毎年で契約更新されていくタイプのカードローンです。
そのため、CITYと比較しても大きな違いはないため、更新時期を考慮に入れて好きな方を選択するだけで問題ありません。
業者名 | 多摩信用金庫 |
---|---|
商品名 | カードローン2WAY |
融資限度額 | 20万円 |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上65歳未満の方(※) 2.当金庫営業地区内で居住、勤務されている方 3.安定継続した収入を得られている方 4.保証会社の保証を受けられる方 ※法人役員を除く |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
ご利用期間 | 1年(※) ※1年ごとの自動更新 |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | 一般社団法人しんきん保証基金 |
2WAYだけの特徴!毎年更新される便利なカードローン
毎年更新される2WAYは、銀行やサラリーマン金融で販売されているカードローンと同じように利用できます。
契約更新が毎年となっていますが、更新の際は再審査が行われるようになっています。
信用金庫はエリア限定で金融商品の販売を行っていますので、すでにエリア外に出ている場合は契約更新が不可となるため、その点に注意して利用することが大事です。
信用金庫の場合、営業所と同じ地域で居住、勤務されているかを指し示す言葉として用いられています。
エリア内というのは営業所と同地域内、エリア外というのは営業所と違った地域で居住、勤務されている場合を表します。
エリア外で居住、勤務される場合ですが、「解約の手続き」が必要となるので注意してください。
2WAYの場合、契約更新を自動で行ってくれるため、その手間が省けるという利点があります。
また、再審査というのはエリア内で居住、勤務されているか・・・だけを調べるわけではないため、以下のようなメリットが発生することもあります。
- 貸越極度額の増額
- 他ローンの利用が可能となる
貸越極度額というのは借入限度額のことです。
最初は20万円以内で設定されますが、利用上で問題ない場合は50万円以上の貸越極度額が設定されるため、銀行とほぼ同等の借入が認められるケースもあります。
他ローンというのは、信用金庫で販売されている「自動車ローン、生活ローン」といったローンのことです。
これらの利用に関するローンも、カードローンで信用を得ている場合はスムーズになります。
女性からも人気!多摩信用金庫カードローンCITY
長く気楽に多摩信用金庫カードローンを利用したい場合、2WAYではなくCITYを選択すると良いです。
こちらは女性向けのカードローンとなっていますが、更新が3年毎となっているため更新作業が面倒ではありません。
業者名 | 多摩信用金庫 |
---|---|
商品名 | カードローンCITY |
融資限度額 | 20万円 |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上65歳未満の方(※) 2.当金庫営業地区内で居住、勤務されている方 3.安定継続した収入を得られている方 4.保証会社の保証を受けられる方 ※法人役員を除く |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
ご利用期間 | 3年(※) ※3年ごとの自動更新 |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | 一般社団法人しんきん保証基金 |
貸越極度額で影響が違っている!2WAYとCITYの相違点
貸越極度額でもそうですが、増額というのは「評価上」で発生するようになっています。
一定の期間で利用されている場合に発生するものではありません。
具体的に以下のような面で問題がないと判断された場合、増額の評価が付くようになっています。
- 契約後の利用が穏やか
- 契約後の返済が安定している
- 他であまりローンを組んでいない
カードローンというのは、昔とは違い「印象も大事」とされていますので、その点に注意をして利用されたほうが良いでしょう。
契約後の利用が雑な場合、審査上の評価も下がってしまうため注意が必要です。
例えば、契約後に全額をすぐに引き出すようでは問題があります。
できるだけ「小出しで利用する」ようにしましょう。
このようなカードローンの利用に関する履歴も、データの1つとして蓄積されていきます。
これは「個人信用情報」というのですが、あまりにも個人信用情報が酷い内容の場合、以下のようなペナルティが課せられることもあります。
- 借入が認められない
- 現在の借入分が減額となる
ローンの状況はすぐにバレる!?対応が曖昧だと低評価に繋がる
カードローンでもそうですが、ローン状況というのはバレるようになっています。
というのも、銀行やサラリーマン金融、信用金庫といった金融機関は「個人信用情報機関」に加盟しているからです。
国内ではCICが有名ですが、個人信用情報を取り扱っている機関を個人信用情報機関と言います。
加盟している場合、個人の借入・返済に関する全情報の確認が可能となるため、カードローン申込で嘘の情報を記載しても、すぐにバレるようになっているのです。
つまり、あまりにも嘘の情報が目立つようであれば、「カードローン審査で必ず落ちる」ようになります。
審査後に審査内容を金融機関側は教えないようになっているため、このような審査結果については個人で判断しなければなりません。
信用金庫はカードローン審査が甘いと言われていますが、その点も考慮に入れて利用する必要があります。
また、個人信用情報はカードローン申込で記入が必須となっていますが、以下の項目で記入ミスが見られないようであれば、審査上で評価が下がるというリスクも低減します。
- 年齢
- 氏名
- 住所
- 勤務先
- 年収
- 職業
- 連絡先電話番号
- 勤務先電話番号
- 借入件数
- 借入総額
記入に関して自信がないという人は、面倒でも「メモを用意しておく」ようにして、メモを見ながら記入を済ませるようにしましょう。
また、電話連絡を取りながらカードローン申込を行うことも可能なので、ローン用のフリーダイヤルに電話をかけて、アドバイスをいただきながら申込を進めていくという対応も可能です。
【参考ページはこちら】
カードローンが組めない人必見情報