カードローンというと、今ではサラリーマン金融だけでなく、銀行借入も大変な人気となっています。
その人気の理由は低金利の影響だけではありません。
近年では、銀行を通じてまったく新しいカードローンを契約している人が増えているのです。
低金利だけでなく、審査についても柔軟となってきているので、今ではこのような借換と言われているローンも可能となっています。
今回は人気が上がってきている借換について徹底的な比較・検証を行っていますので、興味がある方は便利なテクニックや知識を学んでいってください。
安心の銀行借入！低金利で使えるカードローン
なぜ銀行を利用している人が増えているのか？というと、銀行は「低金利」なのに審査が厳しくなくなってきているからです。（こちらもご参考に→低金利のおまとめで返済負担を減らせる？）
これにより大きな得をする人も増えました。
主に「女性」がその恩恵にあずかっているわけですが、女性の場合では以下のような恩恵があり利用者が増えている状況です。
- 大きなローンが可能になった
- 審査で落ちにくくなった
- 家族でカードローンを持てるようになった
- ネットから契約を結べるようになった
- 電話連絡が少ない状況で利用できるようになった
銀行というと低金利ばかりが叫ばれていますが、女性にとってみると上記のようなサービスのほうがありがたく感じる・・・というわけです。
また、低金利についても比較をしてみると、「それほどの差があるわけではない」ので注意が必要です。
例えば、大手銀行と中堅銀行で比較した場合でも、「金利は0.5%程度」しか違いません。
銀行で低金利と言われている商品は、あくまでも「銀行以外」と比較した場合に大きな金利差となっているだけなのです。
借入・借換も余裕！銀行は融資限度額にも大きなゆとりがある
銀行を利用する人というのは、何も「新規借入」のみで審査申込しているわけではありません。
今では、サラリーマン金融からの借換を意識して、銀行でカードローン審査を受けている人も多いのです。
借換ローンのことを銀行やサラリーマン金融では借換と言います。
借換される場合、すでに契約されているローンが必要となりますが、借換ローンの審査に通った場合は、「借入可能額が増える、金利が安くなる」などのメリットが発生しやすくなるのです。
また、どうして審査がサラリーマン金融より厳しいとされる銀行を利用するのか？というと、それは「法による厳しい規制」がかかっていないためです。
総量規制と呼ばれている規制が、今ではノンバンク系を中心として適用されています。
法による厳しい規制が適用されていると、「年収の3分の1以上」は絶対に借りられなくなってしまうため、総量規制対象外の銀行カードローンに人気が集まっているのです。
借入に対するゆとり（融資の余裕）も、銀行とサラリーマン金融では大きな開きがある状況となっています。
- 銀行：100万円～300万円の借入でも審査に通りやすい
- サラ金：100万円以上の借入では審査に通りにくい
銀行借入を通じて借換を相談した場合、借り換えできないものはないと思っても問題ありません。
このような背景があるため、金利の見直しを図っている方は銀行カードローンの借換を良く検討されているのです。
審査申込前の注意点！借換可能でも借換不能なことがある？
銀行は借り換えできないものはないと言われているほど、今では借換ローンを通じて新しく借金をされている人が増えています。
具体例では「ギャンブルで発生した借金」が該当します。
借金というのは、別名では「信用貸し」と言いますが、借金そのものは担保になるもの（保証人になってくれる人）、もしくは返済可能であることを証明できる信用が必要となるのです。
ギャンブルの場合、どれほどの返済能力を有していたとしても、「新しくギャンブルで借金を作ってしまうリスク」があるため、銀行やサラリーマン金融では借金を認めていないのです。
他にも、以下のような理由があり新規借入が必要という場合、基本的に銀行の借換ローン審査では通りません。
- 返済する意思のない借入
- 借入の目的が不明瞭な借入
- 第三者に譲渡する目的の借入
銀行の借り換えできないものはない・・・は、「健全性を謳っている」ものであり、どのような要望の借金でも平等に貸せますという約束ではないのです。
ネットの情報に要注意！銀行に存在するカードローンの噂
銀行借入は大変な人気となっているので、「正確ではない情報」も数多く存在します。
良く見かけるものでは、ブラックでも銀行カードローンを持てたというものがあります。
ですが、今では嘘である事実が判明しているので、あまりこのような話を鵜呑みにしてしまわないよう注意しましょう。
なぜ、ブラックでも借りられるという情報が見つかるのか？というと、以下のような理由でネットに残っていることが多いからです。
- 宣伝目的
- 過去の情報が更新されないまま
- 情報を信じて別の人が新しく書き込んでいる
上記の理由について注意して欲しいものがあるのですが、それは「宣伝目的」で残っている情報です。
宣伝目的というのは、あまり健全ではない理由で宣伝を行っていることが多いです。
利用してしまうと悪徳業者と契約をする羽目になることも多く、このような業者を「知らなかった」という理由で利用されていても、信用情報では評価が下がってしまうことまであります。
カードローンなどのローンでは、個人信用情報のことを信用情報と言います。
信用情報には、現在までの「借入・返済」に関する履歴が登録されています。そのため、信用情報に問題の多い情報が見つかる場合は、新規でローンを組むことが難しくなってしまうのです。
ブラックでも借りられるは危険！利用しないよう注意が必要
ブラックでも借りられるという情報だけでなく、「誰にでも貸します」、「100%審査に通る」という広告は危険性が高いです。
審査に通ってしまうと金利が高い状況で、返済を行わないといけなくなってしまいますので、見かけた際は利用しないように注意しましょう。
人によっては、物見遊山のような気分で電話のみかけてしまう・・・という人がいますが、言葉巧みに誘導され「ついつい契約してしまう人」もいるのです。
このような違法な金利で商品を販売している業者を「ヤミ金」と言います。
悪徳業者の場合、金利設定がやや高い程度で済みますが、ヤミ金の場合は「トイチ、トサン」でお金を貸し出していることで有名です。
悪徳業者であれば、年率（年間で）100%未満の金利で設定を行っている場合が多いのですが、ヤミ金は10日で1割の金利を要求してくるため、人によっては半永久的に完済できないままという状況が続いてしまいます。
最初から「貸すことだけ」を考えて営業を行っているため、以下のような文面で広告を出していることが多いです。
- 100万円以上でも貸せます
- 審査無用で即日融資可能
- ブラックOKのカードローン
- 安心の○○ファイナンス
○○ファイナンスでもそうですが、今ではこのような広告を打っている金融機関はありません。つまり、ヤミ金や悪徳業者のみで良く利用されている広告（文面）となります。
借入・借換で頼りになる！みずほ銀行カードローン
もし、「50万円以上」のカードローンを希望しているのであれば、銀行では借入・借換でもみずほ銀行が推奨となります。
推奨できる理由ですが、融資限度額では国内でもトップクラスの銀行だからです。
お金を借りるという行為は、融資を行う側に余裕がないといけません。
みずほ銀行は平均500万円の融資限度額が多い現在では珍しく、「1000万円まで」で融資限度額の設定を行っています。
そんなみずほ銀行カードローンの詳細が気になる方は、良ければ下の表を参考にして必要となる情報の確認を行ってください。
| 業者名 | みずほ銀行 |
|---|---|
| 商品名 | みずほ銀行カードローン |
| 融資限度額 | 1000万円 |
| 金利（年率） | 4.0%～14.0% |
| 審査基準 | 下記の条件を満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上満66歳未満の方 2.安定継続した収入を得ている方 3.保証会社の保証を受けられる方 4.外国人の方は永住許可を受けている方 |
| 遅延損害金 | 19.9% |
| 返済期間 | 原則1年ごとの更新（※） ※満70歳まで更新可能 |
| 必要書類 | ■本人確認書類（下記の内どれか1枚を提出） ・転免許証 ・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート ・印鑑証明書 ・住民票 ・在留カード ・特別永住者証明書 ・住民基本台帳カード ■収入証明書類（下記の内どれか1枚を提出） ■その他 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 保証会社 | 株式会社オリエントコーポレーション |
カードローン審査が甘い？大手でも審査に通りやすいみずほ銀行
みずほ銀行の保証会社は「株式会社オリエントコーポレーション」です。
オリエントコーポレーションは、通称の「オリコ」で人気の高い信販会社でもあります。
銀行は昔とは違い、今では「ローンの審査・保証」を保証会社に託す形で運営を行っています。
そのため、オリエントコーポレーションと付き合いの長い方であれば、審査についても素早く終わる場合が多いでしょう。
オリエントコーポレーションは、「自動車ローン、クレジットカード（※）」などでお世話になっている人が多いため、日本国内でも多くの人が利用している信販会社なのです。
※クレジットカードとしてオリコカードを販売している
また、このような対応を銀行が心がけている理由ですが、以下のメリットがあるため銀行では同じようなサービスが目立つようになっています。
- 保証会社は実績が多い
- 保証会社は信用が高い（知名度が高い）
- 保証会社は契約後の対応も行ってくれる
簡潔にまとめると、「ローンの販売」までが銀行側で対応している部分です。
審査・契約後は保証会社に引き継がれるようになっているため、銀行は運営にのみ力を集中することができるようになります。
保証会社は、「サラリーマン金融、信販系」の対応が非常に多いです。
やはり、親しまれている業者が多いため申込者の増加を期待できる狙いがあるのでしょう。サラリーマン金融では、「プロミス、レイク、アイフル」が保証会社を担当していることが多いです。
また、申込をする側としてのメリットは、銀行でもサラリーマン金融に近い形で審査を受けられるため、「審査に受かりやすい人も増える」というメリットがあります。
銀行で借りられない場合は？借換ローンはアコムでも対応可能
借換ローンは、「銀行のみで対応しているわけではない」ので、銀行カードローン審査で落ちてしまった場合は、サラリーマン金融の大手を利用するのが賢明です。
銀行カードローン審査で落ちてしまうと、軒並み銀行では審査に通りづらくなってしまうので注意しましょう。
今では、銀行だけでも審査申込の情報を共有するようになっています。つまり、「何度も審査に落ちてしまっている」と、その情報を把握された状態で、新規ローンの審査を受けないといけなくなるのです。
今回アコムを推奨する理由ですが、「借換にも良く対応してくれる」点で有名だからです。サラリーマン金融は大手であっても、それほど多くの業者が借換の対応をしてくれるわけではありません。
アコム借換ローンの詳細は、以下の商品内容を参考にしてください。
| 業者名 | アコム |
|---|---|
| 商品名 | 借り換え専用ローン |
| 融資限度額 | 300万円 |
| 金利（年率） | 7.70%～18.00% |
| 審査基準 | 下記の条件を満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上の方 2.当社基準を満たす方 |
| 遅延損害金 | 20.00% |
| 返済期間 | 最大13年7ヶ月（2～162回） |
| 必要書類 | ■本人確認書類（下記の内どれか1枚を提出） ・転免許証 ・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート ■収入証明書類（下記の内どれか1枚を提出） |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 保証会社 | – |
審査の早さに自信あり！サラリーマン金融だけの意外なメリット
銀行とサラリーマン金融を比較すると、今ではサラリーマン金融のほうがメリットが少ないとされています。
ですが、今でもサラリーマン金融だけのメリットは存在しています。
利用する上で知っておきたいサービスでは以下のようなサービスがありますので、良ければ下記についても参考にしてください。
- 審査が最速
- 審査がネットのみで完結する
- 在籍確認無しのサービスが存在する
インターネットを通じた審査対応を比較した場合、サラリーマン金融の「アイフル、アコム」が上位とされています。（こちらもご参考に→アイフルで借りたい方におすすめ記事）
その理由ですが、「最短10分以内」で審査が完了するだけでなく、「即日融資の実績数も多い」からです。
銀行は即日融資に対しても積極的ではありませんので、借換などを要求してくる人の場合は「申込後の翌日に審査結果を通知」という場合が多いでしょう。
大手サラリーマン金融であれば、「午後14時前に審査を終えている」だけで即日融資が確定します。
在籍確認無しは銀行では無理？サラリーマン金融だけのサービス
多くの人が煩わしいと感じている在籍確認についても、相談次第で無しにすることができるため、契約までのステップも短く済むよう配慮されています。
本人確認電話と呼ばれている対応があるのですが、一連の本人確認に関係している対応を在籍確認と言います。
本人確認電話は、その名の通り「電話による確認を自宅・勤務先」で行いますので、対応次第でカードローン申込が人にバレてしまうこともあります。
銀行の場合、サラリーマン金融より電話の回数が多くなりやすいため、必然的にサラリーマン金融のほうがバレにくいと評価されています。
後、銀行の場合はネット以外に実店舗の訪問が必須・・・のケースが目立ちますので、トータルで素早く契約を結びたいのであれば、銀行よりサラリーマン金融のほうが確実と言えるでしょう。
借入が多いと審査不可！借入の審査で断られるケースを徹底解明
借入というのは、「年収だけ」で行われているわけではありません。
現在では以下のような条件を満たす必要もあると言われているので、借入希望額が大きい場合は以下についても注意しておきましょう。
- 勤続年数が1年以上
- 引越しを繰り返していない
- 転職を繰り返していない
- 電話による連絡が確実に行える
- 収入の証明が可能
勤続年数についてですが、1年以上というのは銀行カードローン審査だけです。
銀行以外であれば、「安定した収入の確認」を収入証明書類で確認できれば問題なしと定められています。
他にも、過去に以下のような問題を起こされている人は、銀行借入では厳しい審査対応となりやすいです。
- 返済の遅延
- 急な借入件数の増加
- 不明な業者からの借入
- 多重債務者としての登録
- 自己破産者としての登録
多重債務、自己破産についてですが「裁判処理（裁判の申請）」をされた場合、自動的に破産情報が登録されるようになっています。
破産情報が登録されてしまった場合、金融機関からの借入は「1年間～10年間」で行えないように法律で定められていますので、その点を理解した上で裁判処理を検討されたほうが賢明です。
簡単な対応だけで問題なし！借換の問題を簡単に解決する方法
借換ローンについてですが、実は「銀行借入などを楽にする方法」も世の中には存在しています。
例えば、以下のような誰にでもできるような対応だけでも、借入に関しては審査が甘くなりやすいのです。
- 小さなローンを完済する
- 借入の目的を明確にする
- ローンの前に相談する
簡単な対処方法ですが、意外と知られていない人が多いため、自身の評価を上げられないまま審査に突入されている方が多いです。
ローンは「契約後の返済、完済」に関しても、業者側で情報の登録が行われていきますので、返済を正常に継続、もしくは完済することで将来の信用が違ってきます。
返済が大変だからといって返済の継続を簡単に諦めてしまうと、本来は審査に通る可能性があった銀行借入さえも通らなくなることがあるのです。
「急に借入が厳しくなった」という場合、小さなローンの返済などが原因となっている可能性も考えられるので、今一度、自身の返済状況については確認されておいたほうが良いでしょう。
後、お金を貸すという行為は「機械的に行われている」わけではありません。
返済について明確な計画が立っているのであれば、銀行やサラリーマン金融に対して窮状を訴えるのも賢い手段です。
銀行やサラリーマン金融では、「返済支援制度」というコーナー、及びスタッフの配備がされていますので、返済で苦労している人に対しても借入・借換の対応を行っています。
1人で悩んでいては問題は解決しないばかり・・・、そんな時こそ融資のスペシャリストを頼りましょう。
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今の消費者金融の利便性は？
