キャッシングやカードローンを考える時、たくさんある金融機関の中から一社を選ぶのはとても大変です。適当に選んで後悔しては元も子もありません。
何よりも気になるのは審査のこと。審査が厳しすぎるところに申し込むのは気が引けてしまう人もいるのではないでしょうか?
どちらかと言うまでもなく、審査が甘い会社に申し込みたいものですよね。でも、審査の甘い会社をどうやって見つければ良いのでしょうか?
お金を貸してくれる金融機関は?種類をチェック!
お金を貸してくれる金融機関は色々とあります。有名どころを挙げてみると、以下のような3つに絞れるでしょう。
- 銀行
- 消費者金融
- 信販会社
銀行、消費者金融は、現金のやり取りといった観点から考えると、真っ先に選択肢として考えるでしょう。現金以外でのお金のやり取りだと、信販会社で取り扱っているショッピングクレジットになります。
ショッピングクレジットは高額の買い物の時にはとても便利なものですが、自由な使途でお金を必要とする人にはやや不便と言えるでしょう。となると、「お金を借りる」という一点だけを重要視して、銀行か消費者金融にするのが最も良いと言えそうです。
みんな知ってる!銀行の充実度
銀行は誰もが知っている金融機関と言えるのではないでしょうか。子どもの頃から、お父さんやお母さんと一緒に銀行に行ったり、学生時代はアルバイトの給与口座を作ったり……と、驚くほどに生活に密着しているものです。
- メガバンクから地元密着まで様々なタイプがある
- 個人向けのカードローンも充実している
やはり銀行と言うと、生活する上ではなくてはならないものでしょう。社会的信頼度が高いのも頷けますし、様々なタイプの銀行を比較するのも楽しいことです。
また、何より気になる個人向け融資ですが、大抵の銀行ではカードローンを取り扱っています。銀行のカードローンは金利が低いことが特徴で、どんな銀行でも大人気となっています。
即日融資!消費者金融も見逃せない!
消費者金融は、融資に特化した金融機関です。利用のための手続きや、返済方法も大変簡単なので、利便性の高さを求める人にはもってこいの金融機関です。
- 審査が速い(最短で即日融資可能)
- 専用ATMや提携ATMが多い
消費者金融の審査はとにかく速く、最速で申し込んだ当日に結果が伝えられることもあります。タイミングによっては数十分で返答があった人もいたとか! 急ぎの時には嬉しいシステムです。
どっちがいい?金利について見てみよう
お金を借りる時に気になるのは、やはり何といっても金利のこと。審査の甘さも重要ですが、金利についても考えておきたいものです。
(⇒低金利の多摩信用金庫カードローン)
金融機関 | 審査 | 金利 |
---|---|---|
銀行 | 消費者金融より遅い | 低い(5%前後~) |
消費者金融 | 速い(最速で即日) | 高い(15%前後~) |
とはいえ、消費者金融の金利が高いのは、やはりその審査の速さに関係していると言えるでしょう。審査が速い分の手数料と考えてみてはどうでしょうか。急いでいる時には、多少の割増料金を払うことがありますよね。それと同様です。
審査の厳しさは銀行が上!避けて消費者金融へ!
審査の厳しさについてですが、銀行の方がかなり厳しいと言えます。金利の低さがとても魅力的な銀行、だからこその厳しさかもしれません。万が一貸し倒れなど起きたら信用問題ですし、融資希望者をがっつり審査するのは当然の話なのでしょう。
銀行と比較すると、消費者金融の審査は甘いと言われています。確かに即日融資などに見られるように、銀行よりも遥かにスピーディに審査を終わらせてくれますよね。消費者金融でOKだったのに、銀行の審査ではNGだった……という人もいるかもしれません。
銀行の審査の厳しさが苦手だと思う人は、消費者金融を利用した方が精神衛生上も良いかもしれません。いくら金利がお得でも、厳しい審査はイヤという人がいるのもおかしくはない話です。
消費者金融の審査は甘い?蓄積された審査ノウハウ!
消費者金融の人気の理由のひとつである、「審査が甘い」という噂。こう言われる理由は何なのでしょうか。
- 審査速度が速い
- 銀行でNGだったとしても借りられることがある
おそらく、このふたつが圧倒的な理由になるでしょう。どちらも借りる側としての立場からすると、大変助かる項目です。
消費者金融は銀行と違い、個人への融資に特化した業務を行っています。ゆえに、融資のプロとして、審査のノウハウが積み上げられています。銀行でNGだったとしても、貸し倒れにならない客だと判断することがあるわけです。
金利が高いのも、万が一の貸し倒れに対する保険のようなものだと考えられます。そう考えると、借りる側としても、高めの金利に納得せざるを得ないでしょう。
他にも利点!消費者金融の嬉しい営業範囲!
消費者金融は日本全国に展開しています。中小や零細の消費者金融は別ですが、テレビでCMをどんどん流すような超大手の消費者金融は、日本全国津々浦々、余すところなく自社展開をしているはずです。
どうせ高い金利を払うなら、とことんまで便利に利用したいものですよね。これも一種、お得と言える一面でしょう。
消費者金融で気を付けたい!総量規制について
消費者金融でお金を借りる時、気を付けたいのが総量規制のことです。総量規制とは、年収の三分の一以上の借り入れをしてはいけないという法律です。これは貸金業法の一部として有名です。
- チェック
- 年収の三分の一以上の借り入れができない
- (貸金業は)顧客の三分の一以上の貸付をしてはいけない
貸金業とは、消費者金融などの金融会社のことです。貸金業法は貸金業が守るべき法律で、総量規制はチェック項目のようになっています。無理な借り入れをしてはいけない、と利用者を止めると同時に、貸付をしてはいけない、と貸金業を止める役割も果たしています。
この総量規制はお金を借りる人にとって、時にかなり面倒なものとして認識されています。そう、総量規制以上に借りたい時に、自由に借りられないというネックがあるのです。
とはいえ、借り過ぎて自己破産などになっては目も当てられませんので、やはり無いよりは有った方が良い法律と言えるでしょう。消費者金融を利用する前に、自分の年収から総量規制を割り出しておくと良いですよ。
悪夢の取引停止!そんな時には返済を頑張って!
もしこの総量規制に引っかかると面倒です。いつも通りお金を借りようとしてATMにカードを入れても、一方的に取引が中止されていることがあるからです。そんなことになってはたまりませんね。
いくらお手軽でお得な借り入れができるとはいえ、取引停止になってしまっては不便です。返済を頑張って、できる限り総量規制から借入額を遠ざけましょう。
返済は全額?取引再開のコツ!
取引停止の理由が総量規制だった場合、停止解除は簡単と言えば簡単です。とにかく返済してしまえば問題ありません。総量規制から充分に遠ざかったと判断されれば、また取引再開が望めます。
総量規制とは「一社で借りた金額」が対象なのではなく、「貸金業全てで借りた金額」が対象となっています。貸金業のお店を変えても、総量規制に近いことには変わりがないのです。総量規制が近い人に新たな融資をするかと言うと、答えはノーですよね。
やっぱり銀行も…そんな時には提携カードローン!
ここまでで、金利の高い消費者金融でも、注意して利用すれば充分お得であることが分かって頂けたのではないでしょうか。しかし、やはり金利の低さは抗いがたい魅力。どうしても銀行で借りたい! という人もいることでしょう。
今、銀行と消費者金融が提携したカードローン商品が増えつつあることをご存知ですか?
こちらは銀行から発行されている商品ですが、審査を行うのは消費者金融です。審査基準も消費者金融になりますので、銀行の審査よりもずっと気楽に申し込むことができますよ。
(⇒審査なしでキャッシングできることもある?)
銀行の商品は総量規制に関係ない!
銀行と消費者金融が提携したカードローン商品は、今、かなりの人気を博しています。と言うのも、あの鬱陶しい総量規制が適用されないからです。
消費者金融と提携しているからと言って、銀行から販売されているカードローン商品に、貸金業法が適用されることはありません。銀行は銀行法という法律によって運営されています。よって、貸金業法内で効力を発揮している総量規制は、銀行には全く関係がないことになります。
- 銀行なのに審査が速い
- 銀行の商品なので貸金業法が関係ない(総量規制が関係ない)
- クレジットヒストリーを積める
審査が速い、総量規制が関係ないという点に加え、クレジットヒストリーが積めるという利点があります。クレジットヒストリーとはいわば信用情報で、借り入れと返済を健全に繰り返すことによって積み上げられていきます。
信用情報が積み上げられれば、厳しい審査にも通過しやすくなります。銀行の商品で積んだという事実もプラス要素になりますので、利用しない手はありませんよね。
堅実に使おう!お得な提携カードローン!
提携カードローンはお得な要素がとても多い商品だと言えます。特に、銀行の商品でありながら、消費者金融的な審査で済む部分が特徴的です。
それでも、銀行の商品であるということのメリットは計り知れません。消費者金融を使っていた人、あるいは、消費者金融と並行して使いたい人、ぜひ狙って頂きたいカードローンです。
【参考ページはこちら】
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